〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 2004年1月9日 〓〓〓〓〓〓
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◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 295号 ◆◆◆
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〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
姿の見えない敵にどう対処するか。
見えなければ見えるようにするしかない。
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━━━━━━━━━━━ 2004年1月8日付日経MJ14面より引用 ━━━
■昨年7月に発売した資生堂のセルフ化粧品「マジョリカマジョルカ」
が計画比2割増のペースで売れている。売れ行きを支えているのが、企
業の仕掛けに乗りにくいとされる10代だ。
■「神秘マーケティング」が女子高生をとらえた。
■じゅ文のようなブランド名をはじめ、「情緒性、手作り感、神秘性を
キーワードにした」とマーケティング本部販売施策部の高橋満氏。商品
は380円のマニキュアから1800円のファンデーションまで約100品目。
■「マジョリカマジョルカ」では単品で2000円以下。同社の調べでは、
10代後半から20代前半の若者では2000円以下の商品購入率が8割まで拡
大していた。
■さらに「彼女たちに人気のファッション誌がコーディネートではなく、
商品を羅列したカタログ的な作りをしている」(高橋氏)ことに注目。
「かわいい」と思われる単品を次々投入し品ぞろえを充実した。
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ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!
●「生兵法は怪我のもと」という言葉がありますね。これは、兵法に書
いてあることを表面的に読んで、「こうするべきだ」という固定観念を
もってしまい、それをすべての事象に適用して失敗することを警告した
ものです。
●残念ながら、現代の日本人の多くは、このような頭の構造になってい
ます。学校のテストで高得点を狙うことばかりを強いられてきた人々は、
公式を暗記して与えられた問題を解き、先生の求める正解を書ければ良
いのだと体で覚えてきました。
●だから、社会人になってもそのようにやろうとしますが、しばらくす
ると「学校とは違う」ことに気づきます。例えば、学んだ通りに陳列し
ても売れない、同じように接客してもお客によって反応が違う、上司に
聞いても満足する答えが返ってこないなど。
●「洋服はコーディネート(組み合わせ)して提案すれば売れる」とい
うのは、1つの公式でしょう。私にも当てはまります。しかし、女子高
生の大部分に対しては違うのかもしれません。
●記事の引用部分以外のところに、資生堂が女子高生の世代をなかなか
「とらえ切れていなかった」と書かれています。「つかみどころがない」
と。
●まさに今までの公式が通用しにくい世代なんですね。こんな場合、ど
うすればよいかということについての答えを誰も持ち合わせていません。
現象をよく観察するしかないわけです。
●資生堂は、10代後半の若者が2000円以下の化粧品購入率が8割である
ことや、人気のファッション誌の作り方から、商品の基本コンセプトを
考えていきました。
●また、これも引用部分以外ですが「新しいもの好き、不思議な雰囲気
好きの女子高生」とありますので、こういう部分も調査した結果わかっ
たことなのでしょう。
●そして、それらの情報をもとに商品開発のキーワードに「情緒性、手
作り感、神秘性」を決定し、これを肉付けしていったのだと思います。
このブランドの紹介サイトも相当凝った、面白い作りになっています。
サイトはこちら⇒ http://www.shiseido.co.jp/mj/html/
●手も足も出ないような相手であっても、じっくり観察していると、そ
の行動の本質が見えてきます。分析できたらあとはこちらの価値観を加
味して、どの方向で行くか判断を下します。その判断が表れているのが
先のキーワードですね。
●教育とは、どんな困難に出合ってもたじろがず、局面を打開していく
力をつけることです。学校ではなかなか実践されていない以上、これは
企業でやっていくしかありません。現場でマーケティングをやることは
そのまま人間教育になります。
――――――――――――― 今日はここまで (^o^) ―――――――
■■■ちょっと一言
マジョリカマジョルカのサイト中に「あなたが願えば、すべては叶うの
です」とあり、紙芝居のような感じで枯れていた花がきれいに咲くなど
の動画が見られるようになっています。
古今東西、願うこと、思うことの大切さが説かれています。年初という
時節柄、あちこちのメルマガでも、目標設定の重要性について書いてい
るのを見かけます。
そうしてみると、このマジョリカマジョルカの宣伝文句はなかなかよい
フレーズですね。いつの間にか女子高生の頭にインプットされて、夢を
実現する源になっていくかもしれません。ただし、何を願うかが大事で
す。どんな大人の女性になることを夢見ているでしょうか?
人のことより、まずうちの娘の心配をしなければ。(^_^;)
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