マーケティング資料室:アテックス、1日に1万個売れるクッション型マッサージ機

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執筆者:兵法経営コンサルタント 濱本 克哉

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◆◆◆ 日経MJに見る社長のための兵法的経営戦略 1985号 ◆◆◆

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    〜〜〜【兵法マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
          売るものにこだわりを持とう。
       あなたは商品の「目利き」になるのだ。

     〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

━━━━━━━━━━━━━ 2010年2月4日付日経MJより ━━━━━
□■□  本日の注目記事(3面)
■□■   デザインと機能性 女性視点で    アテックス  
□■□      クッション型マッサージ機好調
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今日は、「ルルド マッサージクッション」が1日に1万個も売れている、
中堅メーカー、アテックスに関する記事です。

■36センチ四方と小型ながら本格的なもみ心地とスタイリッシュなデザ
 インが受け、発売から1年以上が過ぎた今でも売れ行きが衰えない。

■社を代表する商品を生み出したのは、田代係長を中心とする3人の
 女性社員チームだった。

■きっかけは中国。工場を視察中に見かけた枕型マッサージ機に着想を
 得た。「これはいける」と持ち帰り、使用場所を選ばないクッション
 型に改良した。

■‥‥発売に至るまで男性社員の反応はいまひとつだった。「パッと
 見たとき用途が不明」「電源の位置がわからない」などの声が寄せら
 れたが、「周囲でも買い物の決定権の7割は女性にある」(田代係長)
 と、女性視点を重視する姿勢を貫いた。

          とのこと。それで、↓↓↓

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ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
 ⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!


「発売に至るまで男性社員の反応はいまひとつ」

だったとのことですが、その場に私がいたとしても、まず、

「これはいける!」

とは、言わなかったでしょう。

開発したのは女性3人のチーム。
おそらく相当、開発段階で盛り上がっていたことと想像します。

男と女、同じ人間とはいえ、感性はまったく異なるようです。

男から見ると、女性というのは、

・見た目重視

に思えるのではないでしょうか。
普段、化粧をし、素顔とまったく異なる顔を作って出歩いていることや、
何を見ても、

「かわいい」
「かわいくない」

と言葉を発し、見た目を価値基準としているように感じられることなど
から、そんな気がするのでしょう。

しかし、今回、アテックスの女性社員は、

「かわいいけれど甘すぎない」

マッサージ機を目指しました。

確かに見た目は重要で、この商品もデザインが工夫されていますが、
彼女らは機能的にも優れたものに仕上げたのです。
完成までに作った試作品の数は50個以上に及んだとのこと。

楽天市場での購入者の評価を見てみると、

「実際に自分も使ってみてとても気持ちが良く、お値段以上の機能に
 大変満足」
「肩・肩胛骨周辺を揉み倒しています。大変気持ちいい」
「もみ球が普通のマッサージチェアと同じくらいしっかりしている」

などなど、本来のマッサージ機としての役割に対しての評価が
非常に高いようです。

「うーん、女性も侮れない」などと思いつつ・・・

このように、

・男性 対 女性

でモノを考えるのは間違っているのではないか、と気づきました。

今回のマッサージ機の場合、
体の凝りについては女性の方が男性より悩んでおり、
よりホンモノを求めている、という点が、
この大ヒット商品に機能として現れたのではないでしょうか。

男だから、いや、女だからというのではなく、

「よりこだわった者が、よりよい製品を作る」

ということではないかと思います。

「女性視点」は確かにあると思いますが、
特に機能面においては「問題を感じている者の視点」が重要です。

ルルド マッサージクッション

※メーカー希望小売価格14800円(税込み)ですが、
 楽天市場などの通信販売だと7000円台で買えるようです。


●さて、あなたは、

・自分がこだわりの強いものを売る

ようにしていますか。


こだわりが強いと、自然とその商品の「目利き」になっていきます。
世の中には必ず自分と同じニーズを持っている人たちがいるので、
「目利き」である自分が世に出した商品は、
必ず一定の支持を得ることになるのです。

「目利き」になるには時間がかかりますが、
一度なってしまえば、長く売ることができるようになります。
逆に、現在、売っている商品にこだわりを持つようにしても、
徐々に今より大きく売れるようになるでしょう。

こだわりをもって売りましょう。


【孫子の名言】「己の私を信(の)べ、威、敵に加わる。」(九地篇)


───────────── 今日はここまで (^o^) ──────

■■■ちょっと一言

今日は立春。

立春は二十四節気の始まりです。
この後は、雨水 → 啓蟄 → 春分 → 清明 → 穀雨、そして立夏。
http://www.nao.ac.jp/koyomi/faq/24sekki.html

立春の説明には「寒さも峠を越え、春の気配が感じられる」とあります。
今まで異常な寒さが続いておりましたが、確かに若干、
暖かくなってきました。春には人の心も軽くなり、外出も増える・・・

また、経済の専門家の予測ではこの春、日本の景気はかなり上向くとか。
マーケティング企画もぬかりなく立てておかないといけません。
今までのマイナス分を取り戻しましょう。

週末は企画立案されてはいかがでしょうか。私も頑張ります。
では、また来週!(#^.^#)

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