メニュー変更に活路、リンガーハット

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 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 2003年7月22日 〓〓〓〓〓〓 

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 ◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 173号 ◆◆◆

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    〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
         時代がコロコロ変わっている。
        仕組みを作って環境変化を迎え撃とう。
  
     〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 ━━━━━━━━━━ 2003年7月22日付日経MJ7面より引用 ━━━

 ■リンガーハットは中華めん単品に依存したメニュー戦略を見直す。
 「長崎ちゃんぽんリンガーハット」店舗の立地や客層に応じて、10月ま
 でに豚カツや中華、ご飯もののいずれかを追加する。半数に当たる約
 200店舗が対象。

 ■郊外型が多い「リンガーハット」は昨年6月の道路交通法改正で飲酒
 運転の罰則規定が強化されたことや、全店禁煙に移行したことなどから
 深夜客や夕食客が減少。‥‥昨年12月以降、既存店売上高は前年同月比
 で10%を超える落ち込みが続いている。

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  ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
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 ●リンガーハットの記事の横に、ワタミに関する記事が掲載されており、
 「和民」の6月の既存店売上高が前年同月比7.4%減で低迷しているこ
 とが記されています。不況、道交法改正などの環境変化に対応しきれて
 いない外食チェーンが多いのではないでしょうか。

 ●不況でお客の財布のひもがきつくなったり、道交法改正で飲酒運転を
 控えようという気持ちになっているわけですから、今までどおりの営業
 を続ければ、過去の売り上げを100とすると、90とか80になるのは当た
 り前です。

 ●外食産業は、この10年間の間にO157や狂牛病騒ぎでかなり売り上げ
 を落とし、道交法改正でジワジワと締め付けられています。環境変化は
 突然起こるということを経営者の多くは学習したことでしょう。

 ●その突然起こった環境変化にどう対応するかとなると、外食産業の商
 品はメニューですから、メニューをどう変化させて再度魅力を向上させ
 るかということになります。つまり「メニュー開発力」を日頃から鍛え
 ておくことが重要なのです。

 ●ひとつの食材の人気が低迷しても、別の食材で魅力的なメニューをす
 ばやく打ち出せればいいわけです。この「メニュー開発力」向上のため
 に必要なのは、人材と仕組みです。

 ●まずは社内に「メニュー開発がいかに大切か」という考え方を浸透さ
 せる必要があります。そのうえで、最初は料理長や副料理長が何品か試
 作品を作り、役員陣や店長クラスなどと試食会を行います。

 ●これを定期的に、最低月1回以上は行い、徐々に若手の料理人の試作
 品も出すようにしていきます。合格品はお客に出してみて、反応を見、
 もし反応が悪ければ、何がダメなのか、皆で反省会をします。

 ●これを繰り返すうちに、若手の料理人も自作メニューが世に出る喜び
 も味わえ成長していきますし、社内に創造性の重要さが浸透していきま
 す。ホール担当者への刺激にもなるでしょう。

 ●リンガーハットは全国チェーンですので、開発したメニューの立地・
 客層との相性も判断していきます。このような地道な努力が欠かせませ
 ん。

 ●環境変化に対応するには、こちらの「変わり身の速さ」が要求されま
 す。それを可能とするのは社内の仕組みと日頃からの訓練に他なりませ
 ん。外食産業ではなくても、どのような環境変化の可能性があるか、そ
 れに対応するにはどのような仕組みを作っておくべきかを考えるのは、
 全てのリーダーの役目です。

 ――――――――――――― 今日はここまで (^o^) ―――――――

 ■■■ちょっと一言

 そろそろ「何があっても驚かない」という感じが世間に広がってきてい
 るかもしれないですね。衝撃的な事件や事故が頻発しています。

 しかし、ただ開き直るだけでなく、リーダーとしては「何があってもき
 ちんと準備してあるから大丈夫」という状態を作っておかなければなり
 ません。孫子も「敵に攻められないのをあてにするのでなく、攻められ
 ても大丈夫な備えがあることを頼みにしなさい」と言っています。

 リンガーハットの記事と同じ7面に、ベンチャー・リンクが岐路に立た
 されているという記事が掲載されています。時代が変わっていることを
 つくづく感じます。個人としても、変化に対応できるスキルを身に付け
 ましょう!(^0_0^)

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