マーケティング資料室:トーヨーキッチン&リビング、キッチンと衣類を一緒に販売

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執筆者:兵法経営コンサルタント 濱本 克哉

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◆◆◆ 日経MJに見る社長のための兵法的経営戦略 2152号 ◆◆◆

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    〜〜〜【兵法マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
          ターゲットは自分でもよし。
        誰よりも知っているのでやりやすい。

     〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

━━━━━━━━━━━━ 2011年10月12日付日経MJより ━━━━━
□■□  本日の注目記事(18面)
■□■   暮らしを貫くスタイル提案 トーヨーキッチン&リビング
□■□      キッチンと衣類 一緒に販売
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今日は、キッチンメーカーでありながら、新事業として衣類部門の
「ウエアラバウツ」を開始した、トーヨーキッチン&リビングに
関する記事です。

■30〜50代の男性がターゲットだ。

■ショールームで目を引くのは、肉厚なステンレスのT字型キッチン
 「イノ レオーネ」。‥‥この後ろに並ぶのが同社のアパレルブラン
 ド「ウエアラバウツ」の商品群だ。

■品ぞろえはジャケット、シャツ、デニム、革ジャンパーなど、仕事
 以外の時間に着られる日常の衣類16点をそろえた。

■一つの転機は2004年の照明事業の成功だった。ショールームでキッチ
 ンの上にきらびやかなシャンデリアをつるして展示した。‥‥その年、
 シャンデリアは1000点以上売れた。

■同時進行で、キッチンに合わせる家具の開発や輸入を始めた。‥‥
 今回のファッションはその延長線上に登場した。

■‥‥10年後も着られる「消費されない服」と指針を定めた。

          とのこと。それで、↓↓↓

────── ∞ ────── ∞ ────── ∞ ───────

ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
 ⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!


男のおしゃれとはどうあるべきか?

女性と違って男性にはおしゃれに興味のある人は少ないと思いますが、
そんな男でも、ダンディに服を着こなしている人を見ると、

「あんなふうになりたい」

という気持ちがまったく湧かないわけではありません。

さらに男の場合は外見のかっこよさのみでなく、それを内側から支える
ポリシーのようなものにひかれる面も強いと思います。

例えば、メタル製の高価なオリジナルバッグブランド「エアロコンセプ
ト」を作っている精密板金加工業、渓水社長の菅野敬一氏は、

「おしゃれするのに便利を求めてはいけない」

というポリシーで、バッグを分厚くしたり、コロコロをつけたりはしま
せん。

メルマガ1932号 渓水、町工場で誕生したバッグ「エアロコンセプト」
http://www.bushidoman.com/1932aeroconcept.htm

世間の風潮に流されない、自分の生き様的なものを反映した外見には
かっこよさを感じます。


トーヨーキッチン&リビングは、1934年、ステンレスの洋食器製造業と
して創業したとのこと。その後、本格的なキッチンメーカーへと発展し
ていったわけですが、社長の渡辺孝雄氏(63)はこう語っています。

「世界中を見ても、単一商品ベースでのビジネスは限界に来ている。
 汎用品をつくると値段の勝負になる。そこでスタイルを売る」

キッチンだけで勝負するのは難しくなるだろうと予想し、将来ビジョン
を検討したうえで、照明や家具の販売に注力していったものと思われ
ます。

同社は幾度か、業務内容の変更にあわせて社名を変えていますが、
現在のトーヨーキッチン&リビングになったのは2001年。そして、
シャンデリアの大ヒットが2004年。偶然、シャンデリアを扱ったのでは
なく、照明が同社の戦略上の商品であったことが分かります。

しかし、キッチンから家具や照明に商品を広げるのはまだ分かるとして、
今回、扱い始めたファッションは、かなり突飛な選択!

おそらく渡辺社長の言う「スタイル」には、もともと暮らし全般が
含まれていたのでしょう。

同社では、渡辺氏自身をターゲットにしているようで、

「社長の好き嫌いをはっきりと打ち出し『顔が見える』商品をつくる」

のだそうです。ファッションも渡辺氏が着たいものが中心。

氏の生活そのものを商品化していっている同社の戦略はとてもユニーク
で、まさに世界に1つだけのオンリーワン商品となっていますが、
それだけに渡辺氏にかかるプレッシャーは並大抵ではないでしょう。

どこまで「スタイル」を押し通していけるか、楽しみです。


トーヨーキッチン&リビング
http://www.toyokitchen.co.jp/


●さて、あなたは、

・自分は世界に1人だけである

ということを自覚していますか。


よく「オンリーワンを目指す」といっては、独自商品を作り出す、
あるいは探し出すといった努力をしますけれども、考えてみれば、
すでに自分がオンリーワンなのです。

トーヨーキッチン&リビングのように、純粋に社長をターゲットとして
商品を開発すればオンリーワンの商品ができあがるでしょう。

一度、取り組んでみてはいかがでしょうか。


【孫子の名言】「彼を知り己を知れば、百戦あやうからず」(謀攻篇)


───────────── 今日はここまで (^o^) ──────

■■■ちょっと一言

<ソニー>「ブラビア」TV出火の恐れ 19万台無償点検へ

このニュースにはドキッとしました。

「07〜08年に製造した薄型液晶テレビ『ブラビア』の5機種に、出火に
 つながる重大な欠陥がある可能性がある」

というのですが、我が家のテレビはソニーのブラビアで09年の5月頃に
買ったもの。もし該当するならば、いつ出火するかとおびえながら日々
を送らねばなりません。

で、調べてみたら、対象機種とは違っておりホッとしました。

時々ニュースで自動車や家電製品などの不具合について報じていますが、
それが自分に関係したことだと途端に大変なニュースになりますね。

他人ごとの方が楽ではありますが、当事者になった方が人生の深さは
増しそうです。難しいところ。(#^.^#)

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