〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 2003年11月10日 〓〓〓〓〓〓
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◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 258号 ◆◆◆
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〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
対立は発展の始まりでもある。
チャンスとしてとらえ、統合する方向を探り出そう。
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━━━━━━━━━━ 2003年11月8日付日経MJ4面より引用 ━━━
■首都圏で有料老人ホームを約30施設展開する介護大手のライフコミュ
ーンは、今春、人事や運営などで施設長の権限を拡大する社内制度改革
を実施した。
■利用者や地域の実情に応じたきめ細かなサービスを提供し、競争力を
高めるのが狙い。‥‥個性的な取り組みも生まれ始めている。
■同社は今春の社内制度改革で、施設長の権限を拡大。ヘルパーの人事
や施設の行事の企画、入居者の選定などを任せる体制にした。
■権限委譲を進める上で欠かせないのが、有能な施設長を育てること。
5月には5人の施設長をドイツ・ブレーメン市郊外の専門学校に3週間
の短期留学研修で派遣した。
■ドイツでは施設長は介護技術だけではなく経営や労務のノウハウも持
つのが一般的で教育も進んでいる。派遣された施設長は、経営やマーケ
ティングについても学んだ。
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ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!
●昨年のことですが、福岡県のNPO支援団体から、ある介護系NPO
法人の経営診断の実施を依頼されたことがありました。もちろん私はお
受けしたのですが、その後電話で「あの施設は閉鎖することに決まった
ので、診断は必要なくなりました」と連絡がありました。
●閉鎖する理由は「利用者数が伸びず、黒字転換が望めないから」だそ
うです。高齢社会で、老人介護関連産業はビジネスチャンスにあふれて
いますが、それだけ競争が激しくなっています。マーケティングについ
て知らず、実施していない施設は、早晩淘汰されてしまうでしょう。
●利用者といっても、施設入居者ばかりではありません。週に何度か施
設に通う人、在宅で訪問介護を受ける人、一時的に(例えば一週間だけ)
入居する人などがいます。これらの利用の最終形が施設に永住する形で
す。
●皆さんが老人ホームに住むことを考えてみてください。自分の終(つ
い)の住処(すみか)とするわけですから、どこを選択するかについて
はかなり慎重になるでしょう。近所の評判や、実際の入居者の話を聞い
てみたくなるはずです。
●また、人の話ばかりではなく、自分の目で確かめたいという気もおこ
るでしょう。実際に介護を受けたり、レクリエーションに参加したりし
て、温かさ、楽しさがあるかを確認します。食事はおいしいか、風呂は
気持ちよく入れるのか、いろいろと気になりますね。
●このようなお客の心理を考えて、「自分の施設を認識してもらうとこ
ろから最終的に入居して楽しく過ごしてもらうまで」のプロセスをきち
んと設計して実施するのがマーケティングです。介護施設として発展す
るためには、施設長にとってマーケティングの知識は必須と言ってよい
でしょう。
●通常のプロセスは、地域を巻き込んだイベントの開催による集客(今
の時期なら文化祭ですね) → その中から介護サービスの問い合わせ
→ 在宅介護や通所介護の利用 → ショートステイ(短期入所)利用
→ 入所 となります。
●このプロセスの各段階を高確率で進んでもらうために、いろんな仕掛
けが必要となります。これが施設長の腕の見せ所ですね。入所後も、利
用者とその家族に対するサービスをきちんとしていなければ、口コミで
広がりません。サービス品質の管理が重要となります。
●ライフコミューンでは、現場を仕切る施設長への権限委譲を進め、マ
ーケティングも学ばせています。今後、若い施設長が新しい感覚で介護
施設運営を進めていくことでしょう。
●一昔前までは、「介護」と「経営」は相容れないものでした。しかし、
民間施設の増加によってこの2つの融合を余儀なくされ、結果としてサ
ービスレベルが向上しています。
●易経の考え方のように、相対立するものが相互に影響しあって新しい
ものを作り出してきたわけです。つまり、対立は発展のチャンスなので
す。逆に、社内に対立が無いということは、衰退している証拠ともいえ
ます。「事なかれ主義」になっていないか、注意が必要です。
――――――――――――― 今日はここまで (^o^) ―――――――
■■■ちょっと一言
8〜9日にかけて、福岡県中小企業振興センターで「ビジネスプラン作
成セミナー 〜経営革新を目指して〜 」があり、私も講師の一人として
熱弁?を振るってきました。久しぶりに3時間もしゃべったら、2時間
たった頃からのどが変になってしまいました。やはり、声は腹から出せ
ないとダメですね。(^_^;)
セミナーは初日が講義中心、2日目が実際に各自でプランを作成してい
ただくものでした。プラン作りのアドバイスをしつつ、私たちの知らな
いところで、新商品や新サービスが生まれていることを実感しました。
中には、うまく出せばあっという間に全国に広がるだろうというものも
あります。
じっくり経営者の方の話を伺うと、まさに疑似体験ができ、自分の認識
が深まるのを感じます。メールのやり取りもよいのですが、やはり実際
に会って話を聞くのが一番だと感じた2日間でした。1週間後に出来上
がったプランを発表していただく予定になっており、楽しみです。(*^_^*)
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