マーケティング資料室:中野BC、「カクテル梅酒」新たな市場を開拓

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執筆者:兵法経営コンサルタント 濱本 克哉

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◆◆◆ 日経MJに見る社長のための兵法的経営戦略 1947号 ◆◆◆

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    〜〜〜【兵法マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
          顧客の潜在ニーズを探ろう。   
        そこに大きなヒントが眠っている。

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━━━━━━━━━━━━ 2010年12月3日付日経MJより ━━━━━
□■□  本日の注目記事(14面)
■□■   5年で売り上げを25倍に伸ばす    中野BC
□■□      「カクテル梅酒」新たな市場を開拓
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今日は、起死回生策として開発した「カクテル梅酒」が成功し、売り上
げ好調の梅酒メーカー、中野BC(和歌山県海南市)に関する記事です。

■同社は1932年にしょうゆの製造販売を開始。その後、焼酎や清酒、み
 りんへと製造領域を広げていった。梅酒の開発に着手したのは79年。

■転機は2005年に訪れる。宝酒造に勤務していた中野幸治専務が家業で
 ある中野BCに入社。‥‥フルーツなどを使った「カクテル梅酒」造
 りに着手した。

■同社は地元の果物であるブルーベリーやイチゴ、ハッサク、ジャバラ
 を使ったり、地元名産のサンショウ、国産のユズやシークワーサーを
 使うなど「地産地消」「和産和消」にこだわり、毎年4〜5アイテムを
 発売。

■‥‥中野専務は女性社員4人を集めてマーケティング部署を設置。
 ワインを意識したスリムな瓶やラベル、リキュールをイメージした
 ネーミングを次々に提案していった。

          とのこと。それで、↓↓↓

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ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
 ⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!


私も梅酒は好きです。
妻も10年くらい前までは造っていました。
その後、造らなくなったのは、まったく飲まないからです。

好きなのに飲まないのはなぜか?
自分では、飲むタイミングがつかめないからだと思っています。

記事に、梅酒の飲み方として、

「寝る前に1杯飲むのが一般的だ。外出先なら食前酒」

とあります。梅酒を寝酒として使う人が多いのでしょうか。

私には寝酒の習慣はないですし、
夕食時にはビールをいただきますので、
食前酒として梅酒を飲むこともありません。

しかし、なんとか好きな梅酒を毎日飲むような酒にできないだろうか、
とは、心の奥底で考えていました。潜在ニーズです。


今、健康志向の高まりで、梅酒市場は拡大しているとのこと。
それを追い風として大きく売り上げを伸ばしているのが中野BCです。

1979年、つまり30年も前に梅酒開発に着手し、
シソを漬け込んだりはちみつを入れたりと、
工夫を加えた梅酒を売り出すものの、鳴かず飛ばず。

そこへ、宝酒造に勤めていた中野幸治氏が帰ってきて、
起死回生策として「カクテル梅酒」なるものの開発に着手しました。
これが大ヒット。


どうもこの製品は、私のような、

・梅酒が好きだけれども、飲むタイミングが分からない

という人々のニーズを汲み取ったもののようです。


記事に、男性が「梅酒は甘すぎると敬遠していた」とありますが、
確かにビールの後など、日本酒、焼酎、ウイスキーなどは飲んでも、
梅酒は甘すぎて飲めません。

日本酒の吟醸酒にはフルーティーなものが多くありますが、
甘すぎないので量を飲めます。

おそらく同社の梅酒は、さまざまな食品と合わせて新味を出すと共に、
甘さをかなり抑えたものなのでしょう。


手にとってもらうには、ネーミングや瓶の形状も大事。
そこで中野幸治専務は、女性4人のマーケティング部署を作りました。
ワインを意識した瓶に加え、女性を引き付けるネーミングで、
消費者の欲求を喚起しています。

いろいろある中で、私も飲んでみたいと思うのが、

レモンとジンジャーの梅酒
http://www.nakano-group.co.jp/umeshu/lemon_ginger.html

冬はホットがおいしそう。


●さて、あなたは、

・顧客の潜在ニーズ(不満)

をつかんでいますか。
まず、「つかむ」ことができなければいけません。

次に、潜在ニーズを顕在化(希望)させるには、
自らの力を最大限に発揮して「対応する」ことが必要です。

つかむことと、対応すること。

この2つのことさえできれば、事業は発展し続けます。
まずは潜在ニーズを探ることから始めてください。


【孫子の名言】「彼を知らずして己を知れば、一勝一負す」(謀攻篇)


───────────── 今日はここまで (^o^) ──────

■■■ちょっと一言

2022年のサッカーワールドカップ開催地はカタールに決定。
日本は残念でした。前回のベスト16入りが評価されるかと思いましたが。

オリンピックは会場が1つか2つの都市に限定されがちですけれども、
ワールドカップはいくつものサッカー場を使うため、
開催される地域がかなり広がります。

地方の活性化にもつながるため、
日本が招致できることを期待していました。

前回の日韓ワールドカップの際、
大分県中津江村にカメルーン代表が滞在した際にパンを供給したのは、
うちの近所のパン屋さん(経営者はオーストリア人)でした。
こんなふうに地方企業も助かるのです。

今朝の福岡は雨。風が強くて嵐っぽい感じ。(#^.^#)

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