宇宙ホテルで休暇を過ごす、清水建設、大林組

日経MJを読み解く!

 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 2004年1月5日 〓〓〓〓〓〓 

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 ◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 291号 ◆◆◆

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     〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
        将来的に誰にどんな価値を提供するのか。
        マーケティングの根本を明確にしよう。

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 ━━━━━━━━━━━ 2004年1月3日付日経MJ14面より引用 ━━━

 ■宇宙ホテルや月面都市といった夢のような構想が、実は大手建設会社
 などの手によって一歩一歩、実現に向けて動き出している。

 ■□宇宙ホテル
 清水建設が青写真をまとめた宇宙ホテルは、高度450キロの軌道上で地
 球を周回することを想定している。

 ■全長240メートルのパイプを中心にして、直径140メートルのドーナツ
 状に64の客室を配置した構造だ。このホテルの特徴は1分間に3回転す
 ることで遠心力を生み出し、客室内で0.7Gの人工重力を発生すること
 にある。このためホテル内は地球上の生活と変わらない快適な環境だ。

 ■□月面ホテル
 大林組がまとめたのは「月面都市2050構想」。月の南極の近くにある巨
 大クレーターに都市を建設しようというもので、人口1万人以上、観光
 や商用などの短期滞在者約2千人を想定する。

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 ●当メルマガ2004年のトップバッターとして、この壮大な計画を取り上
 げました。私は宇宙旅行や宇宙食のビジネスは知っていましたが、この
 ような宇宙ホテルの構想があったとは…。

 ●実現するかしないかは当事者の思いの強さによるでしょう。しかし、
 かなり細かいところまで詰めているようですので、ただ「家を建てたい」
 とボーッと考えている人が実際に家を建てるよりは、可能性は高いので
 はないでしょうか。

 ●中小企業で中長期ビジョンを検討する際、時折、経営者の本気さが伝
 わってこない場合があります。ビジョンを社内を盛り上げる道具としか
 見ていないのです。心のどこかで「そんなのは夢物語。それよりも今月
 の売り上げが大事」と思っているのでしょう。

 ●これではビジョンが実現することはありません。ナポレオンは「余の
 辞書に不可能という文字は無い」と言ったとか。理想と現実には差があ
 って当たり前ですが、彼はその差を必ず埋めることができると言うので
 す。ナポレオンが社長だったら何でもやってしまいそうですね。

 ●人の上に立つリーダーがどのような人物かで、その組織の力は決まり
 ます。スポーツでも「絶対に日本一になろう」と思い続ける監督が率い
 るチームは強くなっていきます。

 ●原始時代と比較すると人類は相当発展していますが、その中心にはい
 つの時代にも「信念」の強い人々がいたのでしょう。「できる」と思う
 か「無理」と思うかは自由ですが、リーダーは前者で無ければ、組織を
 前に進めることはできません。

 ●さて、国際社会ではイラクや北朝鮮問題等で相変わらず緊張が続いて
 いますが、対立関係をひとつに統合するには全く別の視点が必要となり
 ます。その1つが宇宙です。宇宙ホテルで出会ったなら、どこの国の人
 も同じ地球人ですね。地球人として1つになるわけです。

 ●ブッシュ大統領を始めとした各国首脳も、首脳会談を宇宙でやるとよ
 いのではないでしょうか。より地球全体の利益を考えようとするはずで、
 核爆弾を地球上で使用するなどとんでもないという認識も出てくるでし
 ょう。

 ●清水建設や大林組などの大手ゼネコンは、国内や地球上での建設だけ
 では行き詰ってしまうのかもしれません。しかし、宇宙での建設という
 ことになれば無限の可能性が出てきます。

 ●今のまま行けば、人類が宇宙に住む時代が来るのは時間の問題でしょ
 う。住環境を整えるのは、世界第2位の国内総生産を誇る日本のゼネコ
 ンが請け負っても全くおかしくはありません。

 ●顧客に何を与え、我々はどんな存在になっていくのか、長期ビジョン
 を明確にしましょう。それがマーケティングの根本になります。また、
 社内で部門間等の対立がある場合、視点を変え、顧客の立場で問題解決
 を図りましょう。それでこそ対立関係を解消し、社内を1つに統合でき
 るのです。
 
 ――――――――――――― 今日はここまで (^o^) ―――――――

 ■■■ちょっと一言

 あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

 皆さんのお正月はいかがだったでしょうか。私は2日に久しぶりに10時
 間ドラマを見ました。『竜馬が行く』です。萬屋錦之介主演の『宮本武
 蔵』以来、10数年ぶりでした。お酒を飲みながらゆっくりと…。

 竜馬は、まさに国内の対立を1つに統合しました。薩摩と長州の対立を
 薩長同盟という形で1つにし、徳川幕府の大政奉還を実現させて無血革
 命を成し遂げました。

 発展の前には必ず対立(改革派と抵抗勢力など)が生じますが、対立の
 ままではダメなんですね。統合できるだけの思想の高さと、竜馬のよう
 な行動力が不可欠です。小説はもちろん読みましたが、改めて坂本竜馬
 という男の魅力に引きつけられ、元気をもらったお正月でした。(#^.^#)
 

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