マーケティング資料室:カカクコム、「食べログ」のプレミアムクーポン好調

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執筆者:兵法経営コンサルタント 濱本 克哉

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◆◆◆ 日経MJに見る社長のための兵法的経営戦略 2153号 ◆◆◆

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    〜〜〜【兵法マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
          新規客の不安を取り除こう。
       「損をしない」サービスを提供するのだ。

     〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

━━━━━━━━━━━━ 2011年10月14日付日経MJより ━━━━━
□■□  本日の注目記事(3面)
■□■   高い割引率、掲載無料に支持      カカクコム
□■□     「食べログ」のプレミアムクーポン好調
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今日は、4月に開始した「食べログ」の有料会員向けクーポンが好調と
いう、カカクコムに関する記事です。

■店舗から掲載料を取らず、会計時に割り引くしくみ。1店舗につき
 1人1回までしか使えない利用制限を設けた。平均割引率は30%で、
 他社のグルメクーポンより高く設定。掲載店舗数は8月に1000店に
 達した。

■クーポンは全国の店をカバーし、幅広い価格帯の店を載せている。
 利用者は店に印刷したクーポンか、携帯電話の画面を見せて会計時に
 飲食代を割り引いてもらう。

■食べログ本部の村上敦浩本部長(36)は「月額315円を払う有料会員
 は外食に関心の高い人たちが多い」と指摘する。

■無料サイトだった食べログは、昨年9月に有料会員制を導入し、大き
 な転換を図った。店舗を表示する際に口コミの店数順やアクセス順に
 並び替えられる機能といった有料サービスを導入。

          とのこと。それで、↓↓↓

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ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
 ⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!


「一度、食べたらファンになってもらえるはずだが・・・」

味に自信のある飲食店の店主ほど、こう思っているでしょう。

しかし、この「一度」に選ばれるのが至難のわざ。星の数ほどある店の
中から自店を選択してもらうために、各飲食店は涙ぐましい努力をして
いるのです。

チラシ配布、グルメ雑誌への広告やクーポン掲載、ポスティングetc.

当然ながら、すべてコストがかかります。新規客の獲得にかなりの資金
を投じてファンを作り、彼らのリピート利用によって利益を得るという
構造となっているわけです。

ところが「食べログ」では、なんと掲載店から掲載料を取りません。
飲食店としては願ったりかなったりです。新規客獲得が0円でできるの
ですから。

・クーポンは1店舗につき1人1回までしか使えない
・他のグルメサイトやクーポンサイトより高い割引率を求める

という条件はあるものの、店側の、

「一度、食べてもらいたい」

というニーズは満たせますし、割引率が高いといっても、その分、
掲載料も無料なのですから、さほど痛くはないでしょう。

そういうわけでプレミアムクーポンスタート時に200店だった掲載店は、
わずか4ヶ月で1000店を超えたとのこと。

また、割引率が高いわけですから、顧客も喜びます。

例えば、ネパール料理&BARマンダラ渋谷店の場合、プレミアムクー
ポンについては、

「料理代金から65%OFF!! 2〜4名様でご利用いただけます!」

と記載されています。通常料金だと、平均的に4名で1万円程度かかる
飲食代が3500円ですむことに。

6500円の得というわけですが、これを得るために「食べログ」に有料
会員として登録する費用は、月額315円。

おそらく、月に1度でもプレミアムクーポンを利用すれば、十分、
元手は回収できるでしょう。

店側にリスクがあるとすれば、このクーポンの利用者で席が埋まり、
リピーターが入れないという事態に陥ること。しかし、こういった点
は割引率のコントロールで対処できるのでは。人気店となってリピー
ターが増えたら、掲載をやめてしまってもよいわけです。

震災後に登場した「食べログ」のプレミアムクーポンは、厳しい飲食
業界を救う一手となるでしょう。


プレミアムクーポン
http://r.tabelog.com/japan/0/0/premium_coupon/


●さて、あなたは、

・お試しで利用

してもらえる仕組みを作っていますか。


どんな商品も、初めて利用する際には不安が伴います。その不安を
乗り越えて使ってもらうために、売り手は何らかのサービスを提供
するのが親切というもの。

価格を下げる、おまけをつけるなど、新規客向けのサービスを考えて
みてください。


【孫子の名言】「諸侯を趨(はし)らす者は利をもってす」(九変篇)


───────────── 今日はここまで (^o^) ──────

■■■ちょっと一言

10月半ばとは思えない暑さが続いております。

扇風機は早々と仕舞っており、再度、出す気になれず。そうかといって
エアコンをつけるのもちょっと・・・。近頃はただ耐えるのみです。

着る服も、食べるメニューも、夏物、秋物、冬物と混ざり合い、
過ごしにくいですね。茨城県ではインフルエンザで学級閉鎖となった
学校もあるそうです。病気も季節感が乏しくなってきたのか?

予報では今日まで暑いようで、明日からは涼しくなるとのこと。
柔軟に対応しなければ。

では、また来週! (#^.^#)

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