マーケティング資料室:バスクリン、炭酸ガス入浴剤「きき湯」シリーズ好調

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執筆者:兵法経営コンサルタント 濱本 克哉

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◆◆◆ 日経MJに見る社長のための兵法的経営戦略 1993号 ◆◆◆

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    〜〜〜【兵法マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
         商品の中身、形には理由がある。
       なぜそうなっているのか考えてみよう。

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━━━━━━━━━━━━ 2011年2月16日付日経MJより ━━━━━
□■□  本日の注目記事(10面)
■□■   特定の効能を前面に          バスクリン 
□■□      炭酸ガス入浴剤「きき湯」シリーズ好調
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今日は、09年9月の刷新以降、売れ行きが前年比3割増を記録している
「きき湯」シリーズが好調なバスクリンに関する記事です。

■きき湯は肩こりや冷え性、肌荒れの改善など特定の効能を前面に出し
 ているのが特徴で、6品目そろえる。

■「入浴剤は色や香りといった『情緒』が強調されがち。温泉の効能面
 に着目した商品を出したい」(商品開発部の高木崇さん)というのが
 開発のきっかけだ。

■従来の粉末でも固形でもない新しい形状だ。

■09年9月の刷新では温泉由来の亜鉛成分を新たに配合。肌をひきしめ
 て整える効果が期待され、ベビーパウダーや化粧品にも含まれ肌に
 良いとされる。

■パッケージの上部に期待できる効き目を大きく表示するなど、分かり
 やすさに力を入れている。

          とのこと。それで、↓↓↓

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ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
 ⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!


我が家でも、風呂には入浴剤を必ず入れています。
しかし、バスクリンは使っていません。なぜならば、

・ボトル状

の商品ばかりがスーパー等の売り場で目に入り、
使いにくそうだからです。

あくまで個人的な理由で恐縮ですが、1回分の分量が決めてある、

・分包タイプ

の方が好きなのです。『ガイアの夜明け』で、

「バスクリンの極秘の開発現場に密着」
http://www.tv-tokyo.co.jp/gaia/backnumber/preview110118.html

が放送されたのを見て、同社のあくなき努力を知ったのですが、
それでもなかなか買えずにいました。

なぜ、バスクリンに分包タイプが無いのか分かりませんが、
今回の記事で紹介された、

「きき湯」

には、ボトルタイプと分包タイプの両方があります。さらに、

・効能別

になっており、従来の入浴剤とは一線を画すものです。

・冷え性、疲労に   食塩炭酸湯
・肌荒れ、しっしんに クレイ重曹炭酸湯
・腰痛、肩こりに   マグネシウム炭酸湯
・疲労、肩こりに   カルシウム炭酸湯
・肩こり、疲労回復に カリウム芒硝炭酸湯
・肌荒れ、疲労に   明礬炭酸湯

という6種類があります。

なぜ今まで、こういった効能面に着目した入浴剤が
少なかったのでしょうか。おそらく、

・風呂は、家族全員が入るもの

だからでしょう。

例えば、お母さんが冷え性でもお父さんは冷え性でなく、
腰痛を抱えているかもしれません。
娘は肌荒れ、息子は疲労など、それぞれの悩みが異なると、
入浴剤を絞りきれなくなるのです。

ところが今は、1〜2人で暮らしている世帯が増え、
効能面で入浴剤を決めることができやすくなってきました。

しかも、高齢化による健康ブームというフォローの風も吹いています。

環境条件が整ったことを察知した同社は、
2003年に「きき湯」を市場に投入。

09年の刷新を機に、ヒット商品となりました。
環境変化、消費者ニーズの変化を的確に読んだ結果の勝利です。

きき湯 バスクリン
http://www.bathclin.co.jp/products/ofuro/kikiyu/


●さて、あなたは、

・商品の中身がそうなっている理由

を説明できますか。


「昔から、こうだから」

ですか? それでは、新しいモノを生み出すことはできないでしょう。

世の中の現象にはすべて理由があります。
環境が変化すれば、人が求めるモノも変わるのです。

自社商品が今現在の形となった理由を掘り下げてみてください。
きっと新しい何かが見えてくるはずです。


【孫子の名言】「敵遠くして戦いを挑む者は、人の進むを欲するなり」
                          (行軍篇)


───────────── 今日はここまで (^o^) ──────

■■■ちょっと一言

「三菱自動車、家庭充電HVを12年度発売へ」

三菱自動車もいよいよ家庭用電源から充電できるハイブリッド車を
投入するとのこと。

なんとこの車、高速になるとエンジンで発電しながら走り、
ガソリン1リットル当たり50キロメートルも走行するそうです。

仮にガソリン満タンで50リットル入るとすれば、
1回の給油で2500キロも走る!
給油の仕方を忘れてしまいそう。

この車、手に入れたいものですが、350万円はちと高いなぁ。(#^.^#)

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