マーケティング資料室:ミズノ、専門店の接客力向上へノウハウ提供

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執筆者:兵法経営コンサルタント 濱本 克哉

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◆◆◆ 日経MJに見る社長のための兵法的経営戦略 1983号 ◆◆◆

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    〜〜〜【兵法マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
          積極的に協力関係を築こう。
       自社だけで出来ることは限られている。

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━━━━━━━━━━━━━ 2010年2月2日付日経MJより ━━━━━
□■□  本日の注目記事(6面)
■□■   品ぞろえと見やすさ両立         ミズノ  
□■□      専門店の接客力向上へノウハウ提供
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今日は、スポーツ用品店「アベスポーツ」(栃木県足利市)の改装を
手掛けたミズノに関する記事です。

■見やすい陳列と加工工房の強化などできめ細かい顧客サービスにつな
 げ、大手量販店とひと味違った強みを発揮。

■‥‥ミズノは「量感陳列」と呼ぶ手法を採用した。壁一面に掛け並べ
 たグローブ。通常は手が届きやすいよう高くても7段で展示するとこ
 ろ、8段にして脚立を置いた。

■一方、シューズは手前の低めの陳列台に配置し、来店客からどの商品
 も見やすく、手に取りやすいようにした。

■今は高さ1メートル程度の陳列台の下に同じ商品のサイズ違いを置き、
 客が自分ですぐに探して試し履きができる。

■改装後は「子供の滞在時間が長くなった」(阿部社長)と効果を実感
 している。

          とのこと。それで、↓↓↓

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ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
 ⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!


長男と三男がサッカー部だったもので、
スポーツ店には幾度も通いました。

毎日、サッカーをしていると、サッカーシューズの傷みが早く、
およそ3〜4ヶ月に1度は買い換えねばばりません。

さて、どこの店で買うか。
私は近所のスポーツ店や量販店でも良さそうに思うのですが、
子供はサッカーシューズがたくさん揃った専門店を希望します。
子供であっても多くの中から選びたいと考えるようなのです。

それで、ちょっと離れた大型専門店まで買いに行ったものでした。


今、少子化が進む中、スポーツ店も生き残るために必死です。
中途半端な品ぞろえやサービスでは、子供は来てくれません。
それは分かっているものの、どうすればよいものか、
途方にくれている店主も多いことでしょう。

記事によれば、スポーツ店の興廃が自社の浮沈に影響するミズノは、
2009年から、地域の専門店の売り場のデザイン・設計などを提案する
ようになったとのこと。

つまり、メーカーが、

・リテールサポート

に乗り出したわけです。

当然、スポーツ店では他社製品も扱っているわけですから、
ミズノ製品の取扱量などについて何らかの取り決めをしているか、
デザイン・設計料として別に費用をもらっているのではないでしょうか。

いずれにしろ、このままスポーツ店を放置していたら、
自社のスポーツ店ルートの売り上げは減るばかり。

同社は数多くのスポーツ店と取引があるので、メーカーとはいえ、
売り場づくりに関しても地域のスポーツ店より詳しいでしょう。


例えば、壁の高いところ、手が届かないようなところにまで陳列すると、
顧客には不便なように感じられますが、見た感じは壮観で、
店の魅力がアップします。

また、多くのスポーツ店では、
シューズについて気に入ったデザインを見つけても、いちいち、

「この靴の○○センチのはありますか?」

と店員に尋ね、探してもらわねばなりません。しかも、

「申し訳ありませんが、品切れです」

と言われることが意外と多いものです。
回答を待っていた分、顧客の失望感も高くなってしまいます。

ミズノはこれを、客が自分で探して試し履きできるように改良しました。
客はストレスを感じず、店員の負担も減るわけで一石二鳥です。


少子化という逆風の中、メーカーと小売りは協力して売らねば、
共倒れになりかねません。

積極的にトップ同士が交流を図り、協力関係を築いていくべきです。


アベスポーツ
http://www.abespo.com/


●さて、あなたは、

・支援を受ける先、支援する先

について、経営計画に明記していますか。


1社の力でできることは高(たか)が知れています。
他社の力を活用したり、自社の力を提供したりすることで、
互いにプラスとなり、より大きいことが実現できるのです。

WINーWINの関係を築くべく、取引先との関係を強化しましょう。


【孫子の名言】「諸侯の謀(はかりごと)を知らざる者は、
        あらかじめ交わること能わず。」(軍争篇・九地篇)


───────────── 今日はここまで (^o^) ──────

■■■ちょっと一言

「英語にひるむ学生は不要」

本日、取り上げたミズノの記事の下に、
ファーストリテイリングの柳井正会長兼社長の言葉が書かれています。

今、私が学生だったら、英語を公用語化するという同社に入りたいです。

強制されれば必死に勉強せざるをえないので、
いくら内気な私でも英語が使えるようになるでしょう。

しかし、よく考えてみれば・・・

他社に入りたいなどと言わず、
わが社でも英語を公用語化すればよいのだと気づきました。

自分が社長だと、このことに勇気が要ると分かります。
さすが柳井さん。社長はやはり「決断力」が最重要ですね。(#^.^#)

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