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◆◆◆ 日経MJに見る社長のための兵法的経営戦略 2211号 ◆◆◆
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〜〜〜【兵法マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
戦いの土俵はどこにすべきか?
今、変え時かもしれない。
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━━━━━━━━ 2012年1月16日付日経MJ(3面)より ━━━━━━
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◆◇◆ 「その殻を会社的に破りたい」
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◆ タニタ社長 谷田 千里 氏
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今日は、社員食堂で提供している献立をまとめたレシピ本で一躍有名に
なった健康機器メーカータニタの社長、谷田千里(たにだ・せんり)氏
へのインタビュー記事です。
■「30年前はライターやオーブントースターなどを作っていました。
ライターは健康とは真反対ですよね。それが今は逆に、体脂肪計や
ヘルスメーターに凝り固まっているところがあります。その殻を会社
的に破りたいという思いがあります。食堂事業も、これだけ全然ちが
う事業をやるのも会社だよ、と社員にわかってもらえればいいかなと」
■「企画は世界一であるとか、世界初というものにこだわっています。
当社はリサーチ信仰はありません。リサーチをしていたら、世の中に
なかった体脂肪計はおそらくできていないでしょう」
■「レシピ本が提供できるのはカロリー摂取の情報だけなので、実際に
食べるものを測れる商品の開発を進めています。例えば食物をのせる
だけでカロリーが測れる機器などです」
とのこと。それで、↓↓↓
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わかったゾ!!! これぞマーケティングの極意なり。
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体脂肪計、歩数計、血圧計 etc.
タニタの製品は、どちらかといえば地味なものばかり。
少し前まではこの会社を知らない人も多かったのではないでしょうか。
ところが、一冊の書籍、
『体脂肪計タニタの社員食堂 〜500kcalのまんぷく定食〜』
の大ヒットにより、飛躍的に知名度が高まりました。
同社の社員の士気も相当、上がっていることでしょう。
同社の沿革を見てみると、創業時などはまったく健康に関係のない
事業を行っていたようです。
1923年(大正12年)、谷田賀良倶商店として創業した同社では、
「シガレット・ケース、貴金属宝飾品製造販売、時計側製造」
を行っていたとのこと。
同社の今日を築き上げる礎となったヘルスメーターは、
1959年(昭和34年)に製造を開始しています。
つまり、創業から36年も後のこと。
1968年に「ヘルスメーター 生産台数100万台突破!」とありますから、
この大ヒットが同社を健康機器メーカーへと歩ませたものと思いますが、
その後、10数年はまだライターやオーブントースターなども作っていた
ようです。
タニタ社長の谷田千里さんは、約50年前のヘルスメーター製造で殻を
破ったからこそ今があると考えているのではないでしょうか。
このヘルスメーターの延長線上で、同社は1992年(平成4年)に世界初
となる体内脂肪計を発売しています。
ライターやオーブントースターでは二流メーカーとして埋もれてしまっ
た可能性が大きいと思われますが、健康機器に絞ったことで、この分野
では一流の高みに上ることができました。
2001年にも、内臓脂肪チェック付 脂肪計(インナースキャン) という
世界初の商品を世に出した同社。
しかし、谷田社長は、
「体脂肪計やヘルスメーターに凝り固まっているところ」
に危機感を抱いているようです。
自社のドメイン(領域)を「健康機器」とするのか、それとも
「健康全般」とするか。はたまたそれ以外にも広げるのか。
売上高で微減が続いている同社をどう変えるべきか?
アラフォーの谷田社長はあらゆる可能性を探っているように見えます。
11日に東京・丸の内に社員食堂を出店しましたが、これなども谷田社長
のチャレンジの一つでしょう。飲食業界という、同社にとっては未知の
世界に飛び込んだわけですから。
会社の形を変えようともがいている谷田社長に、私は好感を覚えます。
そう簡単にはいかないでしょうが、4〜5年後には大きく飛躍している
可能性が高いのではないか、と感じます。
自ら変わろうとする者は勝ち、現状維持を志向する者は滅び去るのが
世の常だからです。
タニタ
⇒ http://www.tanita.co.jp/
●さて、あなたは、
・どのドメイン(領域)で勝負をするか
ハッキリと決めていますか。
ドメインとは簡単に言えば、どの顧客層にどの商品群を売るか、という
ビジネスの範囲こと。この点があいまいだと経営資源を集中できず、
特に中小企業においては大きな成果を生み出すのが難しくなります。
逆に、何十年も同じ領域で仕事をし続けているとマンネリ化し、環境の
変化にも対応できなくなって市場から追い出される可能性が出てきます。
ドメインを決めるのは社長の仕事。
しっかりと現状を分析し、進むべき方向を決断してください。
【孫子の名言】「先に戦地に処(お)りて、敵を待つ者は佚(いっ)し、
後れて戦地に処りて、戦いに趨(おもむ)く者は労す」
(虚実篇)
───────────── 今日はここまで (^o^) ──────
■■■ちょっと一言
「何でも数値化しないと信用できない人が増えてきている」
と谷田社長。
言われてみれば私も、コレステロール、中性脂肪、肝臓や腎臓など、
よいか悪いかをすべて検査数値で判断しています。自分によかれと
思ってそうしているわけですが・・・
数値に頼るほど、五感での判断力が鈍くなっていくかもしれません。
いざというときに咄嗟の判断が出来なくて命取り、などということに
なっては本末転倒。数値もいいですが、感覚を養うのも大事ですね。
最近、「これ以上食べると太る」というのは分かってきました。しかし、
「これ以上飲むとつぶれる」というのはまだ分かりません。(#^.^#)
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