マーケティング資料室:白元、アイスノン「枕」の枠超え商品広げる

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執筆者:兵法経営コンサルタント 濱本 克哉

〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 2011年3月8日 〓〓〓〓〓〓 

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◆◆◆ 日経MJに見る社長のための兵法的経営戦略 2006号 ◆◆◆

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    〜〜〜【兵法マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
      売れなくなった商品の価値、もう一度見出そう。
        売り方次第では再成長させられる。

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━━━━━━━━━━━━━ 2011年3月7日付日経MJより ━━━━━
□■□  本日の注目記事(6面)
■□■   「枕」の枠超え商品広げる      アイスノン 
□■□       40年を超えた定番ブランドの挑戦
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今日は、再成長の波に乗ったアイスノンシリーズを製造している
中堅日用品メーカー、白元(東京・台東)に関する記事です。

■現在力を入れているのが家の外で使える分野だ。水にぬらして使う
 スカーフタイプの「冷水スカーフ」や頭回りに装着する「冷水バンド」
 などで、暑さに弱い女性や子供を主要顧客に想定。

■熱中症対策という新コンセプトで、定番の冷却枕にとらわれずに
 幅広く対応する。

■‥‥80年代〜90年代は「『売れなくはない』程度の商品で新商品の
 開発意欲も乏しかった」(大久保芳則・製品開発本部長)。

■そこに風穴を開けたのが99年発売の「熱スッキリアイスノン」だ。
 ‥‥通常の枕のような柔らかさが好評で予想を大きく上回る販売を
 達成した。

■「定番シリーズでも、顧客ニーズに応える新商品を出せば再成長でき
 る」(同)と白元社内は確信。

          とのこと。それで、↓↓↓

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ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
 ⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!


白元のサイトによると、同社は大正12年創業という老舗で、例えば、

「パラゾール」(洋服ダンスなどに入れる有臭系防虫剤)
「ホッカイロ」(振るだけで温かくなるカイロ)
「ウイルストッパー」(ウイルス飛沫をガードするマスク)

なつかしいところでは、

「ソックタッチ」(靴下のずり落ちを防ぐ)

など、数多くのヒット商品を生み出しています。
ニーズを先取りして新製品を開発することが得意なのでしょう。

1965年に発売された、氷のいらない氷枕「アイスノン」も、
年間300万個を販売する大ヒット商品でした。

この商品は冷蔵庫の冷凍室に入れておき、
発熱したときなどに出して、枕として使うもの。

昔は冷凍食品などなく、冷凍室に入っているのは製氷皿くらいで、
アイスノンを入れておいても邪魔には感じなかったものと思われます。

しかし、クーラーの普及で室内の暑さを感じにくくなり、
冷凍食品が冷凍室にあふれるほど入れられるようになった頃から、
アイスノンは売れ行きそこそこのジリ貧商品となってしまったようです。


「もう、この商品がどんどん売れる時代は終わった」

そう感じることはよくあります。おそらく同社でも、
アイスノンは注目されることも無く、いずれ消え去るものという感じで
捉えられていたのではないでしょうか。

ところが、99年に発売された、普通の枕のように柔らかい
「熱スッキリアイスノン」が大好評。予想を上回るヒットで、
同社では考え方が変わります。

・顧客ニーズに応える新商品を出せば、定番シリーズも再成長できる

と。

商売は飽きられたら終わり、という面があります。
古くからの商品は、名前そのものが飽きられている感じで、
売る側も力が入りにくいもの。

しかし、そんな商品でも、顧客ニーズに応えられれば、

・かえって、古くからあるという信用力が生きてくる

のです。「アイスノン」は私も子供の頃から知っている商品であり、
この名がついた商品に対して、何か疑いをさしはさむということは
ありません。

ですから、古くから売ってきた商品などは、
むやみに製造中止などしない方がよいのです。

新商品を売る場合、その名を冠につけた方が最初から信頼を得られます。
白元の「アイスノン」シリーズは、まだまだ売れ続けるでしょう。


白元⇒ http://www.hakugen.co.jp/


●さて、あなたの会社でも、

・売れなくなった定番シリーズ

がまったく顧みられていない、ということはありませんか。


まずはそれらの商品を多角度から検討し、魅力を探してみてください。
検討するメンバーに、初めてその商品に触れる人などを加えると、
新たな視点からの分析が為されてよいでしょう。

また、その商品の基本機能(例えば、アイスノンなら「冷やす」)を
生かして新商品を作れないか、考えてみましょう。
商品名を冠につければ売れやすくなります。

せっかくの財産、生かすようにしてください。


【孫子の名言】「智者の慮(おもんぱかり)は、必ず利害を雑(まじ)う。
        利に雑えて、すなわち務め信(の)ぶべきなり。
        害に雑えて、すなわち憂患(うれ)い解くべきなり」
                          (九変篇)


───────────── 今日はここまで (^o^) ──────

■■■ちょっと一言

3ヵ月に1度、歯医者に通い、点検してもらっています。

先日、先生いわく、

「1本、歯の色が変わってきている」

とのこと。レントゲンを撮ってみたら、神経が死んでいることが判明。

そういえば昨年の夏、自宅の階段でつまづき、
手すりに前歯を打ちつけたことがありました。

その歯はしばらくグラついていたものの、元に戻った感じだったのに、
神経が・・・

女性漫才コンビ、ハリセンボンのはるかさんは、
歯の神経が死んで色が変わっていることをネタにしていますが、
神経が死ぬとはどういうことか、よく分かりませんでした。
しかし、自分もそうなって、よく理解できました。

この歯、漂白すればキレイにはなるそうです。ひと安心。(#^.^#)

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