マーケティング資料室:コーセー、非正規社員含め1200件の改善案

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執筆者:兵法経営コンサルタント 濱本 克哉

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◆◆◆ 日経MJに見る社長のための兵法的経営戦略 1834号 ◆◆◆

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    〜〜〜【兵法マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
          組織的に勢いを生み出そう。
      正社員以外の人達を巻き込むのがポイントだ。

     〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

━━━━━━━━━━━━ 2010年6月16日付日経MJより ━━━━━
□■□  本日の注目記事(11面)
■□■   非正規含め年1200件改善案     コーセー群馬工場
□■□     「メード・イン・ジャパン」支える戦略拠点
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今日は、非正規社員も改善案を出す、ざっくばらんな雰囲気のコーセー
群馬工場に関する記事です。

■コーセーがグループ全体で抱える24の化粧品ブランドのうち、3分の2
 を生産する群馬工場。

■工場には現在、約30のQC活動のサークルがある。各サークルは毎月
 2回、30分ほどのミーティングを開く。活動のモットーは「ATM」。
 明るく、楽しく、みんなで協力の略という。

■「全員野球」を目指し、各サークルの成功事例を工場内の目立つ場所
 に張り出すなどして、参加意欲を高めている。

■コーセーの連結売上高に占める海外比率は10%に達し、今後も高まる
 のは確実だ。だが、アジアの新興国を中心に「メード・イン・ジャパ
 ン」への信頼感は絶大で、国内市場が縮小する中でも群馬と狭山の両
 工場の存在感は増している。

          とのこと。それで、↓↓↓

────── ∞ ────── ∞ ────── ∞ ───────

ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
 ⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!


●得意分野をさらに磨く。これは成功するための鉄則です。日本企業の
 優位性は、勤勉な社員と、明治維新以来、欧米に追い付け追い越せと
 高め続けてきた技術力にあり。これをさらに磨くことが日本の再建に
 欠かせません。


●ところが、近年はこの2つ共、危機的状況です。日本人は戦後、それ
 までの日本的な良さを徐々に捨て去り、教育の荒廃とあいまって、
 以前は考えられなかったような犯罪が起きたり、自殺者数も毎年3万
 人を超えたり、というような状態が続いています。


●技術においても、以前ほど、日本のすごさが語られなくなっています。
 庶民の目に触れる画期的な製品は、アイフォン、アイパッド、ロボッ
 ト掃除機のルンバ、ダイソンの羽根が無い扇風機など、外国のもの
 が多くなってきました。


●政府や行政の対応を見ても、本当に危機感を抱いてこれらを復活させ
 ようとしているのか疑問。やはり、企業が自ら主体的に取り組んで
 いかねば、明日はないと考えてよいでしょう。


●「雪肌精」や「コスメデコルテ」などの24の化粧品ブランドを抱える
 コーセーは、同社が行っているQC活動に、1994年から非正規社員の
 参加を求めるようになりました。


●私の経験でいうと、このような活動は、参加者にいかに主体性を持た
 せられるか、にかかってきます。嫌々集まってこられても、形だけの
 提案が山と積まれ、雰囲気は悪くなるばかり・・・


●コーセーのブランド力を支えるのは、群馬と狭山の2工場です。この
 工場の生産性の改善が、今後の世界との戦いに欠かせないことは言う
 までもありません。


●同社工場の6割を占めるという非正規社員。彼らの参加度を高めるこ
 とが死命を制すると同社は判断したのでしょう。群馬工場では、
 各サークルの成功事例を目立つ場所に張り出すなどの努力で、品質
 向上やコスト低減のアイデアが年間1200件も集まっているとのこと。


●これらのアイデアをもとに、同社では、例えば排水量を減らして7千
 万円のコスト削減を実現するなどの大きな成果を生み出しています。
 非正規社員も、社員と同様に大切にしているのでしょう。


●まず、一人ひとりを大事にし、皆が創意工夫をするような風土を創り
 だすこと。これこそ日本企業が得意としてきた進め方です。コーセー
 のやり方を、日本はいま一度、思い出す必要があります。社員は家族。
 コストと考える欧米流は向かないのです。

 コーセー
 ⇒ http://www.kose.co.jp/


●さて、あなたの会社では、

 ・正社員以外の従業員も全力を発揮している

 状態にありますか。


●人は、お金のため、生活のためだけに働くものではないのです。むし
 ろそのような要素は行動を鈍らせる要因にもなりかねません。

 「アイデアを出したら採用してくれる」
 「皆でひとつのことに取り組むのが面白い」
 「この上司のためなら、とことんやれる」
 
 など、人が力を発揮したくなる環境を整備しましょう。会社は間違い
 なく強くなります。

 
【孫子の名言】「善く戦う者は、之を勢に求めて人に責(もと)めず」
                            (勢篇)


───────────── 今日はここまで (^o^) ──────

■■■ちょっと一言

熱戦が続くワールドカップ。

昨夜は優勝候補のスペインがスイスにまさかの敗北を喫しました。
ずっとスペインが攻めていたにも関わらず・・・

「孫子の兵法」的に見れば、どの試合も戦力比互角の戦い。
この場合は、

「まず不敗の態勢を作っておき、敵に隙が生じるのを待て」

と孫子は言います。スイスも、先日のカメルーン戦で勝った日本も、
こんな戦い方をしていますね。サッカーの形で兵法的な考え方を教えて
くれています。今夜の韓国対アルゼンチンも楽しみ。

今朝の福岡は晴れ。昼の気温は30度の予報です。
そろそろクーラーが必要か?(#^.^#)

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