繁盛店を販売して大成功、セイ・エンタープライズ

日経MJを読み解く!

 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 2003年12月12日 〓〓〓〓〓〓 

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 ◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 281号 ◆◆◆

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     〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
        私「開発」する人、あなた「運営」する人。
      細分化したニーズに応えるには専門特化が必要。

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 ━━━━━━━━━━ 2003年12月11日付日経MJ1面より引用 ━━━
 
 ■繁盛店売ります──。飲食業界で新店舗開発をめぐる新たな市場が広
 がり始めた。メニューから内外装まで、人気店と全く同じ店を開業する
 権利を販売するライセンス販売や、顧客企業の注文に応じ新店を一から
 つくり上げるプロデュースビジネスの台頭だ。激化する飲食店の業態開
 発の“助っ人”として注目されている。

 ■長崎ちゃんぽんのリンガーハットが来年から手がけるイタリア料理店
 「ピソリーノ」。神奈川や福井県で開業、話題を呼ぶ郊外型居酒屋「七
 夜月」──。これらの新業態店と内装や料理までほぼそっくり同じ店が、
 実は熊本市にある。

 ■展開するのは同市を地盤に約40店を運営する飲食店チェーン、セイ・
 エンタープライズ(熊本市、小山静貴社長)。まねではない。むしろ手
 本は同社店舗である。

 ■FC契約と違い、ロイヤルティー(経営指導料)や指定食材の購入義
 務が一切ない手軽さもある。ライセンス権の購入企業は1年間で50社を
 超えた。

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  ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
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 ●引用している部分以外によると、各業態ともに、ライセンス料は1店
 舗当たり500万円程度のようです。販売している美創グループには、販
 売手数料と、店舗の設計・施工料が入ることになります。

 ●セイ・エンタープライズ社長の小山さんのように、FCは「余分な本
 部機能」が必要になるのでしたくないという経営者の声をたまに伺うこ
 とがあります。FC契約では経営指導をしなければならないのですが、
 その経営指導をできる人がいないし、新たに設けたくもないというわけ
 です。

 ●FC契約では、フランチャイジー(子)側は期待したほど売り上げが
 伸びない場合に、フランチャイザー(親)に対して不満を持ちます。売
 れない商品ばかり供給する、経営指導はおそまつ、販促企画はレベルが
 低い、などなど。ひどいときには訴訟になります。

 ●しかしこうしたケースは、フランチャイジーがその業界については素
 人で主体的に取り組めるほどのスキルが無く、フランチャイザーの側も
 ジーごとの個別特殊要因に対応できるほどの経営指導員がいないから起
 きるわけですね。

 ●経営指導員の養成は一朝一夕にはできません。ある程度のレベルに達
 するには数年かかると見た方がよいでしょう。経営指導を外部の経営コ
 ンサルタントに外注しようかと考えているチェーン本部もあります。

 ●そこで美創社長の田山さんは、素人とのFC契約が双方にとって困難
 であれば、プロに対して経営指導や指定食材購入義務の無いライセンス
 として販売すればよいと考えたわけですね。

 ●プロとはいっても、一般的な飲食店経営管理のプロであって、繁盛店
 を作り出すというようなマーケティング能力をもった飲食店はそう多く
 ありません。また、その能力があっても、繁盛店作りは思い立ってすぐ
 にできるような簡単なものでもありません。

 ●ですから「ピソリーノ」のような、1年以上、多額の費用をかけて作
 り出した繁盛店を数百万円で買えるなら、飲食店経営者にとってはあり
 がたいことでしょう。初期にメニューやレシピ、マニュアルをもらえば、
 後は顧客の変化を見ながら、持ち前の能力で微修正していけばよいわけ
 です。ロイヤルティも支払わなくてよいので、初期投資だけですみます。

 ●消費者ニーズが細分化してきており、しかも繁盛するにはそれぞれの
 ニーズにきちんと応える必要性が出てきていますので、これからは商品
 開発や新業態開発をする参謀部隊の必要性が高まるでしょう。

 ●その能力を中核能力(いわゆるコア・コンピタンスですね)として自
 社で保有し、開発チームを自社内に置くか、それとも開発は外注して自
 社は運営管理のみをやるかは、戦略方針の問題です。どうしてもよそに
 無いものをやりたいか、他社のマネでいいから売り上げを確保したいか、
 経営者の価値観次第ですね。

 ●経営コンサルタントの世界では、自社が苦労して作ったノウハウをビ
 デオやテキストにして販売するのは当たり前のように行われてきました
 が、これからは業界ごとに専門特化し、商品開発まで行う参謀的存在が
 どんどん出てくるでしょう。

 ●新しいものを自ら作り出すことが好きな経営者は、それに向いている
 と言えます。自社で開発し、市場でテストをして、評判が良ければそれ
 を同業他社に販売することを考えてみてはいかがでしょうか。業界の頭
 脳部分を担えれば、不況であっても十分存続できます。

 ――――――――――――― 今日はここまで (^o^) ―――――――

 ■■■ちょっと一言

 冬になってきました。昨年は年末に子供がインフルエンザにやられ、ち
 ょっとつまらない冬休みになってしまったので、今年は予防接種をして
 おこうかと思っていたら、もうワクチンが無いそうです。特に九州は、
 新型肺炎(SARS)の影響で予防接種をする人がかなり多いらしく、
 町の病院はどこに行っても無さそうな気配…。

 しょうがないので、うがいを徹底的にやることにしました。インフルエ
 ンザウイルスは、うがいをまめにすれば体に入ってこないそうです。帰
 宅時には必ず、外出先でもできるだけうがいをすれば大丈夫でしょう。

 健康管理は孫子も重視していました。日当たりがよく、衛生的な場所に
 陣取るようにし、病気が発生しないようにせよと書いています。疫病に
 でも感染したら、敵と戦う前に自滅してしまいますからね。月並みです
 が、風邪を引かないように気をつけましょうね。(#^.^#)

 

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