マーケティング資料室:大丸神戸店、「うふふ」女子大生を使って販促

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執筆者:兵法経営コンサルタント 濱本 克哉

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◆◆◆ 日経MJに見る社長のための兵法的経営戦略 1984号 ◆◆◆

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    〜〜〜【兵法マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
           慎重に作戦を立てよう。
      考えもせず「従来通り」にやってはならない。

     〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

━━━━━━━━━━━━━ 2010年2月2日付日経MJより ━━━━━
□■□  本日の注目記事(5面)
■□■   若い女性へ「うふふ」PR       大丸神戸店  
□■□      女子大生を使って販促、半年にわたり活動
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今日は、2月下旬の改装に合わせ、女子大生を使った販促を取り入れる、
J・フロントリテイリング傘下の大丸神戸店に関する記事です。

■PRチームは「うふふガールズ KOBEサポーターズ」という名前
 で活動する。女子学生はイベント運営会社を通じて有償で集めた。

■サポーターズはまず2月初旬から、交流サイトのミクシィで売り場の
 先行情報を流す。

■桃色のロゴで飾ったラッピングバスも走らせる。なかにはサポーター
 ズが乗っていて、停車した場所でチラシを配る仕組み。

■‥‥うふふガールズの広告や店内の装飾についても助言する。

■今回の改装は18〜34歳の女性に的を絞っている。

■同店が顧客属性をつかんでいる約50万人のうち18〜34歳の女性は20%
 を占めるものの、売上高構成では15%にとどまる。

          とのこと。それで、↓↓↓

────── ∞ ────── ∞ ────── ∞ ───────

ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
 ⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!


「うふふガールズ」はすでに、
大丸心斎橋店、京都店、松坂屋銀座店に出店しており、
テレビ番組でも取り上げられています。

この全国的に知名度の高い「うふふガールズ」を、
わざわざPRチームを結成してまで宣伝するのはなぜでしょうか?

2つの理由が考えられます。

ひとつは、強みをさらに強化する、ということ。

「うふふガールズ」には、神戸の若い女性も関心は高いと見て、
従来どおりのPRでもかなり集客できるという読みがあるとします。
女子大生を、

「うふふガールズ KOBEサポーターズ」

として起用し、広告宣伝を担当させたり、
店内装飾へのアドバイスを求めたりすれば、
一気に18〜34歳の女性顧客を獲得でき、
売上高構成比も現在の15%からグーンと伸ばせるという考え方。


もうひとつは、従来の他店のやり方ではダメだから方法を変えるのだ、
ということ。

神戸の人々は、他の関西人とちょっと異なります。

・自分流のファッションを楽しむ

人が多く、流行やブランドに流されにくいのです。
ファッションに疎い私でも、神戸人のファッションはかっこいいと
感じるくらいに、他とはちょっと違います。

ですから、ただ「うふふガールズ」が入ったというだけでは、
神戸の女性は利用してくれないだろう、という読みから、
独自企画を練ったという考え方です。


で、私は後者だろうと思っています。

記事によれば、今春から、
同社最大の松坂屋名古屋店(名古屋市)の改装が始まるとのこと。

もしも大丸神戸店で「うふふガールズ」の勢いが止まれば、
名古屋店の改装に悪影響が及ぶでしょう。

せっかくのよい流れを断ち切らず、継続させるため、
大丸神戸店では必死に取り組んでいるのではないでしょうか。

そうだとすれば、「うふふガールズ」の好調さに油断せず、
よく努力しているということになります。
いかに神戸という独自ファッションの地であっても、
惨敗、ということにはならないでしょう。


大丸神戸店 うふふガールズKOBE
http://www.daimaru.co.jp/kobe/ufufu_yokoku/index.html


●さて、あなたは、

・顧客によって攻め方を変える

ようにしていますか。


前の顧客と同じように売って失敗し、

「前はうまくいったのだが」

と首をひねるのは普通の人です。
あなたはそのような結果になる前に、最善の策を立ててください。


【孫子の名言】「ただ慮(おもんぱかり)無くして敵をあなどる者は、
        必ず人に擒(とりこ)にせらる。」(行軍篇)


───────────── 今日はここまで (^o^) ──────

■■■ちょっと一言

今日は節分。

「鬼はぁ〜内、福はぁ〜外」

ある気功の先生は、こう叫ぶのが正しいのだと教えておられます。
その方が幸福になれると。

実は私もこの説に賛成です。
例えば、かの老子も「百谷の王たれ」と教えていますが、谷は川のこと。
つまり、百もの川が流れ込む大河、あるいは海のように、
なんでもかんでも受け入れよ、というのです。

また、昔から「苦労は買ってでもせよ」という教えがありますが、
困難こそ人間を鍛えるからでしょう。

「『鬼は外、福は内』とは単なる欲。私はその逆で行く」、
というくらいの根性がなければ、大きなことはできません。

が、しかし・・・

さすがに家の中で「鬼はぁ〜内」と叫ぶのはひんしゅくを買うでしょう。
私も家族に聞こえないようにつぶやきます。(#^.^#)

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