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◆◆◆ 日経MJに見る社長のための兵法的経営戦略 1910号 ◆◆◆
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〜〜〜【兵法マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
固定観念を捨て去るべし。
顧客に合わせて柔軟に対応しよう。
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━━━━━━━━━━━━ 2010年10月8日付日経MJより ━━━━━
□■□ 本日の注目記事(3面)
■□■ 粉末みそ汁、上位4商品独占 永谷園
□■□ 新商品をつくる気持ちでCM等見直す
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今日は、粉末みそ汁の売れ筋ベスト10(日経POSデータ6〜8月)で
1〜4位を独占し、シェアは5割を超えている永谷園に関する記事です。
■定番商品「あさげ」シリーズの登場は1974年。最初に粉末タイプで
売り出したが、その後、生みそタイプを発売。
■大山氏は同市場全体の「主要顧客が高齢化しているのが課題」と話す。
‥‥「20〜30代の顧客がついてきてない」ことに危機感を持った。
■生みそタイプは風味がよいといった長所がある一方、カップに生みそ
を出すときに手が汚れたり、ゴミが出たりするなど短所もある。
■まず、若い人にも手にとってもらいやすいように、09年からの粉末タ
イプのテレビCMにマグカップを使った。
■朝の忙しい時間帯にもさっと粉末を入れ、お湯に溶かすだけで飲むこ
とができる手軽さを打ち出した。
とのこと。それで、↓↓↓
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ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!
●記事によれば、即席みそ汁市場は360億円前後(小売金額ベース)で、
そのほとんどが「生みそタイプ」のようです。私も即席みそ汁を
いただく際は生みそタイプばかりで、「粉末タイプ」は見向きもしま
せん。
●1961年生まれの私は、即席みそ汁が初めて売り出された当時から知っ
ています。先に粉末タイプが出て、後から生みそタイプが出ました。
生みそタイプは粉末タイプの進化形なのです。
●いや、進化形であると勝手に頭に刷り込んでしまった、という方が
正しいでしょう。風味のよさ、新鮮さの点で上回る生みそタイプは、
あっという間に粉末タイプの顧客を奪っていきました。
●しかし、この生タイプには弱点があります。みそ汁に限らず、納豆や
卵豆腐などのパッケージに付いている生タレなども、封を切って出す
ときに一部がどこかへ飛んでいったり、手に付いたり、ゴミが出たり。
●ミツカンは最近、納豆の上のフィルムとタレの小袋を無くし、タレを
ゼリー状にして、そのまま納豆と混ぜられる新商品を出しました。
これなども顧客の手を汚したくないというニーズに応えたものです。
ミツカン 新容器、あらっ便利! より便利に
⇒ http://www.mizkan.co.jp/chilled/arabenri/index.html
●「生みそタイプの方がうまい! 買うならこっち」と刷り込まれてい
る中高年は、手が汚れようがゴミの処理が面倒であろうが生みそタイ
プを買うでしょう。それはそれでよいのですが、問題は若年層が手間
を嫌がること。
●そこで永谷園は、中高年から見ると、まるで退化しているかのような
戦略を採用します。粉末タイプに力を入れだしたのです。同社の営業
本部販売戦略部の大山武志氏は、
「“リバイバル”ではなく、新しい商品をつくる位の気持ちでCMや
パッケージを見直した」
とのこと。
●テレビCMではマグカップを使い、落語家でなく和田アキ子さんを
起用し、粉末を溶かすだけで作るのが簡単なことを打ち出しました。
パッケージをスリム化することで小売店も置きやすくなり、結果、
市場は05年度の6億円から09年度は15億円弱に急拡大。
●常識にとらわれていると、今さら「粉末タイプ」? と考えそうなと
ころですが、ターゲットに対して商品コンセプトをしっかり考え直し
た結果、同社は粉末タイプを新しい商品としてよみがえらせたのです。
あさげ 粉末タイプ
⇒ http://www.nagatanien.co.jp/r_products/index.php?pnum=j003
●さて、あなたは、
・商品を見る視点
が、固定化していませんか?
●古いのはダメ、機能が劣るのはダメ、デザインがダサイのはダメなど
と考えていると、せっかくの売るチャンスを逃してしまいます。大事
なのは、
・ターゲットは何を望んでいるか
という点。古いもの、機能が劣るもの、デザインのダサイものが
望まれているならば、積極的に採用すべきです。
【孫子の名言】「能(よ)く敵に因(よ)りて変化し、而(しか)して
勝ちを取る者、これを神と謂(い)う。」(虚実篇)
───────────── 今日はここまで (^o^) ──────
■■■ちょっと一言
毎週日曜の朝、私はTBS系のテレビ番組「サンデーモーニング」を
見ています。政治や経済をコンパクトに伝えてくれる前半部分もよい
ですが、後半のスポーツコーナーも面白くて。
このコーナー、大沢親分と張本勲さんが、取り上げられたスポーツ選手
に「喝!」、「あっぱれ!」と評価する、他の番組に無い趣向のもの。
張本さんの毒舌を大沢親分がソフトに包み込む、そんな感じがステキで
した。
ここ2週間、体調不良で欠席した大沢親分。こんなに早く亡くなるとは、
1人のファンとして残念でなりません。
しかし、ギリギリまで現場で働き続けた大沢親分には「大あっぱれ!」
をさしあげたいです。私もあんな風に生きていきたい。
今朝の福岡は小雨。また連休ですが、半分は仕事します。(#^.^#)
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