〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 2011年9月6日 〓〓〓〓〓〓
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
◆◆◆ 日経MJに見る社長のための兵法的経営戦略 2128号 ◆◆◆
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
〜〜〜【兵法マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
戦うか、戦わないか。
これは置かれた状況によるのだ。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
━━━━━━━━━━━━━ 2011年9月5日付日経MJより ━━━━━
□■□ 本日の注目記事(10面)
■□■ 周辺商品強化で底上げ クラシエ
□■□ 「いち髪」の品ぞろえ拡充
────────────────────────────────
今日は、競合品がひしめく中、「いち髪」ブランドの総合力を底上げ
するために周辺商品を強化している、クラシエホームプロダクツに
関する記事です。
■8月に整髪剤や使い切りタイプの美容トリートメントなど3品目を追加
した。
■いち髪を売り出したのは2006年。‥‥ブランド名の由来でもある
「一髪二化粧三衣裳」ということわざをヒントに商品のコンセプトを
固めていった。
■‥‥花王の「アジエンス」や資生堂の「TSUBAKI(ツバキ)」
など、似たようなコンセプトを持つ先行商品が大量の広告宣伝を展開
する中で埋没。販売は伸びず、出足でつまずいた。
■翌07年、立て直しを狙い戦略を転換。‥‥周辺商品を充実させること
でブランドを知ってもらい、シャンプーやコンディショナーの購買に
誘導することにした。
■08年にはブランドを全面刷新。
‥‥ブランドのロゴを「ICHIKAMI」から現在の「一髪」に
変更した。‥‥最近ではブランド全体の売り上げが前年の1.2倍の
ペースで増えている。
とのこと。それで、↓↓↓
────── ∞ ────── ∞ ────── ∞ ───────
ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!
「いち髪」というシャンプー関連のブランド、初めて知りました。
もとは「ICHIKAMI」というアルファベットのロゴで売っていた、
クラシエの戦略商品ブランドとのこと。
「一髪 二化粧 三衣裳」ということわざから「一髪」の部分を抜き出し、
さらにアルファベットで表記したわけですが、資生堂が「椿」を
「TSUBAKI」と表記したのに似ています。
資生堂のテレビへのCM投入量はすさまじく、花王のアジエンスなども
あり、「ICHIKAMI」はかすんでしまいました。
なぜ、他社と同じようなコンセプトで商品を開発したのかは不明。
負け戦を仕掛けたようなものです。
ブランドは立ち上げ時に失敗すると、ダメージ大。
しかし、ここから粘り強く挽回の努力をするかしないかで、ただの失敗
に終わらせないことも可能です。
クラシエはあきらめませんでした。
07年には、トリートメントやヘアマスクなど補修に特化した周辺商品を
充実させてブランドの知名度をあげ、08年にはアフファベットをやめて、
「いち髪」
と日本語表記へ変更。
つまり、戦略の方向性として、
・戦う → 戦わない
に転換していっていると見てよさそうです。
戦場を少しずらしている感じ。
資生堂が椿オイルを前面に打ち出しているのに対して、クラシエは、
・和草
で勝負しています。同社が8月下旬に発売したのは、
「濃厚和草パックトリートメント」
「和草美髪トリートメント水」
など。
ブランドロゴが「いち髪」で、主要成分として用いているのが
「和草エキス」ということであれば、資生堂の「TSUBAKI」
よりも、より日本的なイメージが湧きます。
苦戦してきた同社ですが、ブランド立ち上げから5年が経過して、
ようやく戦闘準備が整った感じ。
9月9日から新しいテレビCMを流し、店頭などで新商品の試供品を
計50万個配布するとのこと。
今年、どれくらいシェアを広げることができるか。結果が楽しみです。
いち髪
⇒ http://www.ichikami.jp/
●さて、あなたは、
・戦うか、戦わないか
今の基本的なスタンスを決めていますか。
これは「絶対にどちらでいく」というような性質のものではありません。
なぜならば、相手のあることだからです。こちらが戦いたくなくても、
相手次第で戦わざるをえない場合もあります。
今はどちらでいくべきか。状況に応じて判断してください。
【孫子の名言】「上兵は謀を伐(う)つ、その次は交を伐つ、
その次は兵を伐つ、その下は城を攻む」(謀攻篇)
───────────── 今日はここまで (^o^) ──────
■■■ちょっと一言
最近、驚いたニュースに、
「ロシアでは、ビールは清涼飲料水だった」
というのがあります。アルコール10パーセント未満のものは食料品に
分類されていたというもの。
つまり、子供が飲んでもOKだったわけです。
車の酔っ払い運転などの取り締まりはどうなっているのでしょうか?
ヨーロッパでは、朝でも昼でもおじさんたちが街中でビールを飲んでる
光景が見られますが、「酒」という認識が薄いのかも。
もし、日本でもビールが清涼飲料水だったら・・・
私はアルコール中毒で人生を棒に振っていたかもしれません。(笑)
今朝は日本晴れ。さわやかです。(#^.^#)
|