マーケティング資料室:良品計画、「木製薄型シェルフ」が人気呼ぶ

日経MJを読み解く!

メルマガ登録・解除 兵法経営コンサルタントが執筆中! 読者数3万人超
 


執筆者:兵法経営コンサルタント 濱本 克哉

〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 2011年1月20日 〓〓〓〓〓〓 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

◆◆◆ 日経MJに見る社長のための兵法的経営戦略 1974号 ◆◆◆

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

    〜〜〜【兵法マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
         ターゲットが買わない理由は何か。
           把握する仕組みを作ろう。

     〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

━━━━━━━━━━━━ 2010年1月19日付日経MJより ━━━━━
□■□  本日の注目記事(6面)
■□■   奥行き半分、部屋広く         良品計画  
□■□     「木製薄型シェルフ」が人気呼ぶ
────────────────────────────────

今日は、昨年10月に発売した「木製薄型シェルフ」が売れ行き好調と
いう、良品計画に関する記事です。

■一見、普通の棚と変わりないが、奥行きは21センチと通常の約半分。
 狭い部屋や廊下など、ちょっとしたスペースを有効活用できることが
 支持されている。

■‥‥転倒防止のため背板の裏を付属のピンで留める作りにして表から
 見て違和感がないようにした。

■材質は家具で人気のタモ材だ。サイズは腰までの高さから背の高い
 本棚まで3種類をそろえた。

■売れ行きは通常の棚に比べ2倍程度多く、欠品の解消へ増産を急いで
 いる。

          とのこと。それで、↓↓↓

────── ∞ ────── ∞ ────── ∞ ───────

ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
 ⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!


本棚について、

「無駄に奥行きがある」

と不満に思っている人、結構おられるのでは?

私もふと、事務所の本棚を見てみました。
本棚の奥行きはおよそ29センチ。
A4サイズの資料や冊子をのぞき、その他の書籍等すべて、
奥と手前に2列の状態で並べています。

なぜそうしているかといえば、奥に1列だけだと、
手前にずい分スペースができて空間がもったいないからです。

量的に多く収納できるという面はありますが、
奥の本は背表紙も見づらく、取り出しにくくて不便。

それでも今までは、本好きには仕方の無い面もありました。
こうでもしなければ大量の本が片付かないのです。

しかし、

「テレビやオーディオ機器の薄型化」

で部屋を広く使えるようになってきたとともに、
iPadを始めとしたタブレット端末の登場で、
本はデータでそろえる、という人も増えてきているでしょう。

そうすると、昔タイプの本棚はデザイン的にも合わず、
実際面でも不必要。

本棚も薄型で、という需要は今後、増えそうです。


このニーズをいち早くつかんだのが良品計画です。
同社の「木製薄型シェルフ」は売れ行き好調。
奥行き21センチです。

価格は1万9000〜2万9000円ということですので、
安物というわけでもありません。
インテリアデザインにこだわる人が買っているのでしょう。

おそらく、

・薄型の棚に対する需要

は他企業でもつかんでいたと思われますが、同社によれば、

「便利商品の位置づけ」

となっており、突っ張り棒を使用したり、スチール製だったりと、
デザインにこだわる消費者にはガッカリのものだったようです。


消費者ニーズをつかみ、競合商品をチェックして、

・今、すき間となっている市場はどこか?

と探索したことが分かります。

時代に合っている商品のはずなのに、
なぜそれほど売れないのかと理由を探れば、ヒントがつかめるのです。

木製薄型シェルフ
http://www.muji.net/store/cmdty/detail/4548718782567


●さて、あなたは、

・自社商品を買わない理由

をターゲットに聞いていますか。

答えは顧客だけが知っています。
売り手があれこれ詮索するより、ズバリ聞いた方が早い時もあるのです。
何でも教えてくれるファン客とのコミュニケーションを密にしましょう。


【孫子の名言】「爵禄(しゃくろく)百金(ひゃっきん)を
        愛(おし)みて、敵の情を知らざる者は、
        不仁の至りなり。」(用間篇)


───────────── 今日はここまで (^o^) ──────

■■■ちょっと一言

シネコン最大手、TOHOシネマズが、
映画料金を1500円に値下げするとのこと。
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/local/leisure/?1295411241

TOHOシネマズ
http://www.tohotheater.jp/

同社の映画館が福岡の天神にもあったとは知りませんでした。
福岡に移り住んで10年、まだ知らないことがたくさんあるようです。

同社が値下げすれば、他の映画館も値下げする可能性が高く、
映画好きはうれしいでしょう。

海外では数百円から、高くても1000円程度の映画料金。
抜本的に見直して欲しいものです。(#^.^#)

メールマガジンのご購読はこちら

マーケティング資料室ホームへ