中小企業診断士の勉強部屋:資生堂、化粧品専門店を選別・強化

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執筆者:中小企業診断士 濱本 克哉

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◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 1685号 ◆◆◆

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     〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
        不況だからこそできることがある。
      マーケティングを学ぶなら今がベストだ。

     〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

━━━━━━━━━━━━ 2009年10月28日付日経MJより ━━━━━
□■□  本日の注目記事(6面)
■□■   化粧品専門店を選別・強化       資生堂   
□■□        支援店舗、9月は10%増収
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今日は、国内化粧品専門店の抜本改革を行なっている資生堂に関する
記事です。

■「うちも入れてほしい。加入するために足りない部分があるなら言っ
 てくれないか」。

■専門店が加入を要望するのは同社が今年4月に導入した新制度「PS
 プログラム」だ。

■‥‥主な加入条件は
 1.今後3年間で毎年1割増の売り上げ拡大を目指す
 2.新商品や販売ノウハウなどに関する資生堂の各種講習会に必ず参加
  する
 3.店舗は資生堂の商品や販促物を主体にした店作りにする
 の3点。

■加入店には同社の営業要員が毎日巡回し、店作り、品ぞろえ、接客法
 などの販売ノウハウを積極的に指導。販促費や試供品の配分でも厚遇
 する。

          とのこと。それで、↓↓↓

────── ∞ ────── ∞ ────── ∞ ───────

ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
 ⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!


●メーカーにとって小売店はお客です。小売店が仕入れ、売ってくれな
 ければ自社の繁栄はありません。ですから、販売支援をする場合でも、
 上から目線で指導するというようなやり方は、通常とらないものです。


●今年4月、資生堂は「PSプログラム」を始めました。化粧品専門店
 を支援するものですが、専門店が加入するには「今後3年間で毎年1割
 増の売り上げ拡大を目指す」というような条件を飲まなければならな
 いとのこと。


●つまり、「やる気のある店だけを支援しますよ」と言っているわけで、
 よほどの覚悟がないとお客の小売店に対してできるものではありませ
 ん。「当初、専門店の離反も懸念された」というのもうなづけます。


●これが受け入れられたのは、今回の不況や「ドラッグストアの台頭な
 ど」により厳しい状況に陥っている専門店が多いことが背景にある
 でしょう。


●追い込まれている専門店にとっては、いくら上から目線であろうが
 販売指導はありがたいもの。おそらく4月の最初からこのプログラム
 に加入した店はやる気マンマンだったと推測されます。


●教える側の熱意と教わる側の熱意が合わされば、方向性が間違って
 いない限り、成果はほぼ確実に出せます。記事によれば、「加入店の
 4〜9月累計の売り上げは前年同期比3%増を記録」したとのこと。
 「9月は同10%増」だそうです。


●この事実を知らされた未加入の専門店は黙ってみているわけにいかな
 いでしょう。「今は加入希望が後を絶たない」とのこと。半信半疑
 だったのが「自分もやる」という決意に変わっているのです。


●もしも不況になっていなければ、こんな具合にはできなかったのでは
 ないでしょうか。ピンチを利用して、逆にチャンスとした資生堂。
 みごとな成果を生み出しました。


●さて、あなたは、

 ・不況の今だからこそできること

 を実行していますか。


●例えば、好景気のときには危機感が薄く、教育や研修をしても受ける
 側の本気さは不足気味です。しかし今なら教育費のもとをとって余り
 あるほどの効果が期待できるでしょう。

 マーケティングを学ぶなら、今がベストです。 


───────────── 今日はここまで (^o^) ──────

■■■ちょっと一言

「ねんきん定期便」が社会保険庁から送られてきましたが・・・

「これまでの加入実績に応じた年金額」の欄を見て、あまりの少なさに
愕然。独立後などで国民年金の時代が長かったのも原因のようです。

このままでは老後に悠々自適の生活を送るなど、夢のまた夢。しっかり
働いておかないと。働く意欲が湧いてきました。(笑)

年金生活は私にとっては17年後のことですが、これだけ早く警報を鳴ら
してもらえると準備ができてよいです。老後をどう生きるか、生きられ
るかは自分次第ですね。(#^.^#)

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