中小企業診断士の勉強部屋:アル・ケッチャーノオーナー、山形のイタリアンが銀座で大成功!

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執筆者:中小企業診断士 濱本 克哉

 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 2009年6月15日 〓〓〓〓〓〓 

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 ◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 1599号 ◆◆◆

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      〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
          事前に失敗を防ぐことが大事。
       それを徹底的にやった者は必ず成功する。

      〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 ━━━━━━━━━ 2009年6月14日付日経MJ(1面)より ━━━━━
  ◆
 ◆◇◆          「僕は慎重なんです」
 ◆◇◆
  ◆    アル・ケッチャーノ オーナーシェフ  奥田 政行 氏
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 今日は、計算された店舗運営で成功している地産地消レストランの
 オーナーシェフ、奥田政行さん(39)へのインタビュー記事です。

 ■‥‥4月、東京進出を果たした。山形県のアンテナショップに併設し
  た新店舗「ヤマガタ サンダンデロ」は連日満席が続き、夜の予約は
  1ヵ月先まで埋まる。

 ■「実は様々なケースを想定して、開業前から手を打ってきた。僕は
   慎重なんです」

 ■奥田は庄内地方の農家を元気にしたい一心で26歳で帰郷後はずっと、
  自らの計画に沿って行動してきた。‥‥2000年にアル・ケを開業した。

 ■開業資金はほとんどなく、国民金融公庫(当時)を利用することにし
  たが、そのときに提出した事業計画書に奥田の緻密(ちみつ)さがに
  じむ。

 ■5年間の単純な売り上げや利益予想だけでなく、従業員数、昼・夜の
  回転率、さらに周辺の道路計画まで網羅する内容で、担当者も舌を巻
  いたという。そして、「実際その通りになった」(奥田)。

           とのこと。それで、↓↓↓

  ────── ∞ ────── ∞ ────── ∞ ───────

   ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
    わかったゾ!!! これぞマーケティングの極意なり。
   ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
 

 ●国民金融公庫(現在は日本政策金融公庫)は、貸し出し審査の際、
  事業計画書の提出を求めます。私が初めてこの書式を見たのは6年前。
  あまりに簡単なものだったので驚きました。

  こちら⇒ http://www.k.jfc.go.jp/mousikomi/


 ●しかし、考えてみれば、まったくの素人が融資を申し込むとき、提出
  書類が難しくて申し込みを断念せざるをえないようでは、日本の開業
  率も高まらないでしょう。

 
 ●当然ながら、事業計画書はなるべく精密に作る方が経営者の意気込み
  も伝わりますし、実際の成功確率も高くなります。見せた相手が驚く
  ほどのものを作るに越したことはありません。


 ●2000年に奥田政行さんがレストランを開業する際、国民金融公庫に
  提出した事業計画書も、かなり緻密なものだったようです。

  今回、銀座に進出するに際しても、奥田さんはさまざまなリスクを想
  定し、きめ細かく手を打ちました。


 ●何もかも新しくすると不確定要素が多くなり過ぎ、いざというときに
  対応できません。そこで、新店舗「ヤマガタ サンダンデロ」の席数
  はアル・ケと同じ36とし、店舗が混み合ったときの不安を除きました。

 
 ●その他にも「従業員を築地市場近くに住まわせ」て魚の調達を確実に
  したり、ランチは1皿にパスタと主菜を盛ることで手早く出せるよう
  にして座席の回転率が落ちる心配を未然に防いだり。


 ●「思ったような料理ではない」「料理が出てくるのが遅い」などの
  顧客の不満を生じさせないため、事前に手を打っているのです。

  もちろん、最大の心配は「お客が入ってこない」ということでしょう
  けれども・・・


 ●その点は、山形県の農家、羊飼育家などから第一級の食材を調達し、
  奥田さんの手で最高の一品に仕上げることで、味に満足してもらい、
  かつ集客にも困らない自信があるのでしょう。

  山形県のアンテナショップに併設した銀座の新店舗。おそらく、故郷
  をなつかしむ山形県の皆さんが多数、訪れていると思います。

  奥田政行の山形イタリアン
  ⇒ http://www.alchecciano.com/


 ●さて、あなたは、

  ・事前に失敗の芽を摘み取る

  活動をどの程度、行なっていますか?


 ●夢のような成功物語を描くのはよいのですが、一方で現実もしっかり
  見ておかねば経営者は務まりません。

  小さな失敗の数々を想定して手を打っておくことが、大きな失敗を防
  ぐとともに、自社を成功へと導くのです。どんな失敗の可能性がある
  か、リストアップしてみましょう。
  
 
 ───────────── 今日はここまで (^o^) ──────

 ■■■ちょっと一言

 近所のホームセンターに、庭の水道の蛇口に取り付ける水撒きホース用
 の器具を買いに行きました。

 で、見てみるといろんな種類のがあったのですが、ほとんどがT社製。
 かなりのシェアを占めているようです。一部がt社製。T社は庭の散水
 用器具に絞って他社を圧倒する戦略なのでしょう。

 蛇口の形状や大きさ、ホースの大きさ等で変わってくるようなので、
 一度、確認しに家に帰ったところ、うちのホースはt社製でした。で、
 t社のものを買おうと決め、買い物の都合で別のホームセンターに行っ
 たのですが、すべてT社製。結局、この日は買わずじまい。

 狭い世界で圧倒的に勝つ、という手本を見せてもらったような感じでし
 た。もう少しt社にがんばって欲しいものですが・・・。(#^.^#)

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