〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 2003年7月17日 〓〓〓〓〓〓
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◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 168号 ◆◆◆
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〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
お客と「対立」している点を洗い出そう。
共に喜べる解決策を見出せば、常連客が増える。
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━━━━━━━━━━ 2003年7月17日付日経MJ1面より引用 ━━━
■瀬戸内海に面した山口県山陽町の埴生(はぶ)干拓地。2005年の事業
開始を目指し、県内外の農業生産法人らによる再生計画が動き始めた。
■約16ヘクタールの大規模交流農園の開設に挑むのは、株式会社「花の
海」。山口県阿東町で園芸・酪農などを営む船方農場グループの坂本多
旦代表や、熊本県長陽村でイチゴ生産を手掛ける木之内農園など七個人
・三法人が出資した。
■農園構想の根底には、これまで坂本代表が船方農場グループで築き上
げてきた実績がある。酪農、肉牛、花、水稲など幅広く生産を手掛ける
同グループは85年から、消費者に農場を全面的に開放している。入園料
は一切とらず、牛乳や牛肉加工品などの生産工程も自由に見学できる。
今や年間約8万人が訪れる「観光スポット」だ。
■農場内の直売所やレストランに加え、牛乳の宅配サービスなどでグル
ープ全体の「消費者直販」の年間売り上げは3億円強に達している。坂
本代表は今後の農業経営を「生産の一次、加工の二次、サービスの三次
を掛け合わせた『六次産業』」と位置付けている。
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ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!
●子供の頃からマス・プロ(大量生産)教育を受けてきた私たちは、教
える人と対話し、共に高めあうという意識がいまだになかなか持てませ
ん。どうしても「教える人」と「学ぶ人」は相対するものとしてとらえ
ます。
●本来の教育はこれとは異なります。例えば孔子は、同じ質問に対し弟
子たち一人一人に違う答え方をしています。生徒の個性や発達段階に応
じて、答えは変わるのです。孔子とAさんでワンペア、孔子とBさんで
また別のワンペアです。生徒と先生がワンセットになって、それぞれに
統合された世界を作り出しています。
●現在は、学歴がそこそこ高ければ、黒板を使って知識を教えるくらい
たいていの人はできるでしょう。しかし、生徒と対話して生徒を伸ばす
には、もっと深い「人間としての総合力」が問われてきます。ですから、
先生を大量生産する今の仕組みを根本的に変える必要がありますね。
●対立して考える例を挙げると、昔はやったCMで「私作る人、僕食べ
る人」というのもありました。女性蔑視ではないかといって物議をかも
しましたね。セールスも「売る人」と「買う人」に分けて考えます。こ
のように対立するものとしてとらえ始めたのは、イギリスの産業革命か
らではないでしょうか。
●マーケティングは根本的に違います。マーケティングは孔子のやり方
で進めなければなりません。一人一人の顧客に応じて、こちらの対応を
変化させ、共に喜びを見出します。マーケティングを勉強する際、つい
手法にばかり目がいくと、根本を忘れてしまいますから気をつけてくだ
さい。
●今、一次産業に従事する人口はどんどん減っています。「作る人」と
「食べる人」が分けられたら、皆さんはどちらがいいですか。「食べる
人」に決まっていますね。汗水たらしてモノを作る人はどんどんいなく
なるでしょう。
●しかし「作る人」がいなくなると皆餓死してしまいます。ですから社
会全体では、もっと「生産」ということにスポットライトをあてないと
いけません。それをただ政治家みたいに声をからして叫ぶのではなく、
上手に人をひきつけるのがマーケティングですね。
●船方農場グループの坂本代表は、今後の農業経営を「六次産業」と位
置づけ、一次二次三次をすべて組み合わせました。消費者をも巻き込ん
で事業を展開し、すでに結果を出しています。「生産」と「消費」を融
合させる試みとも言えるでしょう。これが広がっていけば、農業経営も
今までとは違ったものとなり、取り組もうとする若者も増えてくるかも
しれません。
●「対立」があるから、社会は発展します。「対立」するものをひとつ
に「統合」しようと努力するからです。お客との間に「対立」はありま
せんか。お客がこうして欲しい、と言っているのに、会社のシステムを
優先させて断っているものはありませんか。法外な要求は別としても、
お客と共に喜びあえるものはできないか、考えてみましょう。
――――――――――――― 今日はここまで (^o^) ―――――――
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