中小企業診断士の勉強部屋:UCC上島珈琲、プロ養成場「UCCコーヒーアカデミー」で市場底上げ

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執筆者:中小企業診断士 濱本 克哉

 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 2009年9月2日 〓〓〓〓〓〓 

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 ◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 1648号 ◆◆◆

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      〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
          成熟市場で発展し続けるには、
          新たな需要を創造することだ。

     〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

━━━━━━━━━━━━━ 2009年9月2日付日経MJより ━━━━━
□■□  本日の注目記事(15面)
■□■   プロ養成で市場底上げ       UCC上島珈琲
□■□      市場成熟後の販売は専門知識が必要不可欠
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今日は、UCCコーヒーアカデミーでコーヒープロフェッショナルの
育成に取り組んでいる、UCC上島珈琲に関する記事です。

■‥‥自社商品の販売拡大だけでなく、市場全体の底上げを図る狙いも
 ある。

■アカデミーは2007年、コーヒー全般について学べる教育機関として
 神戸市のUCCコーヒー博物館内に開校した。

■初級と中級の受講を終了した人には認定試験を実施。筆記と抽出実技
 の試験に合格すれば、「コーヒープロフェッショナル」の資格が与え
 られる。

■08年にはプロフェッショナル資格の取得者などを対象にした、上級
 コース「スペシャリストコース」を設けた。コーヒーをいれて客に
 提供するバリスタの養成カリキュラムで、喫茶店開業のノウハウも
 伝授する。

■アカデミーの開設は、00年に認定が始まった社内資格「コーヒーアド
 バイザー」の教育カリキュラム充実にもつながった。

          とのこと。それで、↓↓↓

────── ∞ ────── ∞ ────── ∞ ───────

ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
 ⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!


●学生時代、アルバイトをしていた喫茶店は、UCC上島珈琲から豆を
 仕入れていました。同社の担当者が定期的に店を訪れて、私たちアル
 バイトにもコーヒーのいれ方、味わい方を指導してくれたものです。


●その頃に比べて、スターバックスなどのコーヒーチェーン店が広がり、
 缶コーヒーも行き渡っている今は、市場が成熟しきっている感じを
 受けます。


●今後、さらに市場拡大を目指すなら、

 商品サイド … ・コーヒー豆を使った健康食品や、新たなドリンク、
         新メニューなどの開発を進める

        ・ワインのソムリエのような存在を増やすための
         教育機関を設ける

 市場サイド … ・家庭用エスプレッソマシンなどの普及に乗じ、消費
         者や喫茶店開業者の中に専門家を育てていく

        ・まだコーヒー文化が広がっていない中国で普及活動
         を行う

 などの施策が思い浮かびます。


●おそらくUCC上島珈琲は、このいずれも既に手がけているでしょう。
 中でも最近始めたのが、一般消費者を対象としたコーヒーアカデミー
 です。


●社内に専門家を育てることは、体系的に教育カリキュラムを設けてい
 るか否かを別にすれば、どこの会社でも行っていること。

 今回、同社が消費者の中にまでプロを育てようというのは、市場全体
 の底上げまで狙っているからだそうです。


●コーヒーのプロとなった人が喫茶店を開業すれば市場の広がりに直結
 するのはもちろんのこと、自宅に友人を呼んで振舞う人が増えること
 によっても、それだけコーヒーの消費が増加します。


●また、一般消費者にコーヒー通が増えてきたら、同社の社員もうかう
 かしていられなくなるでしょう。00年に社内資格「コーヒーアドバイ
 ザー」を設置した同社ですが、より一層、コーヒー抽出などに熟達し
 ようという意気込みが高まっているものと思われます。


●今、日本は多くの商品分野において成熟してきています。同社の取り
 組みは、成熟市場における事業の進め方の参考になるでしょう。

 ・顧客をプロに育てる

 というのは、重要な切り口の1つです。

 UCCコーヒーアカデミー
 ⇒ http://www.ucc.co.jp/academy/


●さて、あなたは、

 ・需要を創造する

 ということを戦略的に考えていますか。


●需要が少なければやめる、というのも間違いではありませんが、自社
 がその分野に強ければ、やめるのはもったいないことです。新たな
 需要を創造し、自社の強みを生かす方向で考えましょう。

 
───────────── 今日はここまで (^o^) ──────

■■■ちょっと一言

先日、久しぶりに家族6人そろって、近所の居酒屋へ行きました。
この店を利用するのは3度目。おいしいのです。ただ、料理を注文して
から出てくるまで遅いのが玉に瑕(きず)。

この前はいつにも増してひどく、長く待った後に1〜2品出てくると、
それを6人でワッと食べ、また長く待つ、といったことを繰り返しまし
た。皆で、

「遅いなぁ、遅いなぁ」

と言いながら不満顔で待ち、料理が出てくると、

「うまいなぁ、うまいなぁ」

と満足の表情になるということの繰り返し。この店に2時間半くらいい
て、1時間半は待ち時間だったような気がします。結局、満足している
のか不満なのか自分でもわからない状態となりながらも、

「おいしかったね」

と言い合いました。やっぱり、飲食店は「味」ということでしょうか。
この店、きっとまた行きます。(#^.^#)

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