マーケティング資料室:ホットランド社長、日付を区切って仕事をする

日経MJを読み解く!

メルマガ登録・解除 兵法経営コンサルタントが執筆中! 読者数3万人超
 


執筆者:兵法経営コンサルタント 濱本 克哉

〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 2011年11月8日 〓〓〓〓〓〓 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

◆◆◆ 日経MJに見る社長のための兵法的経営戦略 2169号 ◆◆◆

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

    〜〜〜【兵法マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
           自分の頭で考えるのだ。
        答えはあなたの中にしか存在しない。

     〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

━━━━━━━━ 2011年11月7日付日経MJ(3面)より ━━━━━━
 ◆
◆◇◆       「日付を区切って仕事をする」
◆◇◆
 ◆       ホットランド社長  佐瀬 守男 氏
────────────────────────────────

今日は、東日本大震災の被災地、石巻支援と自らの成長を重ね合わせる
戦略が注目を集めているホットランド社長、佐瀬守男(させ・もりお)
さんへのインタビュー記事です。

■──100日でホット横丁を立ち上げたといいましたが、日付を決めて
 行動するのですか。
 「企業規模が大きくなるにつれて日付を区切って仕事をするほうが
 経営にスピード感が出てきたので続けています。この仕事は10日で
 やるとか、50日でやり遂げるとかいった具合です」

■「10月1日から1000日プロジェクトを始めました。1000日後には
 グループの年間国内売上高500億円と海外売上高の50億円の達成です。
 石巻本社事業の成功と上場となります」

■「主力の銀だこ事業で500店舗(現在約350店)、300億円。ホット
 横丁事業で50箇所(同2箇所)、新業態で40億円です。‥‥社員は
 たこ焼きを売りたくて入ってくれた人ばかりなので、これからの
 新業態はたこ焼きを軸にした形で開発していきたいです」

           とのこと。それで、↓↓↓

  ────── ∞ ────── ∞ ────── ∞ ───────

   ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
    わかったゾ!!! これぞマーケティングの極意なり。
   ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
 

経営の仕方に「絶対、これが正しい」というものはありません。
だからこそ、社長は何かのノウハウ書に頼ることなく、自分の頭で
考えなければならないのです。

企業間競争を、一種の戦争と考えてみたら分かりやすいでしょう。

一口に戦争といっても、

・敵将や武器などの、自軍との優劣
・戦場や季節などの環境
・同盟国の存在 etc.

によって戦い方は大きく変わってきます。仮に「戦争の教科書」が
あるにしても、それにあらゆる特殊ケースが解説してある、などと
いうことはありません。

かの「孫子の兵法」を学んでも、そこに自分の戦争に合う具体策が
示してあるわけではないのです。「孫子」はリーダーとしての姿勢、
思考のあり方の根本を説いた書。各自の対策については各自の置かれ
た立場で考え抜かねば、「孫子」を学ぶ意味も無くなってしまいます。


ホットランド社長の佐瀬守男さんは、本社(群馬県桐生市)を宮城県
石巻市に移すことを表明しました。

ある石巻出身の社員の父親が津波で亡くなり、これをきっかけに社員
40人と炊き出しに向かった佐瀬さんは、これで終わらせてはいけない
と、現地に会社を作り、飲食施設「ホット横丁石巻」を開業。

さらに現地で雇用した100人を安心させたいと、本社を現地へ移転し、
先の会社と合併させ、同社の支払う税金が石巻に落ちるように図って
います。

ご自身の頭で、

「こうすることが、最大の社会貢献になる」

と判断してのことでしょう。

また、佐瀬さんは何かをやるとき、常に日付を区切って仕事をされて
いるようです。

どの経営者も皆、理想の状態に「なるべく早くなりたい」と考えている
ことは共通しています。しかし、

「○日間で実現する」

とハッキリ決めている方は少ないのではないでしょうか。
「出来る限り」という言葉が付いたら、「○日」と決めた意味はかなり
薄れてしまいます。

この点からも、佐瀬さんの仕事に対する厳しさが伝わってきます。
あっという間に本社移転を決断し、日ごろの仕事でも日付を区切って
ビシビシと仕事をされている佐瀬社長。

ご自分の頭を最大限に使っておられるようです。


ホットランド
http://www.hotland.co.jp/


●さて、あなたは、

・他人の頭で考える習慣

を身につけてしまっていませんか。


テレビに出てくる知識人や学者などの意見を鵜呑みにしたり、
ハウツウ本を読んでその通りにやったり。
これでは成功は覚束ないでしょう。

学習は必要ですが、テキストはあくまでも参考資料に過ぎません。
自分で現場に出て状況判断し、対処方針を決めること。
この繰り返しがあなたを最も鍛えることになります。

失敗を恐れず、果敢に前へ進みましょう。


【孫子の名言】「善く戦う者は、人を致して人に致されず」(虚実篇)


───────────── 今日はここまで (^o^) ──────

■■■ちょっと一言

しばしば、人は自分の名前と真反対の性格になるようです。

ホットランド社長の佐瀬守男さんは「守る男」ですが、その経営姿勢は
「攻め」の色合いが濃いです。社員を「守る」ことを徹底するための
「攻め」といえなくもありませんが。

先日、テレビ番組で、元警察官僚、初代内閣安全保障室長の佐々淳行
(さっさあつゆき)氏が元部下?の国民新党代表、亀井静香氏について、

「あんなにうるさい男が『しずか』とは」

とおっしゃっていました。失礼ながら、誰もが共感するご意見では。

私の名前は「克哉」ですが、Yahoo!辞書によれば、

「克」:そうしたい欲求などを努力して抑える。また、努力して困難な
    状態を切り抜ける。うちかつ。「誘惑に─・つ」「己に─・つ」
    「難病に─・つ」
「哉」:[終助]《係助詞「か」の文末用法+終助詞「な」から》体言
    ・活用語の連体形に付いて、感動・詠嘆を表す。…だなあ。

ということで、一言にまとめれば、

「己に克つんだなあ」

という感じ。最後の「だなあ」があいまいで、私らしい気もします。
あなたの名前、実際の性格と比べてどうですか? (#^.^#)

メールマガジンのご購読はこちら

マーケティング資料室ホームへ