〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 2012年2月1日 〓〓〓〓〓〓
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◆◆◆ 日経MJに見る社長のための兵法的経営戦略 2222号 ◆◆◆
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〜〜〜【兵法マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
不安が広がっている。
顧客が安心できる商品を売ろう。
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━━━━━━━━━━━━━ 2012年2月1日付日経MJより ━━━━━
□■□ 本日の注目記事(1面)
■□■ 手持ちブランド生かし切る 日清食品
□■□ ヒット生まれにくい現実に対応
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今日は、既存のブランドを生かし切る戦略に注力している、日清食品に
関する記事です。
■日清の商品開発は、分野やブランドごとにブランドマネージャー
(BM)と部下の計4人で構成するグループが担う。BMは各ブラン
ドの収益管理の全責任を負う。これらグループ間でブランドの貸し借
りをする制度がブランドファイトだ。
■日清食品HDの安藤宏基社長の発案で2001年に導入した同制度が今、
活気づいてきた。転機は「カップヌードルごはん」の成功だ。‥‥
年商50億円を狙う大型商品となった。
■同社の販路別シェアでコンビニは3割を占める。1店で扱う即席麺は
およそ40〜50種類。‥‥継続的な棚の確保は難しい。だが、知名度の
高いブランドを冠する新商品ならば一定の売り上げが期待でき、店は
並べやすい。
■‥‥安藤社長は1985年、「カップヌードルをぶっつぶせ」という
スローガンを掲げた。‥‥「継続的な新商品投入は活性化に不可欠」
(日清食品の中川社長)。だが、それが定番として生き残る確率は
「年々低くなっている」と安藤社長は語る。
とのこと。それで、↓↓↓
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ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!
戦後30年ほどは、さまざまな分野で大スターが生まれました。
芸能界では美空ひばり、石原裕次郎。
スポーツ界では長嶋茂雄、王貞治、大相撲の大鵬。
企業経営者では松下幸之助、本田宗一郎、土光敏夫 etc.
戦争に負け、焼け野原が広がった日本。何もかも無くなったところ
から大人物が出現してきたのです。
彼らに対して、今のスターはどうしても見劣りしてしまいます。
すでに出来上がっている土壌のうえに誕生した人たちは気迫が足りず、
革新性も低いからではないでしょうか。
日清食品の代名詞的商品といえば、チキンラーメンとカップヌードル
でしょう。
創業者の安藤百福(あんどう・ももふく)は、1958年、自宅の庭に
建てた小屋でチキンラーメンを商品化。1971年には世界初のカップ麺
であるカップヌードルを発売しています。
これらの商品は日本人を、そして世界中の人々をあっと驚かせました。
そして、1985年に次男の安藤宏基氏が社長となるのですが、記事に
よれば氏は、
「カップヌードルをぶっつぶせ」
というスローガンを掲げたとのこと。この巨大な商品にもたれかかっ
ている限り、同社の発展は無いと考えたからでしょう。
しかし、いまだにこれらを超える画期的なコンセプトの商品を生み出
すことは出来ていません。
記事によれば、10年度のカップ麺の製品数(JAS規格対応)は1030
と01年度から7割も増えたそうで、各社、すさまじい競争を繰り広げ
ていると分かりますが、その分、商品サイクルの短期化に拍車も
かかっているとのこと。
日清食品の商品でも、一定の認知度を得たのは09年の「太麺堂々」
などに限られると書かれています。
不景気で消費者が保守的になっていることもあり、なかなか新商品に
手を出してもらえない中、同社は、
・既存のブランド資産を生かし切る
戦略を採用しました。
その発端は、安藤社長が2001年、ブランド間で貸し借りをするブラン
ドファイトという制度を導入したことにさかのぼります。
この制度を使い、レンジ調理品担当の第6グループがカップヌードル
担当の第1グループにブランド借用申請して誕生したのが大ヒット中の、
「カップヌードルごはん」。
「カップヌードル」という冠がついているこの商品は、店頭に並んだ
当日から消費者の関心を呼んだものと思われます。
カップヌードルを敵視することから方向転換し、現実を直視してカップ
ヌードルを生かす戦略を採用しているところに、社長に就任して30年
近くが経過した安藤宏基氏の器の広がりを感じます。
しかし・・・
日本を活気づけるためにも、いつかカップヌードルを超える商品を
世に送り出していただきたいと思います。
日清食品
⇒ http://www.nissinfoods.co.jp/
●さて、あなたは、
・名の知られている既存商品を生かす
ことに注力していますか。
不景気で、かつ将来への不安が広がる中、消費者の買い物行動は保守的
になっています。
・確実に満足できるもの
を手に入れようとしており、新商品にチャレンジするという冒険心は
しぼんでいるのです。
その壁を乗り越えられるほどの画期的な新商品を出せるならば別ですが、
そうでなければ、既存商品を活用して確実にヒットを飛ばす戦略を採用
すべきでしょう。
ホームランを狙うか、ヒットを刻むか。自社の実力を冷静に分析し、
決めてください。
【孫子の名言】「勝兵はまず勝ちてしかる後に戦いを求め、
敗兵はまず戦いてしかる後に勝ちを求む」(形篇)
───────────── 今日はここまで (^o^) ──────
■■■ちょっと一言
今日から2月。
一般的に、2月は売り上げが伸びない月と言われております。
1月はお年玉やら、年始のおめでたい気分で冬のボーナスなどの残りを
使い、3月は暖かくなって出かけたり、卒業シーズン、引越しなどで
お金を使うのが当たり前の月となっておりますが、この間に挟まれた
2月は、かたくなに財布の紐を締める月。
だからこそ、マーケティング企画が重要となってきます。知恵を絞り、
お金を使いたくなる楽しい企画を立案しなければなりません。
しっかり頑張りましょう!
それにしても、今日は2012年2月1日で、メルマガは2222号。
ずい分、「2」に縁の深い日です。(#^.^#)
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