中小企業診断士の勉強部屋:キディランド、専門店の強さを再認識

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執筆者:中小企業診断士 濱本 克哉

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◆◆◆ 日経MJに見る社長のための兵法的経営戦略 1754号 ◆◆◆

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    〜〜〜【兵法マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
        あなた独自の商品を保有しているか。
        多ければ多いほど経営は安定する。

     〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

━━━━━━━━━━━━ 2010年2月17日付日経MJより ━━━━━
□■□  本日の注目記事(6面)
■□■   専門店の強さを再認識        キデイランド
□■□      店内店でリラックマなど人気キャラ育成 
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今日は、キデイランドの旗艦店である大阪梅田店(大阪市)に関する
記事です。

■12年間にわたるららぽーと時代の経営状況を見て、キデイランド経営
 陣は驚いた。スヌーピーの人気には大きな浮き沈みがあったが、
 「スヌーピータウンの売り上げには波がなかった」‥‥。

■人気が落ちれば、一般的な店のスヌーピー雑貨の取り扱いは手薄にな
 る。熱心なファンは専門店に集中するため、同店の一人勝ちになると
 いうわけだ。

■人気キャラクターの圧倒的な品ぞろえを目当てに客数は増加し、
 「土日はキャリーバッグを引いて遠方から来る客が目立つ」(津村氏)

■昨年2月、東京駅に登場したリラックマストア2号店は100平方メート
 ルの小さな店だが、40日で1億円という驚異的な売り上げをたたき
 出した。

          とのこと。それで、↓↓↓

────── ∞ ────── ∞ ────── ∞ ───────

ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
 ⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!


●キデイランドは、2007年11月、スヌーピータウンショップ事業展開で、
 スヌーピーの版権を管理するユナイテッド・メディア株式会社と基本
 合意し、スヌーピー雑貨専門店「スヌーピータウン」を08年3月、
 東京駅一番街に、4月には大阪梅田店内に開きました。


●同社の前に店舗運営の権利を保有していたららぽーとの経営状況を
 見て、スヌーピータウンの売り上げに波がないことに驚いた同社の
 経営陣は、専門店を運営することが経営の安定に大きく寄与すると
 みたようです。


●そして、実際に運営してみると客数は増加。同社は専門店の出店強化
 に乗り出します。2008年9月にはリラックマ、09年9月にミッフィー。
 今、梅田店の中に3つの専門店がある状態です。


●不況になってもファンはファン。薄くなった財布から、なんとか目当
 てのキャラクターグッズを購入するお金を捻出するもの。そのため、
 専門店の人気は衰えないというわけです。


●また、キデイランドは大阪梅田店を実験店的な位置づけとしています。
 同店店長の津村孝彦氏によれば、「大阪で消費者の反応を見たりノウ
 ハウを蓄積した後で、最大商圏の東京に持って行く」狙いとのこと。


●いきなり東京に店を出すと、成功すればものすごい数の客が押し寄せ
 てパニック状態に陥る危険があり、失敗すればやたらに目立って、
 後の店舗展開やFC店募集に支障を来す可能性が出てきます。


●実際、同社が梅田店でリラックマストアを開業した際には、「会計が
 1時間待ちになる」など問題が続出したとのこと。この教訓を東京で
 の出店に生かし、40日で1億円を売り上げるという結果を出しました。


●確実に稼ぐキャラクターを使った専門店によって経営を安定させると
 共に、大阪で試運転 → 東京で爆発的に売るという流れを作って東京
 での成功を計算どおりに進める同社。商品のほのぼのとしたイメージ
 とは逆に、経営は堅実です。

 キデイランド大阪梅田店
 ⇒ http://www.kiddyland.co.jp/umeda


●さて、あなたは、

 ・専門特化することの効用

 を認識していますか。


●あなたが他で手に入らないものを扱っていれば、不況期でも顧客は
 あなたから買うしかありません。よって経営は安定します。全品目の
 中のわずかでも、そのような商品を取り扱うよう努力してください。

  
【孫子の名言】「善く戦う者は、人を致して人に致されず」


───────────── 今日はここまで (^o^) ──────

■■■ちょっと一言

今朝の西日本新聞に興味深い記事が掲載されています。

2010年版九州経済白書によると、

・家計消費は08年から、低水準ながらも横ばいで推移
・買い物活動は活発で、新しい業態や販売先に急激にシフトしている

というもの。百貨店やら大手スーパーの業績がふるわないというニュー
スを見て、消費全体が落ち込んでいると思うのは大間違い、ということ
ですね。単に消費者が他の業態へ移動しているだけ。

シフト先の代表格が、ユニクロや農水産品直販所だそうです。業績低迷
は不況のせいではないと公的な文書も指摘しているわけですから、もう
「うちはこの不景気でダメです」とは言えません。

今朝の福岡は曇り。雪が心配でしたが降ってないようです。(#^.^#)

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