マーケティング資料室:ジェイアイエヌ、店員作業量3分の1にして接客に集中

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執筆者:兵法経営コンサルタント 濱本 克哉

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◆◆◆ 日経MJに見る社長のための兵法的経営戦略 1907号 ◆◆◆

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    〜〜〜【兵法マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
       人間は本来やるべきことから逃げたがる。
        逃がさないための仕組みが必要だ。
   
     〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

━━━━━━━━━━━━ 2010年10月4日付日経MJより ━━━━━
□■□  本日の注目記事(6面)
■□■   店員作業量3分の1に    眼鏡のジェイアイエヌ
□■□      店舗を効率化し、店員は接客に集中
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今日は、約180ある作業のうち報告業務の簡素化など店員の作業を3分の
1に削減するという、低価格眼鏡店ジェイアイエヌに関する記事です。

■基幹システムの刷新にあたって社内の全業務を点検したところ、店舗
 の作業が多く負担になっていることがわかった。

■まず報告業務を簡素化する。店舗から本社に報告する売り上げ日報な
 どを廃止。

■完成品の引き渡しまでの時間を顧客が一目でわかる順番待ちのシステ
 ムを月内にも導入する。

■同社は元トヨタ社員などを顧問に登用し、一から業務を見直す「カイ
 ゼン」活動を進めている。

■接客の精度を向上させることで「1人当たり売上高を現在の1.5倍にし
 たい」(田中仁社長)考えだ。

          とのこと。それで、↓↓↓

────── ∞ ────── ∞ ────── ∞ ───────

ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
 ⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!


●ビジネスを成功に導くうえで最も大切なのは、いかに顧客の要望に応
 えるか、ということです。ですから、企業の仕組みはマーケティング
 のABCを中心に組み立てねばなりません。


●マーケティングには、

 「ニーズを汲み取って商品やサービスを開発する段階」(商品計画)
 「顧客にとっての商品のメリットを伝えて販売する段階」(セールス)
 「売った後顧客の面倒をみる段階」(アフターサービス)

 の3段階があります。この3段階に対応して・・・


●「商品計画」は売る前のサービスと考えて「ビフォーサービス」
 「セールス」はメリットを伝達する「コミュニケーション」
 購入後の顧客をフォローする「アフターサービス」

 頭文字がB、C、Aなので「マーケティングのABC」と呼ばれます。


●というわけで、企業活動の多くの時間は顧客からの情報収集や顧客へ
 の情報提供に割くのが当たり前なのです。特に最前線に立っている
 販売担当者はそうでなければならないのですが、不思議なことにどの
 企業も徐々にその時間が減っていく傾向が見られます。


●なぜかというと、顧客は圧力を持っているからです。自分を生かして
 くれる顧客は、逆に考えれば自分を殺す力も持っています。

 「買わないよ」
 「担当を替えてくれ」
 「不良品を売らないでくれ」

 などなど、こちらの心をズタズタに引き裂く言葉も顧客から発せられ
 るのです。


●顧客に売らねば商売は成りたたないのに、心の中には顧客から逃げた
 い気持ちも常にあるという矛盾。逃げたい方を後押しするのが、会社
 の煩雑な管理業務であることも少なくありません。


●「あれもこれもやらなきゃならないので、接客している暇がない。
 だから売れない」

 という逃げ道を社員に作っているのは、社長自身ということもありま
 す。気をつけなければ。


●低価格眼鏡店ジェイアイエヌのように、時には全作業を見直し、業務
 をスリム化して、本来の接客業務にシフトするよう仕組みと意識を
 変える必要がどの企業にもあります。プロジェクトチームを作るなど
 して、数年に1度は徹底的にやりましょう。

 ジェイアイエヌ
 ⇒ http://www.jin-co.com/


●さて、あなたの会社では、

 ・各部門、各担当者の本来業務は何か
 ・その業務にどれくらいの時間を使っているか

 認識していますか。


●人間は楽をしたいと考える動物です。もらっている給料以上の苦しみ
 を自ら作り出そうとはしません。社長はこの点を念頭に置き、社員の
 主体性を引き出す仕組みを作る必要があります。

 外からの管理によるのでなく、社員の内からエネルギーが沸きあがる
 ようにして、本来業務に取り組む割合が増すよう工夫しましょう。

 
【孫子の名言】「治乱は数なり、勇怯は勢なり、強弱は形なり。」
                           (勢篇)


───────────── 今日はここまで (^o^) ──────

■■■ちょっと一言

元横綱、朝青龍の断髪式が行なわれたとのこと。

朝青龍や他の外国人力士が、およそ相撲道にほど遠い愚行を繰り返して
いたとき、「外国人は相撲の何たるかをまったく理解しておらず、レス
リングだと思っているのだから無理もない」と考えましたが・・・

最近の横綱白鵬を見ていると、むしろ日本人よりも日本人的です。
双葉山が書いた本まで読んで相撲を研究しているとのこと。

横綱の品格(双葉山著)

外国人だから相撲道が分からない、なんてことはないのですね。白鵬に
記録を破られたら、双葉山も本望ではないでしょうか。

今朝の福岡は曇り。急な気温の変化にご注意を。(#^.^#)

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