中小企業診断士の勉強部屋:小田原鈴廣、外部の力でかまぼこの販路開拓

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執筆者:中小企業診断士 濱本 克哉

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 ◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 1662号 ◆◆◆

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      〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
           アイデアは多い方がよい。
      たくさんの人が知恵を出し合う仕組みを作ろう。

      〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

━━━━━━━━━━━━ 2009年9月25日付日経MJより ━━━━━
□■□  本日の注目記事(18面)
■□■   かまぼこ、外部の力で販路開拓      小田原鈴廣
□■□     伝統を守りつつ定番を打ち破る価値をアピール
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今日は、8月までの半年でかまぼこの販売量が前年同期に比べ2ケタ増と
なった、小田原鈴廣に関する記事です。

■横浜市のそば店「桑名屋」に、この夏加わった新しいメニューは「生
 ハムと生野菜のかまぼこ」だ。

■こうしたかまぼこを使った新メニューの開発は、小田原鈴廣が地元の
 そば店でつくる業界団体に持ちかけた。同社のかまぼこを使って新し
 いメニューを作ってくれれば、同社がポスターやホームページを使っ
 て店の宣伝をする仕組み。

■‥‥昨年11月に5地域52店が参加した。

■今春から、父の日など特定の時期に合わせ、ゆずこしょうのパックを
 かまぼこに付けて販売。‥‥父の日の期間の売り上げは前年同期比
 4割増だったという。

■同社は早稲田大の野口智雄教授とタイアップして、早大のゼミで1年
 間かけて同社のプロモーション戦略を立案してもらう試みも行ってい
 る。

          とのこと。それで、↓↓↓

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ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
 ⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!


●昔、勤めていた会社の社員旅行で、かまぼこ工場を訪問したことが
 あります。作りたての、まだ温かいかまぼこを食べさせてもらったの
 ですが、あまりの美味に驚きました。これが本物のかまぼこ!


●私も含めてほとんどの人は、普段、スーパーで売っているかまぼこ
 くらいしか食べないでしょう。和食の中でも地位の低い感じがする
 かまぼこ。欧米のメニューが浸透した日本で、今後、日本人のかまぼ
 こ消費量が上向くことは考えられません。


●とすれば、かまぼこメーカーが危機感を抱いて当然です。味が劣る為
 に没落するというのなら、あきらめもつくでしょう。実際にはそうで
 はなく、かまぼこの美味しさや食べ方を伝えられていないのです。


●高級かまぼこメーカー、小田原鈴廣は、同社のホームページによると、
 創業慶応元年(1865年)の老舗。鈴廣グループでの年商は100億円を
 超える、業界大手です。


●同社は「定番を打ち破る価値」の創造が、かまぼこ人気復活の突破口
 と考えました。そこで、外部の力を活用して、かまぼこの新しい価値
 を創造することにしたのです。


●声をかけた相手は、「そば店でつくる業界団体」とのこと。おそらく、
 そば店を新規開拓したいという狙いもあったのでしょう。かまぼこを
 使った新メニューを作ってくれれば、その店の宣伝をしてあげるとい
 う仕組みを作ったところ・・・


●52店が参加。「変わり種のかまぼこメニューが続々誕生」し、現在も
 小田原鈴廣と取引を続けている店も多いとのこと。

 同社への協力を断る理由が見つからない企画を作り、提案した結果、
 双方が喜ぶ結果となりました。


●早稲田大、野口智雄教授とのタイアップ企画では、大学生から続々と
 「こちらが考えたこともない」アイデアが提案されているそうです。

 伝統食材は、売り方、調理方法などすべてが固定化してしまいがちで
 すが、同社は外部の力で革新を図り、売り上げを伸ばしています。

 小田原鈴廣⇒ http://www.kamaboko.com/


●さて、あなたは、

 ・他人の力を借りるための仕組み

 をどのように構築していますか。


●こちらが頭を下げて頼むのも1つの方法ではありますが、先方から、
 「ぜひ協力させてくれ」と言ってもらえる状況を作り出せれば、どち
 らかに重荷ということもなく、互いに喜び合える関係を作ることがで
 きます。いろいろな人の知恵を結集できる状態を作り出しましょう。 

 
───────────── 今日はここまで (^o^) ──────

■■■ちょっと一言

ふと気がつけば、巨人が優勝。

昔、セ・リーグの優勝が決まる試合などは絶対に見逃さないようにして
いたものですが、今は「ふーん」という程度となってしまいました。
興味・関心の向く方向というのは変わるものですね。

仕事も同じことが言えるかも。マーケティング的には「1点深堀り」が
よいのですが、興味が失せたものを続けるのは難しいです。それで悩ん
でいる人も少なくないようで・・・。あなたはいかがですか?

もし興味が薄れているなら、あなたの仕事の「価値」を外部の人に指摘
してもらうとよいです。新しい視点が見つかりますから。

さて、今日はこれから東京へ移動。明日のセミナーに備えます。
巨人のVセールが見られるかな。(#^.^#)

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