眼鏡レンズ専門店売り出し中、れんず屋

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 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 2003年9月10日 〓〓〓〓〓〓 

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 ◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 218号 ◆◆◆

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     〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
        戦う前に戦いの設計をきちんと行おう。
         仮に失敗しても学習効果が大きい。 
 
    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 ━━━━━━━━━━━ 2003年9月9日付日経MJ22面より引用 ━━━

 ■ファッション性豊かなフレームに消費者への訴求点を置く眼鏡専門店
 が大半を占める中で、れんず屋(東京・新宿、古屋和義社長)はレンズ
 を重視した店舗を展開する。品質と価格を一目で比較できるような一覧
 表を作成し、店頭では細かな説明にこだわる。レンズという軸で他店と
 の差異化を目指すユニークな存在だ。

 ■「同じレンズでも、店によって3倍以上の開きがある従来の価格体系
 を是正したい」(古屋社長)との思いが結実したという同社。

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  ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
  ⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!


 ●普段眼鏡をかけない方は、レンズとフレームを別々に売ることもある
 というだけで、驚かれるかもしれません。言うまでもなく眼鏡はレンズ
 とフレームでできていますが、販売するときにはそのセットの場合と、
 レンズのみ、フレームのみの場合とがあります。

 ●もう7〜8年前のことですが、ある地方の眼鏡店が「9割引より安い
 4割引」というキャッチコピーのチラシを配布していたことがありまし
 た。なんのことかわかりにくいですね。

 ●これは、眼鏡の元の値段(定価)をべらぼうに高くつけている競合他
 社を皮肉っています。同時に、消費者に「だまされるな」というメッセ
 −ジとも受け取れます。「ある他社は9割引きと言って売っているが、
 もとの定価が高すぎるのだ。うちは同じ商品をうちの定価の4割引で売
 るが、他社の9割引きより安いよ」という意味です。

 ●私は最近眼鏡店に関わっていませんが、「同じレンズでも、店によっ
 て3倍以上の開きがある」と、れんず屋社長の古屋さんが言っていると
 ころを見ると、価格のつけ方はあまり変わっていないようですね。安売
 り店もかなり広がっていますが、まだ眼鏡店特有の70%という驚くべき
 高粗利率を維持している店も多いのではないでしょうか。

 ●いずれにしても、透明度の高い価格設定をしないと、今後は生き残れ
 ないでしょう。同店では、価格面でお客に納得して買ってもらうための
 工夫をしています。わかりやすい価格表を作り、ツールとして使ってい
 ますね。

 ●購入目的のない来店者に簡単な視力検査を行うのは、ニーズを喚起す
 るのに役立ちます。これは重要なステップです。この段階で新規客との
 コミュニケーションを深め、定期的に情報を提供するためにお客の氏名
 ・住所等を聞いておくことです。なるべくそれっきりにならないように
 します。

 ●また、眼鏡店というのは、販売員と話をすればするほど「買わずにお
 れない」雰囲気になるので敬遠されがちです。特売情報のDMを送ると
 きも、「お友達用クーポン券」を同封するなどして、気楽に来店できる
 ムードを醸し出しましょう。売り上げにもつながりますし。

 ●同店は、レンズに絞って売った結果、客単価は一般の眼鏡専門店の半
 分ですが、「大手チェーン店と比べてもそん色ない」月商であるという
 ことは、購入客数が2倍いるんですね。より多くの顧客に支持されてい
 るということです。

 ●レンズにこだわっているのは、ファッション性よりも機能を重視して
 いることの表れです。不景気ですから、見てくれより実質を重視する顧
 客が増加しますね。同店は、その狙いが当たったといえるでしょう。

 ●コンセプト(レンズ専門)、ターゲット(機能重視の顧客)、プロセ
 ス(視力測定等の新規客から常連客へのステップ作り)、ツール(価格
 表、DMなど)を緻密に設計すれば、不景気と言えども売れないわけが
 ありません。「勝兵はまず勝ちてしかる後に戦いを求む」(孫子)です。

 ――――――――――――― 今日はここまで (^o^) ―――――――

 ■■■ちょっと一言

 「1人に対して1つの眼鏡を売ろう」という考えでは、眼鏡の再来店期
 間は3年ほどありますから、1回売ったらそれでしまいと考えてしまい
 ます。「あのお客はまた3年後だ…」と。こういう売る側の意識を変え
 ることが先決です。「1人が5本の眼鏡を持つべき時代だ」と考えた瞬
 間に、さまざまな企画が頭を駆け巡るでしょう。

 「レンズ専門」というのも、今までに無かった発想ですね。引っ付いて
 いるものを分解したわけです。新発想と言っても、脳の中では単純作業
 ですね。1つにまとめたり、バラバラにしてみたり…。ということは、
 意外と簡単で、誰でもできるのでは。紙に書いてみたら、結構アイデア
 が出てきますよ。みんなでワイワイやると楽しいです。(*^_^*)

  

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