中小企業診断士の勉強部屋:キンレイ、「戦国うどん」好調

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執筆者:中小企業診断士 濱本 克哉

〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 2009年11月20日 〓〓〓〓〓〓 

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◆◆◆ 日経MJに見る社長のための兵法的経営戦略 1700号 ◆◆◆

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     〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
        顧客の心の琴線に触れるものは何か。
          丹念に探し続けることだ。

     〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

━━━━━━━━━━━━ 2009年11月20日付日経MJより ━━━━━
□■□  本日の注目記事(3面)
■□■   「戦国うどん」好調          キンレイ
□■□      20〜30代男性の心を引き寄せた武田信玄
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今日は、9月末に「戦国うどん」を発売し、当初1ヵ月で約30万食を売り
上げたキンレイに関する記事です。

■「戦国武将はどうでしょうか」。今年の初め、マーケティング担当の
 女性社員から寄せられた提案に、商品開発部の田嶋徹部長(46)は
 引き付けられた。

■芸能人とのタイアップや「地産地消」など、これまで同社が手掛け
 伸び悩んだ商品には、20〜30代の男性の心に響いていないという
 共通項があった。

■その点、20〜30代の男性は戦国武将にゲームや漫画で親近感を持つ。

■‥‥大手コンビニエンスストアに商品説明すると、反応は軒並み良好。
 ‥‥コンビニも、こうした商品を望んでいた。

■食材などの中身とパッケージに加え、遊びの要素を広げるためゲーム
 会社「コーエー」と連携。‥‥ゲームからの集客も成功した。

          とのこと。それで、↓↓↓

────── ∞ ────── ∞ ────── ∞ ───────

ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
 ⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!


●最近は歴史好きな女性を「歴女」と呼びますが、歴史が好きな男性を
 「歴男」とは言いません。もともと男性には、特に戦国時代や江戸末
 期あたりの日本史を好きな人が多いからでしょう。


●キンレイ(大阪市)は冷凍食品の開発・生産・販売、『かごの屋』等
 のレストラン経営を手掛けており、「食」一筋の企業。コンビニ向け
 に冷凍鍋うどんなどを開発、納入していますが・・・
 

●なかなか20〜30代男性の心をつかむことができず、商品開発部長の
 田嶋徹さんは頭を悩ませていたようです。

 ガスコンロにかけるだけでおいしく食べられるので、若い男性に好ま
 れるはずの冷凍鍋シリーズ。しかし、価格は300円〜400円台と袋ラー
 メン等に比べて高額。


●この不況下、よほど魅力がなければ、たとえ味が劣ったとしても安い
 方に目がいくでしょう。芸能人とのタイアップ、「地産地消」などの
 企画も若い男性を引き寄せることができなかったそうです。


●そんな折、同社女性社員の「戦国武将はどうでしょうか」という提案
 にピンと来て「戦国うどん」を開発します。この女性社員の方も
 「歴女」かもしれません。


●ラーメンの名店、麺屋武蔵の「豚骨醤油らー麺」などを手掛ける同社。
 当然、名前やパッケージだけを戦国風にするなどの安易な方法はとり
 ません。武田信玄の陣中食をイメージしたうどんを作り上げました。


●「モチモチした食べ応えのある平打ち麺」
 「スープは信玄ゆかりの地甲州産の味噌を使用」
 「信玄の陣中食『ほうとう鍋』をイメージした10種の具材」

 ホームページを見ると、まるで信玄の陣中食を本当に食べられるかの
 ような気がしてきます。


●ターゲットを、20〜30代男性の中でも「戦国好き」に絞り込み、本物
 感を与えられる商品に「戦国うどん」を仕上げることで、相手の心の
 琴線に触れるところまで掘り下げた結果、ヒット商品となったのです。

 戦国うどん  おいしそうです。
 ⇒ http://www.kinrei.com/special/index.html


●さて、あなたは、ターゲット客が、

 ・これだけは試さずにおれない

 と思ってしまうところまで商品の仕様や告知内容を工夫していますか。


●売れないのは、その点が甘いからです。もっと深く相手の心に迫らな
 ければなりません。どんな人にもウィークポイントが必ずあります。
 見つけられるまであきらめないことが大事です。 
 

【孫子の名言】「その愛するところを奪わば、すなわち聴かん」


───────────── 今日はここまで (^o^) ──────

■■■ちょっと一言

当メルマガ、ついに1700号となりました!
いつもご購読いただき、誠にありがとうございます。

これまで「日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術」というタイト
ルでお届けしてきたこのメルマガですが、この1700号より、

【日経MJに見る】社長のための兵法的経営戦略

と、改めることにいたしました。

この100年に1度という不況、混迷の時代、

・真のリーダーの出現

が求められており、経済界では次代を担う企業の「社長」の中から、
坂本龍馬のような救世主が出てくることを社会は待望しています。それ
も1人2人でなく、たくさんの本物リーダーが必要。

また、複雑怪奇な問題に対処するには「兵法的思考」を用いるのが最適
です。国家 対 国家 の戦争という大問題を解決する「兵法」の本質を
学ぶことは、真のリーダーを目指す者にとって非常に有益。戦争が解決
できれば、ビジネス上の問題は簡単に解けるはずですから。

というわけで、タイトルを上のようにし、内容も兵法色を濃くしたもの
に改めることにしました。「兵法」に日常的に触れていただき、読者が
社内で活用できるメルマガにしていきたいと思っております。

どうぞ今後も、マーケティングにビジネス全般にお役立てください。

さて、今日はこれから東京へ移動。明日は銀座で兵法マーケティング
セミナーです。がんばろう! (#^.^#)

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