中小企業診断士の勉強部屋:高島屋、「ヒッツオン!」TVで話題の商品集結

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執筆者:中小企業診断士 濱本 克哉

 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 2009年9月9日 〓〓〓〓〓〓 

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 ◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 1653号 ◆◆◆

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      〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
           話題の商品は両刃の剣だ。
        売り場に無いと顧客に不満を抱かせる。

     〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

━━━━━━━━━━━━━ 2009年9月9日付日経MJより ━━━━━
□■□  本日の注目記事(5面)
■□■   TVで話題の商品集結         高島屋
□■□        キッチン用品コーナーが好調
────────────────────────────────

今日は、テレビ番組や新聞で紹介された調理の手間を省く小道具類を
一ヵ所に集めて販売している高島屋に関する記事です。

■新コーナー「ヒッツオン!」は高島屋各店の台所用品売り場の一角に
 ある。

■常に約30点の調理小物を並べ、それぞれに商品名や価格だけでなく、
 その商品を紹介した媒体名と放映日・掲載日を記した店頭販促物
 (POP)を付ける。

■‥‥調理小物はヒッツオン!の効果で17.3%増と大きく伸びた。

■‥‥従来は商品が売り場の中に散在して探しにくく、結果的に売り逃
 しも多かったという。

■とくにテレビの情報番組などで紹介された直後は店舗への問い合わせ
 が相次ぐが、売り場での所在や在庫・入荷状況を確認し回答するまで
 に時間を要し、顧客が他店に流れかねなかったのが実態だ。

■‥‥ほぼ同じ品ぞろえで全国各店へと効率良くコーナー展開ができて
 いる。

          とのこと。それで、↓↓↓

────── ∞ ────── ∞ ────── ∞ ───────

ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
 ⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!


●たまに日経MJ等で面白そうな商品を見つけると、近所のスーパーや
 ホームセンターなどに買いに行くのですが・・・

 売り場に無くてガッカリ、ということがよくあります。


●もしかしたら、見つけられていないだけかもしれません。しかし、
 いずれにしろ、店側にすれば売り逃してしまったわけです。

 ・売れる商品を仕入れなかった
 ・売り場を顧客に上手に伝えられなかった

 のは、小売店のミス、といえるでしょう。


●ある健康食品小売業者は、常に先々のテレビ番組内容をチェックし、
 紹介される予定の健康食品の品ぞろえを前もって行っています。が、
 これもなかなか大変な作業のよう。


●記事によれば、高島屋は台所用品の大口取引先であるワイ・ヨット
 (名古屋市)と協力し、テレビ等で調理小物が紹介されるたびにワイ
 ・ヨットから連絡が入るようにしているそうです。


●こうしておけば、話題の商品が売り場に無い、店員が知らない、とい
 う事態を避けることができます。

 また、そうした商品はすべて、「ヒッツオン!」と呼ぶ新コーナーに
 陳列するので、探しに来た顧客はすぐに見つけられるわけです。


●ヒッツオン!に並べた商品には、紹介された媒体名、放映日・掲載日
 を記したPOPをつけるとのこと。これだけでも消費者の興味を引き
 ます。


●テレビで紹介された商品を買いに来て、つい、他の役立ちそうな商品
 にも手が伸びてしまう、という顧客もたくさんいることでしょう。人
 は話題になっている商品が好きです。ただ便利というだけでなく、話
 のタネにすることもできますから。


●「買いにきたのに無い」ということほど、顧客をガッカリさせるもの
 はありません。販売員も「申し訳ない」と思うので、売り場の雰囲気
 が暗くなります。

 高島屋はヒッツオン!によって、売り場をパッと明るくしたのです。
 その結果、調理小物の売り上げが大きく伸びています。


●さて、あなたは、あなたの専門分野において、

 ・話題の商品を扱う

 ことに、どれくらい意識を向けていますか。


●話題の商品には、広告宣伝をしなくても売れやすいというプラス面が
 ありますが、欠品していると顧客の不満につながるというマイナス面
 もあります。ですから、余計に神経を使わなければいけません。
  
 しっかりとアンテナを張って仕入れ、「この店には話題の品が必ずあ
 る」というイメージを顧客に抱いてもらえるよう、努力しましょう。

 
───────────── 今日はここまで (^o^) ──────

■■■ちょっと一言

「街角景気、8カ月ぶり悪化」(YAHOO!JAPAN ニュース)

だそうです。昨日、内閣府による8月の景気ウオッチャー調査結果が
発表されました。

自民党は経済政策の効果を強調していましたが、冷夏とインフルエンザ
の前に景気は再び悪化。右肩上がりとはいかないですね。

そんな中、消費者庁が発足。ホームページを見ると、中に「企画課」と
いうのがあります。「お、マーケティング企画か?」と興味を持ちまし
たが、まったく違うよう。

消費者庁⇒ http://www.caa.go.jp/

減税やばらまき策ばかりでなく、消費者が喜んでお金を落とすような
企画を立案できる機関が国にできれば経済も上向くでしょうけど・・・

なかなか政治家の発想はそちらに向かわないですね。(#^.^#)

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