海外の日本人紹介本ヒット、トラベルヴォイス新聞社

日経MJを読み解く!

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 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 2003年7月8日 〓〓〓〓〓〓 

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 ◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 159号 ◆◆◆

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    〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
        困っている人を見たら注目しよう。
        その人を助けることがビジネスになる。

     
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 ━━━━━━━━━━ 2003年7月8日付日経MJ24面より引用 ━━━

 ■昨年11月に出た1冊の海外旅行ガイド「日本人が経営する世界の宿」
 が売り上げをじわじわと伸ばし、間もなく3000部を完売する。題名通り、
 世界各地に住む日本人が家族で運営する小規模な宿泊施設ばかりを紹介
 した本だ。

 ■編集・発行したのはトラベルヴォイス新聞社(東京・港)。代表の半
 田勉(46)を含め社員は2人。

 ■「仕事を通じ、ユニークな日本人宿がたくさんあることを知った。集
 めたら大手と異なる個性的なガイドになるだろうと考えた」「日本人の
 経営なら予約もしやすいし、事前の質問やリクエストも電子メールを使
 えば気軽にできる」。

 ■出版後、掲載した宿のオーナー同士の連携が始まった。

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  ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
  ⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!


 ●零細出版社の多くは、本離れが進む中、非常に厳しい経営を強いられ
 ているようです。大手の真似をしていては存続できません。お金をかけ
 られない以上、知恵を絞るしかありませんね。トラベルヴォイス新聞社
 は「海外の日本人」というテーマに活路を見出しました。

 ●海外旅行が長年の夢という人も少なく無いでしょうが、資金面や衛生
 面の壁に加えて、結構心理的に大きいのが「言葉の壁」ではないでしょ
 うか。知り合いが一人いれば気楽に行けるのですが、現地で何かあった
 らどうしようと考えたら、もう行くのが怖くなってしまいます。

 ●観光地については、ガイド本に載っていない穴場に行ってみたいけれ
 どもわからないし、万が一現地で事故が起こったり病気になったとき、
 言葉を話せず、窮地に陥ってしまうのではないか。となれば、パックツ
 アーで無難な旅をしておこう、となりますね。

 ●結局のところ、ネックは「安心して話せる日本人」がいないことです。
 ただ日本人というだけでは安心できないでしょう。やはり何らかのお墨
 付きのついた、信頼できる日本人がいれば、海外に行く勇気が湧くので
 す。

 ●通常、大手というのは非効率なことをしません。「少ない費用で大き
 な儲け」を得ようとしますので、一般の旅行者のニーズと合わないよう
 なガイド本を出そうとはしないでしょう。

 ●旅行者のほとんどは、観光地をさらりと1回周り、無事に帰ってこれ
 ればいいと思っているでしょうから、「ここに行けば日本人がいて、詳
 しく教えてくれる」と言われても、さほど必要とは思わないでしょう。
 つまり、そんな本を出しても多くは売れません。

 ●ですから、「さらに深く知りたい人は、自分で調べなさい」というス
 タンスになります。そこで、1回行っただけでは満足しないが、深く入
 り込むほどの勇気は無いし…、といった人たちの行き場がなくなるわけ
 ですね。現地の言葉に堪能であれば自分で切り開けるのでしょうが、そ
 うで無い場合、フラストレーションがたまりつつ、行けないまますごす
 ことになります。親など周囲の人も反対するでしょうし。

 ●同社のガイド本は、そのような層にターゲットを絞り込んでいると言
 えます。そして、ターゲットは量的に少なくても、ニーズにキチンと応
 えられれば売れるということを示しています。

 ●また、そこに絞り込んでみたら奥が深くて、第2、第3の本を刊行す
 ることにつながったわけです。狭いけれどもどんどん深く掘り進んでい
 ます。

 ●ニッチ戦略とは、「何かに困っている、全体から見たら数少ない層」
 を発見することから始まります。世間で流行しているのは全体的にニー
 ズがあることですから、中小零細が狙うことではありません。それは大
 手の仕事です。さて、今行っている事業の周辺にある「不満」を探し、
 事業化の可能性を探ってみましょう。

 ――――――――――――― 今日はここまで (^o^) ―――――――

 ■■■ちょっと一言

 今朝は激しい雷が1時間くらいとどろいていました。日経MJは配達さ
 れるか? と心配しましたが、ちゃんと5時前に届きました。雷の中の
 配達ですから、新聞配達の人も命がけですね。頭が下がります。

 今日の記事についてですが、世界中に「ここに行ったらこういう人がい
 るから尋ねてみなさい。きっと力になってくれるよ」という情報があっ
 たら、どちらかというと引っ込み思案の日本人も、積極的に海外へ出て
 いけるのではないでしょうか。

 今はインターネットの世の中ですから、ホームページ等を工夫すれば簡
 単にできるかもしれませんね。

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