中小企業診断士の勉強部屋:ユニリーバ・ジャパン、発売20年のラックス勢い衰えず

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執筆者:中小企業診断士 濱本 克哉

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 ◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 1623号 ◆◆◆

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      〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
         商品のライフサイクルを押さえよう。
        経営を安定させるためには必須事項だ。

     〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

━━━━━━━━━━━━━ 2009年7月24日付日経MJより ━━━━
□■□  本日の注目記事(3面)
■□■   ラックス潤い浸透      ユニリーバ・ジャパン
□■□       消費者の微妙な変化をとらえ続ける
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今日は、シャンプーの売れ筋ベスト10(日経POSデータ 6月8日〜
7月5日)で首位に立ったユニリーバに関する記事です。

■1989年発売のラックスは一貫して「輝くきれいな髪」に仕上げること
 を目指してきた。

■ストレートな髪が流行していた95年には毛髪保護成分「シルクプロテ
 イン」を配合し、輝きが出るように。

■今回の刷新では、英中央基礎研究所の担当者が日本の家庭を訪れ、
 いつ、どこで、どんな時に輝きやツヤを感じるか、生の声を集めた。

■広告宣伝戦略では高級感を演出、ラックスらしさの原点回帰が奏功し
 た。米映画女優をテレビCMに次々と登場させる従来のスタイルを
 強化。

■発売直後に集中的に流すことが多いCMを1年間、とぎれなく流して
 いることも見逃せない要素だ。

          とのこと。それで、↓↓↓

────── ∞ ────── ∞ ────── ∞ ───────

ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
 ⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!


●シャンプーといえば、最近は2006年に発売された資生堂のツバキが
 強烈な印象を与えました。記事によれば、08年の年間シェアトップは
 ツバキだったとのこと。


●今回の売れ筋ベスト10でも、ツバキのシリーズは2位と4位に入って
 おり、相変わらず人気です。しかし、06年発売のツバキを、1989年
 発売のラックスが抑えて首位に立ったのは注目に値します。


●プロダクトライフサイクル理論では、市場に投入される製品に導入期、
 成長期、成熟(市場飽和)期、衰退期があり、成熟期にてこ入れしな
 ければ衰退してしまうと教えていますが・・・


●ラックスも、とっくに成熟期に入っているはず。それが衰退に追い込
 まれず踏ん張っているのは、「移り変わる消費者ニーズをきめ細かく
 とらえ、開発に反映してきた」からでしょう。


●当メルマガ712号(2005年9月30日)でもシャンプーのランキングを
 取り上げていますが、このときも首位は「ラックス スーパーリッチ」
 でした。花王の「アジエンス」のCMが目を引いた頃です。

 712号⇒ http://www.bushidoman.com/712lux.htm


●ユニリーバの製品で3位だった「ダヴ モイスチャーシャンプー」、
 7位「モッズ・ヘアモイストフィニッシュシャンプー」の名前は、
 今回のランキング中にありません。競争の激しさがわかります。


●同社では、今回の刷新で英中央基礎研究所の担当者が日本の家庭を回
 り、生の声を集めたとのこと。「輝くきれいな髪」とはどういうもの
 か、消費者のとらえ方が変化するので、それをつかむためです。


●また、テレビCMを途切れることなく流しています。そのため「ラッ
 クス」という商品名が消費者の頭から忘れ去られることがありません。

 継続的に情報発信し、継続的に改良を重ねているラックス。まだ当分
 はトップブランドとしての地位を守り続けそうです。

 ラックスCM
 ⇒ http://www.lux.co.jp/news_info/


●さて、あなたは、

 ・自社商品のライフサイクル

 を客観的に把握していますか。


●売上の伸び率などから基準を設ければ、どの商品が成長期で、どれが
 成熟期かなどを押さえられます。そのうえで、商品ごとの戦略を立て
 てください。経営を安定させるためには、ラックスのように商品の
 寿命を長くすることが欠かせません。

 
───────────── 今日はここまで (^o^) ──────

■■■ちょっと一言

大相撲が終盤に入りました。

今回、すでに3敗を喫して優勝争いから脱落している朝青龍ですけれど、
昨日は気合の入った相撲で大声援を受けた琴光喜を破り、勝った後は
雄たけびを上げていたような・・・

本来、敗者のことを考えてこのような行為は慎むべき。しかし、気持ち
は見ている人に伝染するので、熱さが伝わってきて面白いです。

エンターテインメントとしては、必要悪的な部分といえるかも。マーケ
ティングでも気持ちを前面に出していくのは重要ですね。

さて、今日は今から東京へ移動。明日は銀座でセミナーです。
割と涼しそうでよかった。(#^.^#)

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