マーケティング資料室:キッコーマン、和風料理のもとで上位を独占

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執筆者:兵法経営コンサルタント 濱本 克哉

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◆◆◆ 日経MJに見る社長のための兵法的経営戦略 1835号 ◆◆◆

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    〜〜〜【兵法マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
           需要は創り出すものだ。
         顧客の声なき声に耳を傾けよう。

     〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

━━━━━━━━━━━━ 2010年6月18日付日経MJより ━━━━━
□■□  本日の注目記事(3面)
■□■   和風料理のもとで上位を独占    キッコーマン
□■□      トップ10に8品がランクイン
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今日は、3〜5月の和風料理のもとに関する売上高ランキング(日経PO
Sデータ)で、1〜6位、8位、10位に商品がランクインした、
キッコーマンに関する記事です。

■キッコーマンの調べでは、2009年の和風“料理のもと”の市場規模は
 約45億円で、08年比で3割弱伸びた。

■キッコーマンの「おそうざいの素」シリーズは2002年に発売。当初の
 5種類から18種類になった。

■同シリーズの場合、必要な食材はもやし、ナス、ひき肉、豆腐など
 身近にあって値段が比較的安いものが中心だ。

■‥‥「食材を1〜2品加えるだけ」「7分以内で作れる」ことのほか、
 「フライパンだけで調理する」ことを条件にしている。

■同シリーズは、各商品のパッケージに「アレンジレシピ」を記載。
 さらに同社のウェブサイトでは、各商品を使ったアレンジ料理の例を
 紹介している。

          とのこと。それで、↓↓↓

────── ∞ ────── ∞ ────── ∞ ───────

ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
 ⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!


●簡単に料理ができる「料理のもと」。スーパーに行くと、中華料理の
 もとがズラリと並んでいます。マーボー豆腐、ホイオウロウ、エビチ
 リ、八宝菜、チンジャオロースー、酢豚など。イタリアンの関係も
 多いようです。


●なぜ、こういった中華やイタリアンの「料理のもと」が普及したので
 しょうか。おそらく、日本人に人気があるけれども作り方がよく分か
 らないからでしょう。


●母から娘へと受け継がれる母の味といえば、やはり和食が中心。和食
 の味付けは、日本人の主婦なら皆、知っているというのが、20〜30年
 前までの常識だったのではないでしょうか。しかし、核家族化の進展
 により、この点が崩れてしまいました。


●家庭で和食を作る機会が減れば、醤油の消費も減ってしまいます。
 醤油メーカー大手のキッコーマンは、和食を作る機会を増やすことで
 醤油販売につなげるという狙いで「おそうざいの素」シリーズを発売。
 2002年のことです。


●当初はあまりピンと来ない消費者が多かったのではないでしょうか。
 和食の作り方がわからない人が増え、需要はあったでしょうが、どち
 らかといえば需要を掘り起こすという意味合いが強かったでしょう。


●まだ競争相手もほとんど無く、小さな市場を独占しながら進めてきた
 ものと思われます。商品も5種類では、中華やイタリアンに比べ、
 売り場で見劣りしますが、今や18種類。


●地道にコツコツと続けてきたことが、今の成果につながっているので
 す。不況で内食志向が強まっていることが追い風となり、市場は拡大。
 そんな中、売れ筋ベスト10で8商品をキッコーマンが占めています。


●おふくろの味が受け継がれなくなり、若者の和食離れが進む中、家庭
 で手軽にできる和風料理のもとをいち早く商品化し、売れ筋商品で
 上位を独占しているキッコーマン。兵法経営のお手本です。

 キッコーマン うちのごはん
 ⇒ http://www.kikkoman.co.jp/uchi-gohan/


●さて、あなたは、

 ・需要を創造する

 という考え方をもっていますか。


●すでに売れているものを自社でも取り扱う、というのは、基本的には
 大手企業がやること。中小は価格競争に巻き込まれて苦しいばかりと
 なります。まだほとんど手がつけられていない市場に注目し、果敢に
 挑戦しましょう。ただし危険が伴うので、小さく始めることです。

 
【孫子の名言】「明主・賢将の、動きて人に勝ち、
        成功衆に出ずる所以の者は、先知なり」(用間篇)


───────────── 今日はここまで (^o^) ──────

■■■ちょっと一言

韓国対アルゼンチン戦。韓国にはお気の毒な結果でした。

しかし、ハットトリックを達成したイグアイン選手よりも、はるかに
存在感を示したメッシの動きには驚きました。

で、そのメッシよりも存在感のあるマラドーナって?
サッカーの監督を見ながら笑ってしまうことはまずありません。
どう見ても胡散臭く、喜劇俳優の雰囲気すら漂わせ、しかも今でも、
「マラドーナとメッシ、サッカーのテクニックはどっちが上か?」
などと言われる天才プレーヤー。

アルゼンチンって面白いですね。
ぜひ、ワールドカップ終盤まで勝ち残り、楽しませて欲しいです。

で、明日は日本対オランダ戦。 
サムライジャパン、がんばってくれ! ぜひ、勝ち点3を。

今朝の福岡は曇り。完全に梅雨空です。(#^.^#)

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