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◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 1635号 ◆◆◆
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〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
戦いの土俵を変更しなければならない時がある。
それを嫌がったら未来はない。
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━━━━━━━━━━━━ 2009年8月10日付日経MJより ━━━━━
□■□ 本日の注目記事(6面)
■□■ 「東洋の美」巻き返しへ アジエンス(花王)
□■□ 大幅な商品刷新に踏み切る
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今日は、ヘアケア商品「アジエンス」で新たな一歩を踏み出した、花王
に関する記事です。
■「日本のメーカーなのに、なぜ日本人があこがれる商品が作れないの
か」。アジエンス誕生の原動力は開発陣の意地だった。
■「内面から美しくする」という東洋の伝統的な美容法を取り入れ、
毛髪の芯からしなやかに仕上がるようにした。
■‥‥一時はシェアでラックスに迫る勢いだった。だが06年に強敵が
出現する。資生堂が「日本の女性は美しい」をキャッチフレーズに
「ツバキ」を発売。
■シェアが下落したアジエンスは07年に商品改良に踏み切る。
■そして今年3月、花王は二の矢を放つ。「髪質改善」をコンセプトに
商品を大幅刷新。
■商品刷新や販促活動により、アジエンスの販売は刷新前の4割増と
持ち直した。
とのこと。それで、↓↓↓
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ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!
●日本人のモノ作りに関する技術レベルが非常に高いことは周知の事実。
自動車に家電製品、その他にもいろいろと、
・外国から来たものをさらに高品質なものに改良する
例は数多く見られます。
●しかし、ことシャンプーにおいては、いつまでたっても1989年発売の
「ラックス」(ユニリーバ・ジャパン)が強く、なかなかこの商品を
抜くことができずにいます。
●ラックスがハリウッド女優を宣伝に起用して「西洋の美」を強調する
のに対し、花王は「東洋の美」を掲げることにしました。それが03年
に発売された「アジエンス」だったのです。
●これは確かにインパクトがありました。アジア人にピッタリ合うシャ
ンプーの高級品的なイメージで、かなりシェアを伸ばし、「一時は
ラックスに迫る勢い」だったとのこと。ところが・・・
●この「東洋の美」から、さらに絞って「日本の美」を追求した?
資生堂の「ツバキ」が登場すると、「アジア」が急にピンボケのよう
に感じた方も多かったのでは。
●当然、資生堂は「アジエンス」を意識していたはず。これの対立軸と
して「日本」を出してきたものと思われます。記事に、「同じような
土俵で食い合いが始まった」とありますが、資生堂の土俵作りがとて
もうまかったといえるでしょう。
●インターネットで調べてみたら、初めてシャンプーを世に出した年は、
花王 … 1932年「花王シャンプー」
資生堂 … 1933年「資生堂シャンプー」
すでに70数年もの間、ライバルとしてしのぎを削りあう両者。
●花王は今年、商品を刷新し、「インナービューティー(内面から美し
く)」の概念を前面に押し出すなどして、販売状況を刷新前の4割増
と好転させました。
再度、戦いの土俵を作り直したといえるでしょう。
アジエンス⇒ http://www.kao.co.jp/asience/
●さて、あなたは、
・土俵を変更すべき
時期ではありませんか?
●本来、弱者は戦ってはなりません。誰も手を出さないような分野を
コツコツとがんばるのがよいのです。ところが、時々、そこに強者が
進出してくることがあります。
●そうなったら、なるべく戦わずに、再度、自社が有利となる土俵を
作り直さねばなりません。これを嫌がる事業家に未来はないのです。
がんばりましょう。
───────────── 今日はここまで (^o^) ──────
■■■ちょっと一言
インターネット上で、いくつかの政党の「マニフェスト」なるものを
読んでみました。
企業の場合、自社のビジョン、マーケティング戦略などを中心とし、
まず「どう稼ぐいでいくか」があって、次に「企業の発展に伴い、社員
の暮らしもこんなによくなっていく」という夢を示すわけですが・・・
政党の場合は「国民の暮らしをこんなによくします」というのは書いて
あるものの、「国際社会の中で、日本をこんな地位に上げていきます」
というような方向性はないようです。
例えば、「技術立国」であるとか、「農業革新」であるとか。
企業で、顧客を見ずに社員の方ばかり向いて経営していたら、当然なが
ら倒産するでしょう。マニフェストを読んで、少し心配になりました。
台風や大雨には十分、お気をつけください。(#^.^#)
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