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◆◆◆ 日経MJに見る社長のための兵法的経営戦略 1719号 ◆◆◆
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〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
なるべくなら戦いを避けよう。
新しい土俵を別に作るのだ。
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━━━━━━━━━━━━ 2009年12月18日付日経MJより ━━━━━
□■□ 本日の注目記事(3面)
■□■ 白髪を徐々に染める 花王
□■□ 「気になる」男心、徐々に浸透
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今日は、10月に発売した男性用白髪染め「サクセス ステップカラー」
が伸びている、花王に関する記事です。
■11月のブランド別シェアは2位に浮上した。
■約60億円に上る男性用白髪染めの国内市場はシェア約8割を握る
ホーユー(名古屋市)の「メンズビゲン」シリーズの牙城だ。
■「首位ブランドと争ってシェアを奪うのではなく、市場を広げるとい
う発想で開発に取り組んだ」とメンズプロダクツグループの松井利彦
氏は振り返る。
■花王の調べでは白髪染めを使う比率は女性の約7割に対し男性は約2割。
50代男性の場合、「白髪染めを使っている」と「白髪は気になるが
白髪染めを使っていない」が2割強ずつで、残りが「気にならない」。
■花王は「気になるがつかっていない」層こそ現市場と同規模の潜在市
場とみて、攻略に乗り出した。
とのこと。それで、↓↓↓
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ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!
●私も時々白髪が生えてきますが、気になるので抜いています。
しかし、抜くのが追いつかないほど生えてきたら、おそらく男性の
半数強という「気にならない」派になるのではないかと思います。
●市場調査力は花王の強み。男性用白髪染め商品を開発するにあたり、
男性の白髪に対する意識を調べました。「白髪染めを使っている」
派が2割強とのことですが、ここはホーユーの「メンズビゲン」が
ほぼ独占しているような状態なのでしょう。
●花王は「メンズビゲン」との戦いを避けました。そして、2割強
存在している「白髪は気になるが白髪染めを使っていない」派を
対象に製品を開発したのです。
●調査から「きちんと染まること自体が嫌だ」という消費者心理を
見抜いた花王は、
・徐々に黒く染める
製品を開発します。それが「サクセスステップカラー」。
●清酒大手の月桂冠と共同で確立した新たな白髪染め技術とは、
「3日に1回の頻度で白髪のみを徐々に染め、5回目に濃いグレーに
仕上がる」というもの。
●いきなり髪の毛が黒くなるのは不自然。その不自然さを不満に感じて
いた人たちにとって、この製品は満足のいくものだったようです。
10月に発売したばかりにも関わらず、11月のブランド別シェアは2位。
●花王は白髪染めという、すでにこの世にある製品を出しながらも、
それらを使っていない人々を対象に製品を開発したわけですから、
・全く新しい土俵を築いた
といえます。
●すでに白髪染めを使い真っ黒な髪の毛で日々を過ごしている男性が、
「サクセスステップカラー」に乗り換えることは考えられません。
よってホーユーの「メンズビゲン」も安泰です。当分の間、両者が
戦うことはないでしょう。
●ただ、白髪染めを使い始める人たちが「サクセスステップカラー」に
流れることはホーユーにとって痛手ですので、いずれホーユーも
対策を考える必要はありますが。
サクセスステップカラー
⇒ http://www.kao.co.jp/success/step/
●さて、あなたは、
・他社と戦わないこと
を戦略の基本に置いていますか。
●この世で生きている以上、何らかの戦いは避けられません。しかし、
なるべく戦いを減らすようにすれば、それだけ相手も自分も傷つかず
に済みます。他社と戦わなくてよい、新しい土俵作りのために、自分
と戦いましょう。
【孫子の名言】「少なければ則ちよくこれを逃れ、
若かざれば則ちよくこれを避く」
───────────── 今日はここまで (^o^) ──────
■■■ちょっと一言
12月も半ばを過ぎ、今年のメルマガ配信もあと1週間で終わり。
日本経済が好転しない中、微力ながら「兵法マーケティングセミナー」
を開催してきましたが、いよいよこれも明日が最終回。
出不精な私が、今年は東京へ10回も足を運ぶことになりました。セミ
ナー参加者には、月に東京−九州間を何往復もされているOさんのよう
な方もいて恥ずかしいのですが、距離と回数を考え合わせると、今年は
人生で最大の年間遠出記録を達成しました。
さて、寒い中ですが、飛行機で東京へ移動します。(#^.^#)
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