〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 2003年8月19日 〓〓〓〓〓〓
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◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 196号 ◆◆◆
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〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
組み合わせれば新商品は無限に開発できる。
まずは自分のニーズを見極めることから。
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━━━━━━━━━━ 2003年8月19日付日経MJ1面より引用 ━━━
■触感の心地よさを前面に、急ピッチで増殖している商品がある。クッ
ション「MOGU(モグ)」だ。大阪の一中小メーカーが手がける商品
だが、発売から2年で販売個数は約700万個に達し、インテリア市場で
は異例のヒットとなった。
■ありふれた商材で、しかも中心価格帯は1800〜3800円と競合品のおよ
そ倍。しかも業界関係者によると、クッション市場は「転居時の買い替
えなど一定の需要はあるが、大きな伸びは期待できない。量販店で低価
格商品が大量に出回り、単価も下がる一方」というのが実情。こうした
なかにあって、触感の良さが受け、新たな需要を掘り起こした。
■MOGUを開発・発売したエビス化成(大阪市、石田喜信社長)によ
ると、発売2002年ごろから引き合いが急増。同社の2002年12月期の売上
高は45億円と前の期の約5倍に膨らんだ。
■触感の良さは「ビーズの小ささ」と「布地の触り心地」が決め手。競
合クッションより触感の良さを求め、直径0.5ミリの極小ビーズを開発。
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ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!
●エビス化成は、既存事業(家電などの緩衝材の発泡スチロール製造)
に見切りを付けたとのことですが、つまりそのまま続けていったら規模
縮小を続けるか、倒産しかないと判断したのでしょう。企業としてはか
なり追い込まれた状態です。
●そんな中で低価格品が大量に出回っている、しかも今まで手がけたこ
とが無いクッションの市場に進出したのです。もしもこのような経営相
談を私が受けたとすると「かなり厳しいですね。よほど変わった商品を
作らないことには売り上げは伸びないと思います」と言うでしょう。そ
の変わった商品を、同社は作り上げました。
●同社の場合、強みは発泡スチロールの加工技術です。これを何に応用
するかなのですが、同社社長の石田さんは、触感に目をつけました。記
事によれば、海岸を散策するのが好きな石田さんが、「細かい砂だと気
持ちよく感じる」ことにヒントを得たようです。
●低価格品ばかりが出回るということは、その商品を作っているメーカ
ーが、価格面以外に差別化ポイントを見出せていないことを示していま
す。つまり、商品開発において行き詰っているわけです。
●しかし、例えば孫子の兵法でも、行き詰まらないようにする方法の例
えとして、「色は5色(赤・黄・青・白・黒)に過ぎないけれども、こ
の5色をさまざまに混ぜ合わせれば、色は無限に生まれ、見極めること
はできない」等とあります。つまり、組み合わせれば、新商品というの
は無限に生み出すことができるのです。
●人は5官(5感を生ずる5つの感覚器官。眼・耳・鼻・舌・皮膚のこ
と)で5感(視・聴・臭・味・触)を感じます。また、視覚だけとって
も先の色の例のように、さまざまです。組み合わせを試し続ければ、必
ずヒット商品は生まれます。
●けれども、ヒット商品を生み出すスピード如何に企業の存亡がかかっ
てきますので、なるべく早く開発するためには、顧客ニーズをよく考え
て、それと技術シーズを組み合わせる作業を進めなければなりません。
●ですから、シーズ・ニーズマトリクス表(縦軸に自社のシーズ、横軸
に対象となる市場、顧客層を並べ、それそれが交わったところに商品を
書き込む。シーズが10個、ニーズが10個あれば、単純計算で100個の商
品が考え出されることになりますね)を作って検討したりします。
●今の低価格クッションは、大きさ・色・形などの見た目のかわいさと
スポンジ的な柔らかさでできています。社長の石田さん自身が欲したも
のは、砂浜を歩いたような気持ちよさでした。つまり、石田さん自身の
ニーズと同社のシーズを組み合わせたわけです。
●組み合わせは無限にでき、ニーズも無限にあるでしょう。しかし、そ
の中でもまず「自分のニーズに注目してみる」のが第一です。己を知る
ことは、敵を知ることにつながります。行き詰ったら、まず自分を掘り
下げてください。
――――――――――――― 今日はここまで (^o^) ―――――――
■■■ちょっと一言
お盆は故郷の長崎へ帰っていました。やることは子供の頃と変わりませ
ん。14日と15日、お墓参りに行き、参った後、子供達はその場で花火を
します。墓参りの人の中には、お酒を飲んでいる人もいるようです。15
日はさだまさしさんの歌で有名な精霊流しも行われ、激しい爆竹の嵐の
中で、死者の魂を精霊船に乗せて運びます。私も少しだけ見てきました。
そして、これもいつものことですが、またかなりお酒を飲んでしまいま
した。ビールと焼酎のロックを飲みましたが、15・16日ともに二日酔い
気味でした。(^_^;) 体重も1キロ増。ゆるんだ気持ちを立て直すのが
大変です。
さて、今日からまた油断せずにいこう。(#^.^#)
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