マーケティング資料室:森永製菓ほか、バレンタイン商戦 型破り

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執筆者:兵法経営コンサルタント 濱本 克哉

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◆◆◆ 日経MJに見る社長のための兵法的経営戦略 2208号 ◆◆◆

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    〜〜〜【兵法マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
           新企画をどんどん練ろう。
       数多く挑戦する企業だけが勝ち残るのだ。

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━━━━━━━━━━━━ 2012年1月11日付日経MJより ━━━━━
□■□  本日の注目記事(15面)
■□■   バレンタイン商戦 型破り      森永製菓 ほか 
□■□      キャラメル強化、女子会狙い、リキュール
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今日は、2月14日のバレンタインデーに向け、これまでにない販促活動
が相次ぎ展開されそう、という記事です。

■森永製菓はスーパーなど約3000店と組み、「キャラメルでハッピー
 バレンタイン」と銘打った販促活動を1月中旬から展開する。

■店頭にキャラメルを3箱詰められるギフト用の紙箱を備え付けた販売
 台を設置する。

■‥‥昨年2月の第2週に同社の「ミルクキャラメル」の販売が、その
 前後に比べ2割ほど伸びたデータだ。購入者の5割強を占めたのは50代
 と60代。

■ダイヤモンドダイニングはバレンタインデーをカップルに限らない
 イベントの日ととらえ、スイーツのビュッフェプラン「チョコレート
 舞踏会」を販売する。豚料理専門店「ベルサイユの豚」で2月1日から
 14日まで実施する。

■チョコに合わせてお酒を贈る女性が増えるとみるのはサントリー酒類。
 商戦に備えて10日、リキュール「牛乳で割っておいしいお酒 ミルミ
 クス」シリーズで新商品「アーモンドショコラ」(200ミリリットル
 で税抜き408円)を発売した。

          とのこと。それで、↓↓↓

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ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
 ⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!


日本においてバレンタインデーとは、40年ほど前から、

・女性が好きな男性にチョコレートを贈る日

であると認識されてきました。

しかし、「義理チョコ」といって、恋愛感情のない友人や同僚の男性に
チョコを贈るのはずい分、早くから行われていましたし、ここ数年は
「友チョコ」=女性が友人の女性にチョコを贈るというのも広まって
いました。さらに「逆チョコ」=男性が女性に贈るというものも。

また、チョコレート以外のお菓子類やマフラーをプレゼントするなど、
贈り物は多岐に渡るようになっています。


ですから、すでにバレンタインデーは、単に、

・チョコレートがたくさん売れる日、あるいは期間

では無くなっているのです。

記事に「バレンタイン商戦はリーマン・ショック後振るわず、チョコの
販売手法もやや出尽くした感がある」ともあり、チョコ以外の商材を
扱うメーカー、小売店、飲食店などに、

・バレンタインデー企画で自社商品を売る

チャンスが広がっているといえます。


森永製菓は、昨年のバレンタインデー時期にキャラメルがよく売れた
ことを重く見て、今年はキャラメル販売を強化するとのこと。

私は50歳ですが、小学生の頃はチョコレートよりもむしろキャラメルを
頻繁に口に入れたように記憶しています。50代や60代の皆さんは、青春
時代、愛する人と過ごすとき、共にキャラメルを食べることが多かった
のでは?

だとすれば、キャラメルを贈る方が実感がこもるかもしれません。

キャラメルレシピ 森永のバレンタインレシピ特集
http://www.morinaga.co.jp/recipe/sp/sp_17/page_04.html


ダイヤモンドダイニングはビュッフェプラン「チョコレート舞踏会」を
販売するとのこと。

「毎日1時間限定で、680円を払うとチョコフォンデュやケーキが食べ
 放題となる」

企画。女子会、大いに盛り上がりそうです。

ベルサイユの豚 ※音楽が流れます。
http://www.diamond-dining.com/berubuta/


最も私の興味をそそるのは、

「チョコに合わせてお酒を贈る女性が増える」

と読んで新商品を発売するサントリー。

同社が07年から開催しているウイスキーとチョコの組み合わせを楽しむ
セミナーの集客が好調のようで、

「11年は27回に前年比54%増の計1300人が参加」

と大幅増。チョコと酒、もらうと喜ぶ男性はかなり多いと思います。

アーモンドショコラ サントリー
http://products.suntory.co.jp/d/4901777228658/


異性、同性に関わらず、感謝したい相手に喜ばれるものを贈るという
形に変化してきたバレンタインデー。今後は上の例のような型破りの
企画がどんどん出てくるのではないでしょうか。


●さて、あなたの会社は、

・前例を踏襲する、お役所型の思考パターン

にはまってしまっていませんか。


人間は、新しいことにチャレンジするのが嫌いです。
なぜならば、自分の頭で考えるのが面倒だし、もしも失敗したら自分の
責任になるので避けたいのです。

しかし、新しいことを手掛けない企業に未来はありません。

社内で企画提出を奨励し、優れた企画にはどんどんゴーサインを出しま
しょう。環境激変の今、「挑戦」を企業文化にまで高めた企業だけが
生き残れると認識すべきです。


【孫子の名言】「三軍の衆、畢(ことごと)く敵を受けて、
        敗るること無からしむべき者は、
        奇正、是(これ)なり」(勢篇)


───────────── 今日はここまで (^o^) ──────

■■■ちょっと一言

江戸時代の観相学の大家、水野南北は、

「食は命なり」

と、食べることの大切さを説きましたが、中年真っ只中の私も食への
関心が増してきました。それで、ベストセラーとなっている、

『体脂肪計タニタの社員食堂』

という本を書店で手にとってみたものの・・・
これに落ち着いて取り組むには、今はまだ時間的余裕がありません。

しかし昨日、タニタは「丸の内タニタ食堂」をオープンしてくれました。

「年間20店舗を目安にして出店を進める」そうなので、まずは同社の
メニューを食べることから始めたいと思います。(#^.^#)

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