マーケティング資料室:サカタのタネ、緑のカーテンと節電を絡めた販促展開

日経MJを読み解く!

メルマガ登録・解除 兵法経営コンサルタントが執筆中! 読者数3万人超
 


執筆者:兵法経営コンサルタント 濱本 克哉

〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 2011年5月12日 〓〓〓〓〓〓 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

◆◆◆ 日経MJに見る社長のための兵法的経営戦略 2047号 ◆◆◆

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

    〜〜〜【兵法マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
           自ら風をつかまえよう。
       追い風を待っているだけでは自滅する。

     〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

━━━━━━━━━━━━ 2011年5月11日付日経MJより ━━━━━
□■□  本日の注目記事(3面)
■□■   省エネ、育てる楽しさも   ガーデンセンター横浜
□■□      緑のカーテンと節電を絡めた販促展開
────────────────────────────────

今日は、急きょ、緑のカーテンの販促を始めた、ガーデンセンター横浜
を運営しているサカタのタネに関する記事です。

■ゴーヤやキュウリ、朝顔など、つるを伸ばす植物を植え、窓を覆わせ
 る緑のカーテン。苗を買っても数百円という手ごろな価格に加え、
 植物を育てる楽しみを味わいながら省エネができると、注目が集まる。

■「緑のカーテンで暑い夏をのりきろう!」。‥‥緑のカーテンの節電
 効果をうたったポスターが揺れている。

■植物が日差しを遮るだけでなく、葉から水分が蒸散することで周辺の
 温度を下げる冷却効果もあることなど、節電につながる具体的な効果
 が記され、来店客らが足を止めて見入る。

■‥‥初心者向けにチラシやポスター計7万枚超を2週間で印刷。
 ‥‥取引先の種苗店計560店に発送した。

          とのこと。それで、↓↓↓

────── ∞ ────── ∞ ────── ∞ ───────

ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
 ⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!


浜岡原子力発電所(静岡県)の全面停止により、
節電の必要性がさらに高まっている昨今、あらゆる、

・冷却効果のあるモノ

に人の目が向かっていますが・・・

ピンと来にくいものに「緑のカーテン」があります。
植物を植えて育て、窓辺などを覆わせるもの。

「見た目に涼しい感じがするだけではないか」
「作るのに時間がかかるばかりで効果は薄いのではないか」

といった疑いから、実際に着手する園芸初心者は少なかった模様。

おそらく園芸店の側も、さほど「緑のカーテン」には注力して
いなかったでしょう。私自身もこれのPOPなどを店で見かけた
記憶はありません。

記事によれば、東京電力が夏場の電力不足の見通しを発表して以後、
「緑のカーテン」に関する問い合わせが急増しているとのこと。

園芸店は、基本的に園芸に興味がある人ばかりが集まり、
なかなかそれ以外の客層を取り込むことは難しいのですが、
今回は数少ない、新規客獲得のチャンスといえます。

ガーデンセンター横浜を運営しているサカタのタネは、急きょ、

・緑のカーテンと節電を絡めた販促

を展開することにしました。

同社のホームページを見ると、「緑のカーテン」の効果について、
以下のように書いてあります。

「遮光効果に関しては、窓から入り込む強い日ざしを60%以上遮り、
 室温でいえば窓側で5〜10℃温度を抑える効果が期待できます」

なんと、5〜10℃も!

「暑い季節、植物は地中の水分をしっかり吸い、葉からたくさんの
 水分を蒸発させます。この蒸散作用によって葉の温度が下がり、
 葉の周囲を通り抜ける風を冷やすラジエーターの役割を果たして
 くれるのです」

涼しい風が部屋に入ってきそう。

このような情報を知ったら、今まで躊躇していた初心者たちも、
早速「緑のカーテン」をこしらえようと思うでしょう。

動機付けができたら、後は方法論を丁寧に教えてあげれば、
顧客は動きます。こちらもホームページに詳しく書いてありました。

今回の事例では、

・経営陣が「機を見て敏」であること
・顧客の興味・関心をひく情報を提供すること
・問題解決のための具体的な方法をしっかり教えること

などが重要であると分かります。

今年の夏は、マンションや戸建てのあちこちで「緑のカーテン」が
見られることでしょう。


サカタのタネ 緑のカーテン
http://sakata-netshop.com/about/campaign/greencurtain/
                      

●さて、あなたは、

・フォローの風が吹いてくるのを待っている

ということはありませんか。


まったくの無風ということは珍しく、だいたいにおいて、
風はどちらかの方向へ吹いているものです。

それを向かい風としてしまうか、追い風とするかは社長次第。
自社がどこに立ち、どちらへ向かうかで、風は味方にも敵にもなります。

業績が好調ならば、風向きを気にする必要はないかもしれませんが、
不調で、しかも「ただ風を待っている」というのはいただけません。
自分から風に乗る動きを起こしましょう。


【孫子の名言】「火を発するに時有り。火を起こすに日有り」(火攻篇)


───────────── 今日はここまで (^o^) ──────

■■■ちょっと一言

今朝の西日本新聞に、

『やればできる! を味わえば子どもは伸びる』

という本が紹介されています。

これは福岡県春日市にある春日南中学校の体育教師、
下野六太先生の教育実践記。

なんと下野先生は、今春卒業した男子生徒75人が3年前に入学した際、

「卒業するまでに全員を千メートル泳げるようにしてみせる」

と宣言し、実際に成し遂げたとのこと!

25メートルを泳ぐのがやっとの私にとって、千メートルは夢の世界。
そんな私も下野先生に指導してもらえば泳げるようになるのでは・・・。

早速、さきほどアマゾンで購入しました。
「できない」を「できる」に変える指導、すばらしいですね。
ビジネスにも応用できるかもしれません。(#^.^#)

メールマガジンのご購読はこちら

マーケティング資料室ホームへ