マーケティング資料室:馬渕 晃 氏、フタ押さえる“人”生み出す

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執筆者:兵法経営コンサルタント 濱本 克哉

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◆◆◆ 日経MJに見る社長のための兵法的経営戦略 1872号 ◆◆◆

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    〜〜〜【兵法マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
          顧客の心に虚が生まれる時、
        提案する最高のタイミングが訪れる。
   
     〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

━━━━━━━━━━━━ 2010年8月11日付日経MJより ━━━━━
□■□  本日の注目記事(14面)
■□■   フタ押さえる“人”生み出す     馬渕 晃 氏
□■□      めんができあがるまで楽しいひとときを
────────────────────────────────

今日は、即席カップめんのフタを押さえる「カップメン」を生み出した
プロダクトデザイナー、馬渕晃さんに関する記事です。

■‥‥フタの上に小さな両手を広げ“必死”に押さえてくれるのが、
 最近人気のオブジェ「Cupmen1 Hold on(カップメンワン・ホールド
 ・オン」。

■押さえながら濃いピンクや緑などの体の色がじわじわと白く変色して
 いくCupmen1の姿は何ともけなげで、めんができあがるまでの退屈
 時間が楽しいひとときに変わる。

■「恋人は何時間でも待てるが、カップめんのために3分間も待てない」
 ──。Cupmenはこの3分間をいかに楽しく過ごせるかに着目して考案。

          とのこと。それで、↓↓↓

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ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
 ⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!


●カップめんにお湯を注いだあと、食べごろになるまでの3分間、
 あなたは何をしていますか。テレビを見たり、何かを片付けたり…。
 所在ない感じで過ごすことが多いのでは。


●マーケティングプロセスを構築する際、このような顧客のエアポケッ
 トとなる時間を重視します。ポッカリと空いた心のすき間に提案を
 すると、真正面から受け止めてもらえることが多いからです。


●プロダクトデザイナーの馬渕晃さんは、カップめんができるまでの
 3分間に注目しました。お湯を注いだのが総理大臣であろうが、子供
 であろうが、待たねばならない3分間。どうすれば楽しく過ごせるか。


●今、NTTドコモは、携帯電話を人が演じるという、大変ユニークな
 テレビコマーシャルを流しています。俳優の渡辺謙さんが携帯役で、
 公園でずぶぬれになったり、コンビニで頭を読み取り機に近づけて
 料金を支払ったりしていますが・・・


●これは、擬人化することで見る人に情を感じさせる手法です。

 「ひとりと、ひとつ。walk with you」

 というコンセプトで作られているこのCMでは、人とドコモ携帯の
 パートナー的関係を訴えたいのでしょう。


●馬渕さんのCupmenも、狙いは同じと思われます。カップめんのフタが
 湯気でめくり上がり、あわてて押さえつけたり、何か重石になるもの
 を乗せたりした経験は誰もがあるでしょうが・・・


●それを、自分とは別の“人”がやってくれたら温かみを感じます。
 Cupmen1は、必死で押さえているような格好が面白く、熱で変色する
 ことで時間の経過も知らせます。まるで、カップめんを作っている人
 のパートナーのような存在。


●ちなみに「Cupmen2 Relax」は、あおむけにくつろぎながらフタを
 押さえるというもの。今秋には第3弾も登場するそうです。
 この商品はすでに17万“人”も売れており、いかに現代人が癒やしを
 求めているかがわかります。

 Cupmen
 ⇒ http://shop.h-concept.jp/fs/hshop/90

 馬渕晃さんのホームページ
 ⇒ http://www.akiramabuchi.com/


●さて、あなたは、

 ・顧客のエアポケット的な時間

 を認識していますか。


●顧客の一連の行動を紙に書き出してみてください。必ずカップめんに
 お湯を注いだ後のような空いた時間が見つかるはずです。その時間に
 商品やサービスを紹介してみましょう。じっくりと検討してもらえる
 確率が高くなります。

 
【孫子の名言】「兵の勝つは、実を避けて虚を撃つ。」(虚実篇)


───────────── 今日はここまで (^o^) ──────

■■■ちょっと一言

戦争で日本を守るために命をかけて戦い、死んでいった兵士たち。
靖国神社に祭られているわけですが・・・

菅内閣の全閣僚が、15日の終戦記念日に参拝しないとのこと。

今後、どこかの国と戦争になっても、日本の若者は徴兵に応じず、
逃げ回るのではないでしょうか。なぜならば、それで命を落としても、
国のリーダーは知らぬ顔をする可能性が高いのですから。

坂本龍馬が生きていたら、きっとこう語るでしょう。

「嘆かわしいことぜよ。日本を守ろうとして命を落とした者らを大事に
 扱わんかったら、この先、いったい誰がこの国を守るんじゃ。
 ワシらが維新を果たしたんは、こんな外国の顔色ばかり見ながら政治
 を行う国を作るためやない。外国に負けん国を作ろうと思うて頑張っ
 たがじゃ。情けないのぅ。
 もう一度、日本を洗濯すべき時が来ているのではないかえ。」

今朝の福岡は小雨。台風にご注意を。(#^.^#)

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