マーケティング資料室:カルビー、自主性が生む意識改革

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執筆者:兵法経営コンサルタント 濱本 克哉

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◆◆◆ 日経MJに見る社長のための兵法的経営戦略 1991号 ◆◆◆

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    〜〜〜【兵法マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
           意識改革を推進しよう。
       まず社長の頭の中をガラリと変えるのだ。

     〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

━━━━━━━━━━━━ 2011年2月13日付日経MJより ━━━━━
□■□  本日の注目記事(3面)
■□■   自主性が生む意識改革         カルビー 
□■□      3月の上場を前に企業体質見直し
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今日は、コラム「底流を読む」に取り上げられた、
カルビーに関する記事です。

■国内に安住せず、海外市場で成長するグローバル企業への転身を狙う。

■‥‥2009年6月に米飲料大手のペプシコと資本・業務提携し、一気に
 米国型の企業統治に移行して以来、働き方を含め企業体質の見直しに
 動いていた。

■‥‥安定的な創業経営の下、社内の出世競争は薄くなりがちで、
 いつしかおっとりした雰囲気に包まれていった。

■「カルビーは菓子メーカーのトップになれるだけの会社だ」──。

■‥‥松本晃会長はまず「簡素化・透明化・分権化」を訴え、「顧客・
 取引先→従業員・家族→地域→株主」と事業を優先する相手を明確に
 位置付けた。

■‥‥カルビーには自分の机はなく、すべて共用で社員数の8割しか
 置いていない。業務ごとに時間限定で机をシェアする。

          とのこと。それで、↓↓↓

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ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
 ⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!


2008年秋以後の不況をものともせず、
業績を伸ばし続ける菓子メーカー、カルビー。

その秘密は、小売店のニーズをしっかりつかんで商品を売る、
同社のマーケティング力によるところが大きいようです。

当メルマガ1935号 カルビー
http://www.bushidoman.com/1935calbee.htm

しかし、今後、長期的に人口が減少し続ける(と思われる)日本では、
間違いなく市場が縮小するわけですから、
今後は海外で通用する企業へと変わらざるをえません。

日本人は海外へ出ると弱点を露呈します。

海に囲まれた島国に住み、ほぼ単一民族で構成された「日本人」。
まるで家族間で行なうような取引になれた私たちは、
アウェイでの戦いに極めて弱いのです。

おそらくカルビーの経営陣も、
今の体質のまま本格的なグローバル展開を始めたら危ない、
という危機感を抱いていたのでしょう。

同社の会長、松本晃氏は、
ジョンソン・エンド・ジョンソン日本法人の社長も務めた人物。

おそらく、カルビーの弱点を分析した結果でしょう。氏は、

「簡素化・透明化・分権化」

を訴えています。

裏を返せば、仕事の流れが複雑で、透明性に欠け、
権力は上層部の一部が握っているということでしょう。
これは日本企業の特徴そのものです。

海外のビジネスマンがよく、

「日本企業は意思決定が遅い」

と不満を述べているのを見聞きしますが、
スピード感の無さが日本企業の最大の弱点なのかもしれません。


かつて私自身も取引先で判断を求められ、
その場で即答して帰社したら、上司から、

「なぜ、会社に持ち帰って検討します、と言わなかったのだ」

と叱られたことがありますが、これが日本企業なのです。

上位の者は下位の担当者に権限委譲し、
担当者は自分の責任で主体的に判断、行動することができなければ、
仕事のスピードを上げることはできません。

そのためには、判断に困ったとき、すぐに相談できるような、

・風通しのよさ

が組織全体に必要です。

今、カルビーは会長や社長の机もガラス張り。
松本会長自身もふらっと社員のそばにより、会話を交わすとのこと。

同社は世界との戦いに向け、自社改革を推し進めています。


カルビー 社長メッセージ
http://www.calbee.co.jp/company/message.php


●さて、あなたは、

・従来の延長線上で考える

という思考習慣に陥っていませんか。

自社を改革する場合、
過去の視点でやろうとしても大きく変えることはできません。

「10年後、20年後にわが社はこうなる」

という、未来の姿を明確にして、逆算して考える必要があります。

あなたの頭の中に未来像はありますか。また、社員に明示していますか。
改革はそこからスタートせねばならないのです。


【孫子の名言】「善く戦う者は、人を致して人に致されず」(虚実篇)


───────────── 今日はここまで (^o^) ──────

■■■ちょっと一言

内閣府による14日発表の速報値で、
日本のGDP(国内総生産)が世界3位に転落。
3位は43年ぶりだそうです。

ということは、今49歳の私が6歳の時、2位に浮上したということ。
あの頃の日本はすごかったのですね。

当時、家電店の支店長だった父は、
月に1回くらいしか仕事を休んでいませんでした。
猛烈社員が当たり前だった時代です。
今、まさに中国がそんな勢いに。

日本はずるずる、4位、5位と凋落していくのか?
今後、数年が踏ん張りどころでしょう。(#^.^#)

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