マーケティング資料室:アップリカ・チルドレンズ、路面の反射熱を軽減させたベビーカー好調

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執筆者:兵法経営コンサルタント 濱本 克哉

〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 2011年7月7日 〓〓〓〓〓〓 

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◆◆◆ 日経MJに見る社長のための兵法的経営戦略 2087号 ◆◆◆

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    〜〜〜【兵法マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
             誰のための商品か。
         しっかりと照準を合わせよう。

     〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

━━━━━━━━━━━━━ 2011年7月6日付日経MJより ━━━━━
□■□  本日の注目記事(6面)
■□■   累計10万台以上を販売   アップリカ・チルドレンズ
□■□      路面の反射熱を軽減させたベビーカー
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今日は、2009年7月に発売したベビーカー「STICK(スティック)」
シリーズが好調という、アップリカ・チルドレンズプロダクツに関する
記事です。

■一般的にベビーカーは1万〜2万台の販売でヒットとされる。

■通常品より座席の位置を高くすることで路面からの反射熱を軽減する
 配慮が、母親の共感を得たようだ。

■気温38.1度の場合、アスファルトの地表は51.2度に達し、反射熱は
 地上高38センチメートルの40.1度に対して50センチメートルだと38.4
 度まで下がるという。

■座席の位置が高くなると安定性確保のため車幅も広がり小回りが利か
 なくなるが、独自の構造で車幅を広げずに小回りが利くようにした。

■今年は暑さ対策のほか、地表近くのホコリや排ガスなどを防ぎやすい
 という点もアピール。

          とのこと。それで、↓↓↓

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ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
 ⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!


ベビーカーの「高さ」が話題になる場合、それはハンドルの高さでした。

最近は育児参加する若い父親が増加。男性がベビーカーを押すことも
多くなりましたが、

・ハンドルの位置が低すぎて押しにくい

ことが問題に。これを解決する商品として

・外国製のベビーカー

が売れているという記事を取り上げたのは、2007年10月のことでした。

当メルマガ1192号 育児用品、男性には外国製が人気
http://www.bushidoman.com/1192baby.htm


アップリカ・チルドレンズプロダクツのベビーカー

・「STICK(スティック)」シリーズ

は、座席の高さを高くすることで売れています。

これは赤ちゃん側の視点に立って作られたベビーカー。

日光から赤ちゃんを守ることばかりに注意を払いがちですが、実は
路面からの反射熱も、低い位置にいる赤ちゃんに影響するとのこと。

これ、以前、テレビ番組で見たことがあります。その番組では、
「だから気をつけましょう」という程度のことしか言ってなかった
と思いますが。

記事によればアップリカ社は、

「路面からの高さとベビーカーの表面温度の関係を研究」

したそうです。そして、通常品の平均、約38センチメートルより
10センチ以上高い製品を開発。大ヒットさせています。


もともとベビーカーというのは、

・親の都合から生まれた商品

でしょう。ベビーカーがまだ無い頃、親は赤ちゃんをおんぶしたり、
抱っこしたりするしか、一緒に外出する方法はありませんでした。

これではかなり疲れることから、ベビーカーが誕生したはず。

少しずつ赤ちゃんの居心地の良さも考慮され、改善してきたのでしょう
が、親目線が強かったのではないかと思います。

赤ちゃん目線に立つと、まだまだ改良の余地が出てくるのでは。

座席を高くすることと、安定性や使い勝手の確保は矛盾する関係にあり、
技術的なハードルは結構、高いのかもしれませんけれど、他社が追随で
きないほどでも無いと思われます。

おそらく、他メーカーも同様のベビーカーを出してくるでしょうが、
それまで同社はひとり勝ちの状態を享受できることでしょう。

そしてぜひ、次の「赤ちゃん目線ベビーカー」を開発していただきたい
ものです。


「STICK(スティック)」シリーズ
http://www.aprica.jp/products/babycar/typea/92678_0


●さて、あなたは、

・顧客のなかの誰に照準を当てるか

しっかりと見据えていますか。


一口に顧客と言っても幅広いので、いつの間にかこちらの狙いもボヤケ
がち。それが当たり前になってしまえば、新しい手を打てなくなります。

もう一度、誰のための商品か、よく考えてみましょう。
ターゲットが見えれば、あらゆる部分がクリアになってくるはずです。


【孫子の名言】「彼を知らずして己を知れば、一勝一負す」(謀攻篇)


───────────── 今日はここまで (^o^) ──────

■■■ちょっと一言

「わったんがうようはん」

大学時代、友人の下宿近くの中華料理屋で時折り食べていた、極上の
一品。メニューは漢字で書いてあったのですが忘れてしまいました。

中国人店員の「ワッタンガウヨーハン、イガァ」とか、「リャンガァ」
(イガァは1つ、リャンガァは2つ)といった、客の注文を厨房へ通す際
の叫び声が耳を離れず、残っているのです。

なんとかもう一度、あの料理を食べたいと思い、妻に、

「わったんがうようはんは、確かご飯の上にキャベツと牛肉の炒めたの
 と目玉焼きをのせ、マヨネーズをかけて食べるのだ」

と伝え、昨晩、作ってもらうことにしました。

そう頼んだ後、あんなにうまいのだから、もしかしたらインターネット
のどこかに情報があるかもしれない、と思い、調べたところ・・・

神戸市在住、emiたんさんのブログで見つけました。

わったんがうようはん
http://ashiyakobe.blog33.fc2.com/blog-entry-423.html

愕然としました。私の記憶と全然違う!
自分の記憶力に完全に自信を失った瞬間でした。

妻は、私のレシピ通りに作ってくれましたが、それはそれでうまかった
です。マヨネーズに加え、カゴメのオニオン&チリタコスをかけたので、

「牛タコ丼」

と命名しました。お試しください。

あ、今日は七夕。朝から大雨ですが、夜は晴れて欲しい。(#^.^#)

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