マーケティング資料室:加賀ゆびぬき、2センチの小宇宙

日経MJを読み解く!

メルマガ登録・解除 兵法経営コンサルタントが執筆中! 読者数2万人超
 


執筆者:兵法経営コンサルタント 濱本 克哉

〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 2011年8月25日 〓〓〓〓〓〓 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

◆◆◆ 日経MJに見る社長のための兵法的経営戦略 2120号 ◆◆◆

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

    〜〜〜【兵法マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
           事業に情熱を注ごう。
         顧客が引き込まれるくらいに。

     〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

━━━━━━━━━━━━ 2011年8月24日付日経MJより ━━━━━
□■□  本日の注目記事(16面)
■□■   2センチの小宇宙         加賀ゆびぬき
□■□      金沢市伝統の裁縫用具がブームに
────────────────────────────────

今日は、あっという間に全国に愛好者が広がった「加賀ゆびぬき」に
関する記事です。

■「小さいけれど、完成度が高くすごくきれい。模様が美しいので作っ
 ていて時間を忘れる」。8月中旬、東京・新宿で開かれた加賀ゆびぬ
 きの教室。横山美季さん(31)は絹糸をかがりながらこう語る。

■「加賀ゆびぬきの会」代表の大西由紀子さん(36)‥‥北海道の大学
 に入学したのを機に実家を離れ、初めて「故郷の“金沢らしさ”を
 意識するようになった」という。

■帰省時、祖母から作り方を習い、あっという間に夢中になった。札幌
 でゆびぬきを作ってHPで紹介していたのが手芸関係者の目にとまり、
 東京で作品展を開催したのが2004年。

■‥‥5月にあった「加賀ゆびぬき公募作品展」。加賀ゆびぬきの会が
 中心となり、金沢21世紀美術館で6日間開催、入場者は1万人を超えた。

          とのこと。それで、↓↓↓

────── ∞ ────── ∞ ────── ∞ ───────

ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
 ⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!


あなたは「ゆびぬき」に興味がありますか? 
きっと無いでしょう。かなりニッチな世界です。

ゆびぬきについては、国語辞典の「大辞泉」にこう説明されています。

「縫い物をするとき、中指にはめて針の頭を押さえる裁縫用具。
 革製または金属製で、ふつう輪形。ゆびさし」

私も子供の頃、ちょっとした繕い物をするときや、家庭科の授業などで
使ったことがあります。今は家庭で裁縫をすることも減り、ゆびぬきを
目にすることもほとんど無くなりました。

ところが、このゆびぬきが今、一大ブームとなっているのですから
驚きです。

ブームの仕掛け人?は、「加賀ゆびぬきの会」代表の大西由紀子さん。

大西さんはこう語っています。

「数年前まで身内しか知らない、過去のものだった加賀ゆびぬきが、
 発展する未来あるジャンルになった」

私はこういう事業、とても面白いと思います。

ごく普通の人が、少し目のつけどころを変えてモノやサービスを作り出
し、世に広めた結果、一大事業に成長する・・・

多くの人に勇気を与えるのではないでしょうか。
自分もやれば出来るのでは、と。

大西さんは、たまたま祖母が「加賀ゆびぬき」を趣味で研究していまし
た。彼女はそれに興味をひかれて学び、作った自分の作品をホームペー
ジで紹介したところ、手芸関係者の目にとまったわけです。

多くの注目を集めたのには、

・現代では非常に目新しいものである
・女性が好む、小さくてかわいいものである
・革製または金属製が当たり前のゆびぬきを、紙や布、真綿、糸などで
 自分で作れるという点に、制作してみようかという興味をそそられる
・「加賀ゆびぬき」という伝統工芸である

というような要素があったからでしょう。

何といっても、

・大西さん自身が夢中になったもの

なので、ご本人の情熱が伝わったという面も大きいと思います。

そして、今年、開催された「加賀ゆびぬき公募作品展」は1万人を集め、
通販業者のフェリシモが販売している加賀ゆびぬきを作るキットは、
ひと月に3500人以上に売れることもあるほどの人気ぶり。

自分がひかれるモノを商品として取り扱うというのは、
とても大事なことですね。


加賀ゆびぬきが作れるキット フェリシモ
http://tinyurl.com/42z9f3g


●さて、あなたは、

・自社商品を愛している

というレベルにありますか。


顧客は、

・商品を愛している人から買いたい

と思っています。

・売り手が大事にしているモノを、お金を出して譲ってもらう

という感覚があると、精神的な満足が得られるのです。
自分の商品の魅力を今一度、よく見つめ直してみてください。


【孫子の名言】「天下の交わりを争わず、天下の権を養わず、
        己の私を信べ、威、敵に加わる。故にその城抜くべく、
        その国やぶるべし」(九地篇)


───────────── 今日はここまで (^o^) ──────

■■■ちょっと一言

かなり前の話ですが・・・

クライアント企業の社長が同業種の集まりで開催した、ゴルフコンペ&
パーティに、吉本興業の芸人を呼んだことがあるそうです。
で、事前に打合せをしていたとき、芸人の携帯電話が鳴り・・・

相手は明石家さんまさん。内容は、

「ハメをはずし過ぎないように気をつけよ」

という忠告だったとのこと。社長は、

「さんまというのは、ああ見えてしっかりしとるなぁ」

と感心していました。

こうした普段の心がけが大切ですね。
さんまさんにはクリーンなままでいて欲しいものです。(#^.^#)

メールマガジンのご購読はこちら

マーケティング資料室ホームへ