マーケティング資料室:ジャパネットたかた社長、いつも30回ほど撮り直す

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執筆者:兵法経営コンサルタント 濱本 克哉

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◆◆◆ 日経MJに見る社長のための兵法的経営戦略 2060号 ◆◆◆

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    〜〜〜【兵法マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
          「伝える」努力を重ねよう。
         伝わらないのは自分が悪いのだ。

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━━━━━━━━ 2011年5月30日付日経MJ(5面)より ━━━━━━
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◆◇◆        「いつも30回ほど撮り直す」
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 ◆      ジャパネットたかた社長  高田 明 氏
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今日は、日経MJ創刊40周年を記念して行われたシンポジウムでの、
ジャパネットたかた社長、高田明氏の講演内容から。

■「この商品を何人に買ってもらえるかという一念だけだ。100個しか
 売れなかったら100人にしか伝わらなかったということだ」

■「伝えるために何が足らなかったのか。その課題を書き出していく。
 まずは自分の説明の仕方に問題がある。自分の語りが足りなかったの
 なら、どうして足りないのかを考える。本を読み、商品の知識を身に
 つける。商品に触ってみることも必要だ。そのうえで、どうやって
 うまく伝えるか練り直す」

■「番組には台本がない。2秒オーバーしても放送できない。いつも
 30回ほど撮り直す。たった60秒のなかに人生やビジネスが凝縮して
 詰まっているといっても過言ではない」

           とのこと。それで、↓↓↓

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    わかったゾ!!! これぞマーケティングの極意なり。
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ジャパネットたかたの高田社長。

テレビで拝見するお姿は、いつもハイテンションで元気いっぱい。
独特の語り口などからつい、

・生まれもった説明の才能

で、多くの商品の販売に成功しているのだろうと
思ってしまいがちではないでしょうか。

今回の講演録を読むと、高田社長ご自身、いかに努力を積んで
こられたかが分かります。

「いつも30回ほど撮り直す」

とおっしゃいますが、私自身も毎月、ビデオ収録を行っているので、
大変さは分かります。さすがに30回も撮り直すことはありませんが。

ちょっとした言い間違いなどを重ねて、同じことを何度も
繰り返して話していると、頭はボーッとしてくるし、
失敗する自分に腹立たしい気持ちも湧いてくるもの。

高田氏くらいのベテランであれば、数回の撮り直し程度で十分に
放映可能なレベルに達するでしょうし、社長ですから誰も文句は
言わないでしょう。

しかし、氏は、

・説明の品質

に、徹底的にこだわります。

「番組作りにかける情熱と仕事への取り組み方の姿勢は、
 20年前のラジオ通販をやっていた時とまったく変わらない」

とのこと。

ラジオだと、聴いている人に言葉の説明のみで買うか買わないかを
決断させねばなりません。テレビよりもはるかに難易度が高いはず。

氏はそんななかで言葉を磨く訓練を積んでこられたのです。
ラジオでつかんだ技術を、視聴者から商品が見えるテレビで発揮して
おられる同氏。売れないわけがありません。


また、伝える内容についても徹底的に吟味しています。

商品が客の役に立つか、商品の並べ方は妥当か、という点はもちろん、
誰がどう使えばより有効な商品となるかについても知恵を絞る同氏。

例えば、8年前に販売し、数万台を売ったボイスレコーダーは、
会議で使うというだけでなく、

「お母さんの声を録音して子どもに聞かせてください」
「お年寄りは用事を書くメモ代わりに使ってください」

などと説明した結果の成功だったそうです。

あの高田社長の語り口の陰に、伝えるためのすさまじい努力、
創意工夫があります。


同社の放送は自前主義で、テレビの制作スタッフは約70人も在籍。
社員も相当、鍛えられているようですから、同社はますます伸び続ける
ことでしょう。


ジャパネットたかた
http://www.japanet.co.jp/shopping/


●さて、あなたは、

「100個しか売れなかったら100人にしか伝わらなかったのだ」

というふうに考えたことがあるでしょうか。


販売に携わる人間は、売れない場合に、

・商品に原因を求める

ことがよくありますが、まず自分の伝え方を反省しない営業マン、
販売員は永久に売れるようにはなりません。

・顧客に伝わっているか、伝わる表現をしているか

について、営業部、販売部が徹底的にチェックするような仕組み、
風土を作ってください。


【孫子の名言】「衆を闘わしむること、寡(か)を闘わしむるが
        如くなるは、形名、是なり」(勢篇)


───────────── 今日はここまで (^o^) ──────

■■■ちょっと一言

東京の高校の卒業式で、校長が教職員に対して、

「日の丸へ向かって起立し、君が代を斉唱するよう指示した職務命令」

は、合憲という判断が最高裁で示されました。

私はアメリカで、移民のための学校に通ったことがありますが、
そこでは毎日のように、

「君たちはアメリカ人だ。アメリカはすばらしい国なんだ」

と教え込んでいました。移民を大量に受け入れる以上、1つにまとめる
にはそうやらないとダメなんですね。大変だなぁと思いましたが…

今、日本では、生まれつきの日本人に対して、

「君たちは日本人だ。日本はすばらしい国なんだ」

と教えなければいけない状況となっています。戦後、国旗や国歌に
反発する学校の先生が増えたことと深く関係しているのです。そんな中
で移民を大量に受け入れたら、国内はバラバラになること必至。

今回の判決が、教育を立て直す転換点になることを望みます。(#^.^#)

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