〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 2011年6月20日 〓〓〓〓〓〓
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
◆◆◆ 日経MJに見る社長のための兵法的経営戦略 2074号 ◆◆◆
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
〜〜〜【兵法マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
攻めなければ勝てない。
チャンスと見たら果敢に攻めよう。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
━━━━━━━━━━━━ 2011年6月20日付日経MJより ━━━━━
□■□ 本日の注目記事(1面)
■□■ 売り場丸抱え「日本流」 LG電子
□■□ 海外展開にらみ、量販店側も前向き
────────────────────────────────
今日は、日本のテレビ市場から撤退していた韓国のLG電子が再挑戦
してきたという記事です。
■4月下旬、家電量販店最大手のヤマダ電機の約100店に韓国LG電子の
薄型テレビがいっせいに並んだ。
■「店頭導入費はうちでもちます」。量販店との商談で、LGがこう
もちかけるケースが増えているという。‥‥店頭販促(POP)物や
設置コストなどをLG側が負担するという意味だ。
■ある量販店は「リベート(販促協賛金)を含む価格交渉でも、国内
メーカーと同様になってきている」と証言する。
■‥‥業界では「中国市場の開拓を進めるヤマダが、海外に強いLGと
の取引拡大を望んだ」との見方がもっぱらだ。
■楽天リサーチの調査で、家電製品を購入する際に「日本メーカー製で
あることに強くこだわる」とした人の割合は30〜50代こそ2割を超え
たが10代は17%、20代は14%だった。
とのこと。それで、↓↓↓
────── ∞ ────── ∞ ────── ∞ ───────
ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!
独自の発展を遂げた日本。
江戸時代の鎖国政策もありますが、海に囲まれているという地理的条件
がそれを後押ししてきました。諸外国が日本に攻め込むのはなかなか
難しかったのです。
しかし、飛行機ができて簡単に海を越えることができるようになり、
近年はインターネットを通じて情報が瞬時に行き来しています。
日本はすでに、
・海に囲まれた侵略しにくい国
ではなくなっているのです。
逆に日本人の側は、相変わらず、
・海の向こうの国に渡って暮らすのは難しい
と考えています。そして、日本に土着し続ける理由に、安全で、
サービスや技術レベルが世界一高いことを挙げるのです。
「日本の技術は世界最高」
「韓国や中国の家電メーカーは二流」
「わざわざ文化が根本的に異なる西洋に行って苦労することはない」
といった感じ。
戦後、完全にアメリカの戦略で骨を抜かれ、今度は二流だったはずの
韓国や中国の家電メーカーが日本の家電市場に入り込みつつあるにも
かかわらず、目を覚まさない・・・
記事によれば、ヨドバシカメラの山村英彦ハード・関連商品AV事業部
長は、
「携帯電話やスマートフォンなどデジタル機器の普及で、韓国・中国企
業の先進的なイメージが広がった」
とのこと。
なぜ、この分野で日本のメーカーが後れを取ったのか、詳しいことは
分かりませんが、「韓国製に問題あり」などの声は聞かないようで、
日本の若者の心をつかんだのは明白。
「携帯電話が大丈夫なら、テレビその他も問題ないのではないか?」
と考えるのは自然な流れです。
記事に2010年の「薄型テレビの世界シェア」を表した円グラフが
掲載されていますが、
1位 サムスン電子 18.7%
2位 LG電子 13.1%
3位 ソニー 10.3%
4位 パナソニック 7.9%
5位 シャープ 6.7%
6位 東芝 6.6%
7位 ハイセンス 3.6%
その他 33.1%
となっています。日本のメーカー4社を合計すると31.5%。
韓国勢2社の合計は31.8%で拮抗していますが、勢いからすれば
完全に韓国に軍配が上がるでしょう。
7位のハイセンスは中国のメーカーです。
今後、地の利を生かして中国でシェアを拡大するものと思われます。
ヤマダ電機が海外戦略を強化するためにLG電子との取引を拡大した
という見方が記事に掲載されていますが、当然のことだと思います。
海外で売れている商品を扱わねば、海外店舗は繁盛しません。
日本での売り方を学び、実践しているLG電子を見ると、10年後、日本
の家庭にも韓国製のテレビがあふれているのではないでしょうか。
韓国製の携帯電話の勢いからすれば、十分にありえることです。
LGテレビ⇒ http://lgtv.jp/
●さて、あなたは、
・守りを固めるばかりの戦略
に固執していませんか。
今のような時代の転換期は、守るばかりだと失うものが多くなりがち。
・剣術修行に励んでも鉄砲にやられる
・巨大戦艦を配備しても戦闘機にやられる
・テレビCMを強化してもネットの口コミにやられる
などと同じ状況になりかねません。
確かに「守り」は大事です。
しかし、守りつつも「攻め」のチャンスを逃さないよう、
アンテナを張り巡らし、機を見て果敢に行動しましょう。
【孫子の名言】「勝つべからざるは己にあり、勝つべきは敵にあり」
(形篇)
───────────── 今日はここまで (^o^) ──────
■■■ちょっと一言
テレビで、原発に反対しているイタリア人女性が、
「几帳面な日本人が事故を防げないのに、
ゴミ処理もできないイタリア人に原発は到底、無理」
といった発言をしているのを見まして・・・
私は日ごろ、イタリア人の大らかさをうらやましく思っていますが、
イタリア人からすると、日本人の緻密さにあこがれている面があるの
かもしれない、と感じました。
長所より、つい短所が気になってしまうのは、万国共通なのかも。
福岡は今日も雨。昨夜はよく雷も鳴り、何度か目が覚めました。
今年の梅雨は降り過ぎです。事故にご注意を。(#^.^#)
|