〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 2003年9月6日 〓〓〓〓〓〓
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◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 214号 ◆◆◆
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〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
専門知識は両刃の剣。
生かすためには「対象性」を磨こう。
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━━━━━━━━━━━ 2003年9月6日付日経MJ4面より引用 ━━━
■専門知識だけでは「プロ」は名乗らせない──。近鉄百貨店は6月、
新たな社内販売資格制度を導入した。社内認定資格であるカラーコーデ
ィネーターなど40の資格を取得している社員や派遣店員に、接客サービ
スの試験を新たに行い合格者を認定するものだ。専門知識と接客を併せ
持つ販売のプロを育成し、顧客満足の向上に役立てる狙いがある。
■この制度を導入したのは「専門知識があるからといって接客のプロと
は限らない」(黒潟部長)との考えからだ。
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ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!
●「そう、その通り!」とうなづく社長さんの顔が浮かんできそうな記
事です。専門知識があるというだけでは、実際の場面で通用しないとい
うことですね。経営者の中には、専門知識よりも、いわゆる「人間性」
を重視する方が数多くおられます。
●これからの時代を生き抜くためには、「これに関してはかなり詳しい」
という分野を最低1つは持っておく必要があるでしょう。この専門知識
は私たちにとって大きな武器になります。資格は、何らかの武器を持っ
ていることの証明です。
●ところが、武器というのは相手に応じて活用してこそ有効なものだと
いうことを忘れ、床の間に飾って誰彼見境なく自慢するだけに終わる人
が出てきます。これは聞いている人にとっては鼻につくだけですね。そ
れが会社員であれば、会社のイメージまで悪くなってしまいます。
●ビジネスの社会では、この武器で相手を倒すのではなく、相手に喜ん
でもらわねばなりません。人と人が接するわけですから、武器活用の前
にまずは「好感度」が重要です。テレビの女子アナも、美人であること
よりも好感度が高いかどうかが重要だとあるベテランアナウンサーが言
っていましたが、それと同じです。
●近鉄百貨店は、この普遍的に必要な技能をきちんと外に向かって発揮
できているかどうかを重視しました。項目としては「あいさつ」等のマ
ナーと、お客のニーズをつかみとりつつ商品提案をする、言わば「相手
に応じて変化する」技能です。
●専門知識自慢型は、「いかに自分が詳しいか」をとうとうと語ります。
相手がうんざりしているのに気づきません。お客のニーズをつかむ人は、
相手のニーズに応じて話の内容を変えます。相手にとって必要な話だけ
をするので好まれます。
●多くの社長さんがばくぜんと「人間性」とおっしゃるものの中には、
当然「悪いことをしないやつ」などの意味も含みますが、大変大きな部
分を占めるのは、言わば「対象性」とでも呼ぶべき「相手を見て対応す
る力」です。
●サッカー選手で限りなくリフティングができ、シュート力が強くても、
敵がいるときの対応がまずかったり、味方同士のパスワークがきちんと
できなければ、試合に出してもらえないのと同じです。
●「対象性」を備えているものが「専門知識」を持てば、鬼に金棒とな
るのです。社内訓練では、この両方をバランスよく行う必要があります。
近鉄百貨店の新制度を参考にしましょう。
――――――――――――― 今日はここまで (^o^) ―――――――
■■■ちょっと一言
中小企業では、マナーやコンサルティングなどを社内で教育できる人が
ほとんどいません。だから、われわれの存在価値があるとも言えますけ
れども…。(^_^;)
経営コンサルタントを導入したら、そのコンサルタントに教わりつつ、
できるだけ自社内にできる人間を育成するようにしてください。そうで
ないと、永久にコンサルタントに頼ることになってしまうからです。そ
の意味では、コンサルタントに指導してもらう人間を少人数に絞った方
がいいと思います。将来の教育担当という自覚を持ってもらうためにも。
「高いコンサル料を払ってるんだから、たくさんの社員を受講させたい」
という経営者のお気持ちも分からないではないですが…。幹部が頼りな
くて若手に優秀な人が多い場合を別として、こうはしない方がよいでし
ょう。「みんなの責任、無責任」みたいな感じになります。ぐっとこら
えて、幹部を育成しましょう。(#^.^#)
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