カスタムメード前面に、4℃コレクション

日経MJを読み解く!

 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 2003年8月28日 〓〓〓〓〓〓 

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 ◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 205号 ◆◆◆

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     〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
       事業計画には戦術案まで盛り込むこと。
           細部にこそ、神は宿る。
  
     〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 ━━━━━━━━━━ 2003年8月28日付日経MJ23面より引用 ━━━

 ■エフ・ディ・シィ・プロダクツが六本木ヒルズに開業した「4℃コレ
 クション」は、既存の「4℃」より高額な宝飾品と高級雑貨を扱う。若
 い女性が中心顧客の「4℃」を“卒業”して海外ブランドに流れた30代
 以上の客をつなぎ留めるため、客のこだわりにとことんつきあうカスタ
 ムメードを前面に打ち出している。

 ■カスタムメードという性格上、同店は「店舗と言うよりショールーム
 に近い」(ジュエリー事業部商品部)。宝飾、バッグ、カサなどを置い
 ているが、開業4ヵ月の実績は現品購入者が6割程度。残る4割は地金
 や石、色など、好みに合わせてデザインをカスタマイズしている。

 ■同社初の試みとなる受注生産の導入にあたり、宝飾で5ヵ所、バッグ
 などの雑貨で3ヵ所の国内工房と契約。

 ■重要なのは店員の教育だ。顧客の漠としたイメージを明確にし細か
 いこだわりを商品化するには、気長で丁寧な接客が求めらる。

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  ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
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 ●カスタムメードとは、特別仕様ということですね。既製品をそのまま
 売るのでなく、顧客の要望に応じて作り変えるわけです。エフ・ディ・
 シィ・プロダクツは、30代以上のお客をターゲットとし、商品コンセプ
 トをカスタムメードとして、新たに店舗を開発しました。

 ●今回の事例は、新規事業をスタートさせるときの模範と言えるでしょ
 う。まずは、今後自社が生き残るためにはどのような方向に進むべきか
 という戦略を考えますね。環境分析から成功要因を探索し、それに自社
 は社会に向けて何を実現したいのかを考え合わせて戦略を決定します。

 ●それがターゲット、商品コンセプトとして表現されます。「誰に何を
 提供するか」です。この段階で制約条件を考慮してしまうと、成功しづ
 らい戦略になってしまいます。例えば、新規事業によって既存の取引先
 との関係が悪化する、ただでさえ忙しいのにできる人がいない、など。
 実際の会議では、戦略検討中にこういう意見がよく出てきます。

 ●その制約条件に引っ張られてしまうと、きちんと環境変化に対応した
 戦略が構築できません。ですから、まずは頭を真っ白にして考える必要
 があります。白いキャンバスに画を描くのです。

 ●同社にとって受注生産は初めてですから、おそらく会議内で「それは
 難しい」という意見も出されたことでしょう。企業が発展するか否かは、
 そのような「できない理由ばかり言う社員」を抑えるだけのチャレンジ
 精神が、会社の風土に根付いているか否かで決まります。ただし、実施
 にあたっては慎重さが大切です。

 ●戦略が決まったら、次に戦略を実現させるための体制を考えます。同
 社は新たに数箇所の国内工房と契約しました。また、スムーズな受注生
 産を実現すべく、新店は商品部の系列としました。そして、接客の質を
 高めるための勉強会なども企画し、きちんと実行しているようです。

 ●「顧客ニーズに合わせて店も日々変化させていく」とありますが、こ
 れは戦術の話です。戦術は臨機応変が基本です。あまりにコロコロ変え
 すぎるのも考えものですが、戦術はあくまでも戦略目的・目標達成のた
 めの手段ですから、代案を複数用意しておき、状況に応じて変化させる
 べきものです。

 ●同社は、新店を出す前に、戦略・戦術をきちんと考えています。そし
 て、まず1店舗だけ開いて店舗運営をしながら、この新業態店の多店舗
 化に成功するために、さらに細かな現場の情報を収集しているでしょう。
 特に顧客ニーズの情報をきちんと収集し、分析しなければなりません。

 ●かの六本木ヒルズに出した新店ですし、同社にとっては社運をかける
 店舗と言えるかも知れません。失敗したらかなりの痛手をこうむること
 でしょう。絶対に成功させなければならないわけです。プロジェクトリ
 −ダーにはこの意識が不可欠です。

 ●私たちも新規事業を始めるにあたっては、同社のように事前に緻密に
 事業計画を練り、実施時は慎重に行動を積み重ねることが必要です。戦
 略は大胆に決定し、戦術は細心の注意を払って実行してください。

 ――――――――――――― 今日はここまで (^o^) ―――――――

 ■■■ちょっと一言

 昨日、火星見ました? 私も見ました。肉眼でですが。(^_^;) ひとき
 わ大きいのですぐにそれとわかりました。6万年ぶりの大接近だそうで
 す。6万年前というと縄文時代よりももっと前ですね。日本にはまだ人
 がいなかったかも。うーん、この長い時の流れの中で、今生きているこ
 とに何か意味がありそうですね。

 いやぁ、驚きました。本日、読者数がかなり増えております。昨日のウ
 ィークリーまぐまぐ[総合版]、【まぐまぐ読者さんの本棚】のコーナ
 ーで、友香さんという女性の方が、このメルマガを本棚の1冊に入れて
 くださったおかげです。友香さん、ありがとうございました。\(~o~)/
 

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