ポカリスエット容器工夫で伸びる、大塚製薬

日経MJを読み解く!

 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 2003年7月15日 〓〓〓〓〓〓 

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 ◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 166号 ◆◆◆

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    〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
       商品の見せ方、出し方を工夫してみよう。
        中身の品質以上に売り上げを左右する。
  
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 ━━━━━━━━━━ 2003年7月15日付日経MJ1面より引用 ━━━

 ■オロナミンC、ポカリスエット、カロリーメイト、ファイブミニ…。
 それまでなかった斬新な商品を市場に送りだし、かつロングセラー商品
 に育ててきた大塚製薬。製薬会社ならではの科学的裏づけと、時代に適
 合させていくマーケティング手法が真骨頂だ。

 ■同社が昨年4月に売り出した200ミリリットルサイズのペットボトル。
 一時は生産が追いつかないほどだった。飛びついたのは女子高生やOL、
 さらには中高年の女性たちで「かわいいうえに持ち運びに便利」という
 のが理由。「常に携帯したい」「ハンドバッグに入るサイズが欲しい」
 などの潜在需要を掘り起こした。

 ■「誰もが知っている商品だからこそコンセプトを変えず、しかし新し
 さを失わないよう時代に即した仕掛けが重要」(製品部ポカリスエット
 ・ホットポーブランドマーケティングマネ−ジャー、高橋成子さん)と
 言う。

 ■「大塚にしかできないことに挑戦する」(平井勇二常務執行役員)の
 が同社のモノづくりの原点だ。

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  ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
  ⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!


 ●大塚製薬のホームページに1998年度〜2001年度の売り上げと経常利益
 の推移が掲載されていますが、必ずしも順調ではありません。2001年度
 は売り上げ・経常利益ともに前年度より減少しています。経営陣は必死
 の思いで経営の舵を握っているのではないでしょうか。
 サイトはこちら⇒ http://www.otsuka.co.jp/index.html

 ●同社は1921年創業です。ですから、創業以来すでに82年が経過してい
 ます。この間に環境は激変していますね。社長は現在の樋口達夫さんが
 5代目のようです。この代替わりしながら、企業が存続し発展している
 というのはすごいことなのです。

 ●これはすなわち、同社に「環境変化の前に謙虚になり、柔軟に対応す
 る」というマーケティングの基本ができており、引き継がれてきている
 ことを物語っています。力でねじ伏せようとするような傲慢な人間が社
 長になったら、その瞬間だけ派手な花火が上がりマスコミに注目される
 などしますが、その後会社の歴史はついえてしまうでしょう。

 ●同社はもともと製薬会社ですね。医薬分野で輸液に強かったことがポ
 カリスエットの誕生につながったそうです。経営資源である技術を生か
 して他分野の商品開発をし、事業領域を広げて大成功を収めています。
 ポカリスエットは1980年発売開始ですが、モスクワオリンピックで西側
 諸国が不参加だった年のことでした。

 ●さて、同社の看板商品は数々あり、私もダイエット中(昨年)はカロ
 リーメイトのお世話になりました。味と形状が数種類あるので、なんと
 か飽きずに食べ続けることができました。3ヶ月で14キログラム減量し
 ましたが、このバランス栄養食のおかげか健康にも問題は出ませんでし
 た。ちょっと宣伝しすぎかなぁ。一銭ももらっておりませんよ。^_^;

 ●ポカリスエットについては、本体は何も変わってないわけですね。し
 かし容器を変えることで売り上げを伸ばしています。飲み物の容器に対
 して女子高生に「かわいい」と言わせるとは…。

 ●容器は、80年の245ml缶に始まって、85年に独特な広口びん(570ml)、
 ペットボトルでは、90年家庭向け1.5l、2002年2l、携帯性という観点
 からは、97年に500ml、そして今回の200mlのものなどがあり、合計7種
 類ほど出しているようです。他にカロリーをおさえたポカリスエットス
 テビアがあります。

 ●全くの新商品を作り出してヒットさせるのは大変な労力と費用が必要
 ですが、一度ヒットしたものを、容器や形状を変えつつ、時代に合わせ
 てロングセラーにするのは効率的で、新商品を開発するほどには費用も
 かからないですね。

 ●さて皆さんの会社では、かつてヒットしたけれども売れなくなって忘
 れ去られつつある商品はありませんか。それはもしかしたら、外側を包
 んでいるものが飽きられただけかもしれません。より時代に合った見せ
 方をすれば、復活する可能性があるのではないでしょうか。 

 ――――――――――――― 今日はここまで (^o^) ―――――――

 ■■■ちょっと一言

 ボンカレー、あれは大塚食品のもので、大塚製薬のグループ企業ですね。
 大塚製薬がグループの中核です。

 ボンカレーとかオロナミンCなどというと、私は「巨人の星」を思い出
 してしまいます。スポーツ根性モノがはやった頃でした。

 ところで、昨夜、うちの小学2年の息子に「お父さん、星飛雄馬って、
 カーブやスライダーは投げないの?」と質問されました。そう言えば…、
 星飛雄馬は、直球と大リーグボールしか投げないですよね。「うーん、
 それはいいところに気づいたなぁ!」と、思わず息子をほめてあげまし
 た。しかし、星飛雄馬が普通の変化球を投げる投手だったら、マンガが
 成立しなかったかもしれませんね。^_^;

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