ワンコイン飲み放題の居酒屋、養老乃瀧

日経MJを読み解く!

 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 2003年12月24日 〓〓〓〓〓〓 

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 ◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 288号 ◆◆◆

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     〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
       平常の売り上げにプラスαを加えられないか。
          ホンの少しの工夫が顧客を呼ぶ。

     〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 ━━━━━━━━━━ 2003年12月23日付日経MJ1面より引用 ━━━
 
 ■飲み放題1時間 500円、その後の延長は10分ごとに一律98円──。居
 酒屋チェーン大手、養老乃瀧(東京・品川)はJR神田駅前の「神田ふ
 れあい通り店」(東京・千代田)で、土・日曜日限定の時間制サービス
 を始めた。

 ■店舗周辺のオフィス街が閑散とする週末の集客対策の一環で、「ワン
 コイン飲み放題」として10月末から開始した。店員が最初の注文時にサ
 ービス内容を紹介、現在は来店客の9割以上が注文するという。

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  ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
  ⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!


 ●ビジネス街にある居酒屋は、平日と土日で店の込み具合が全く違いま
 す。景気が良かった頃は、土日が閑散としていても平日の売り上げで十
 分にカバーでき、土日の集客をさほど真剣に考えなくてもすみました。

 ●しかし、平日も過去のピーク時のような売り上げが期待できないとな
 ると、土日の売り上げを伸ばせないかと誰しも考えます。ひとつのやり
 方として、土日はターゲットを変え、家族客等を狙う方法があります。

 ●これは効果は見込めるのですが、土日限定メニューを作り、それよう
 のチラシを作って配布するなど、手間とコストが結構かかります。コン
 セプトの異なる店舗を2つ所有しているようなものですから、長期間続
 けるとなると大変ですね。

 ●可能な限り、店舗コンセプト、ターゲットは変えずに、ちょっとした
 メニューやサービスの工夫で来店客を増やせれば、それに越したことは
 ありません。

 ●養老乃瀧の新サービスでは、店側はお客の店内滞在時間を管理しなけ
 ればならないという面はありますが、少しの工夫と慣れによって楽にこ
 なせるだろうと思います。

 ●平日に利用しているお客に対し、土日の新サービスをチラシや店内ポ
 スターで告知するだけで、ある程度の集客は見込めるでしょう。また、
 このサービスは、財布の中身を気にせずに飲めるだけ飲みたいという居
 酒屋ファンのニーズにも合っています。

 ●500円と言えば、生ビール中ジョッキ1杯がそれくらいする店も多い
 ですね。アルコール好きなら、1時間で中ジョッキ3杯、お銚子2本く
 らい平気で飲むでしょう。店としてはかなり損をしそうです。

 ●しかし、お客の側は「安く飲める分、普段少し控えている料理を多め
 に注文しよう」となるわけです。この心理が働いて、平日の客単価と同
 じ程度になるのですね。

 ●平日、土日共に客単価2500円、平日の原価率(料理や飲み物等の材料
 にかかった費用)30%と仮定すると、粗利率70%で粗利額1750円です。
 土日は500円飲み放題の導入で、仮に原価率が40%まで上がってしまっ
 たとしても、粗利率60%で粗利額1500円となります。

 ●養老乃瀧の神田ふれあい通り店では、土曜日の売り上げが「1割以上
 増えている」とのことですが、1割増では粗利を比較すると以前と変わ
 らないかもしれません。もう少し、告知を徹底するなどの集客方法を確
 立してから他店に広げたいところでしょう。

 ●他の飲食店でも、昼はにぎわっているが夜はガラガラ、昼と夜はそこ
 そこ来店客があるけれども、その間のいわゆるアイドルタイムが閑散と
 しているなどというケースが少なくありません。

 ●そのような時間帯に来店を促進するための、顧客が得した気分になれ
 るサービスを企画してみましょう。意外な収益源になることがあります。
 告知するツールなどまで具体的に練ることが必要ですよ。

 ――――――――――――― 今日はここまで (^o^) ―――――――

 ■■■ちょっと一言

 「ハマちゃんちでは、クリスマスプレゼントはどうしてるの?」

 もう10年も前の話ですが、私が所属していたコンサル会社の上司が聞い
 てきました。

 「え、ちゃんとサンタさんが子供の枕元に置いていきますよ」

 「事前に何が欲しいか、調査しているの?」

 「いいえ、勝手にサンタさんが決めて、置いていくんです」

 「それじゃ、ダメじゃん。ちゃんとニーズを把握しなきゃ…」

 もちろん、サンタさんは私です。(^_^;) 私はそれまで、子供に良いと
 思うものをこちらで選んで与えていましたが、それではマーケティング
 になっていないことに、この上司から気づかされました。

 で、それ以来、きちんと聞くようにしていますが…。あまりに要望を聞
 き過ぎると金額的にも大変なことになりますので、第3希望くらいまで
 聞くようにし、調整しております。子供には、その希望を私がサンタさ
 んにテレパシーで送ってあげるのだと言っています。

 今年は無事、第1希望のモノがプレゼントされる予定です。さぁ、今夜
 は静かに子供の枕元に忍び寄らなければいけません。絶対に悟られない
 ように…。(#^.^#)

 

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