中小企業診断士の勉強部屋:エキップ、「RMK」が不況時も業績を伸ばせるわけ

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執筆者:中小企業診断士 濱本 克哉

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 ◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 1597号 ◆◆◆

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      〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
          「売り」にすべきものは何か。
         商品の周辺にあるかもしれない。

      〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 ━━━━━━━━━━━━━  2009年6月10日付日経MJより ━━━━
 □■□  本日の注目記事(6面)
 ■□■   購入者に無料メーク      エキップ 
 □■□     化粧品ブランド「RMK」不況時も業績伸ばす
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 今日は、3月末、旗艦店「RMK AOYAMA」を表参道交差点近く
 に移転して情報発信を強化しているエキップに関する記事です。

 ■RMKはニューヨーク在住の日本人メーキャップアーティストの
  RUMIKOさんの全面監修で97年に誕生した。

 ■RMKは百貨店を中心に100店舗展開しているが、直営店は2店舗のみ。
  ‥‥移転後の店舗では若い女性の心をつかむ工夫を多数ちりばめた。

 ■その1つがRMKに所属するメーキャップアーティストを常時2〜3人
  配置し、予約のうえ5250円以上購入した顧客に無料でメークサービス
  をする点だ。

 ■売り場での化粧品の並べ方にもこだわった。‥‥立体的な陳列台を作
  製して従来は平面に並べていた化粧品を華やかに見せるようにした。

 ■RMKはアパレルブランドと連携して限定品を発売するなど矢継ぎ早
  に話題性を提供する一方、これ以上の商品はないという自信作は意地
  でも刷新をしないこだわりを貫き、女性の心をつかんできた。

           とのこと。それで、↓↓↓

  ────── ∞ ────── ∞ ────── ∞ ───────

  ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
  ⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!


 ●97年に誕生したという化粧品ブランド「RMK」。ファッション
  雑誌「ヴォーグ」の表紙モデルのメークなどで有名なRUMIKO
  さんの名前からとったブランド名のようです。


 ●この戦略だと、アーティストの活躍状況が商品の売れ具合に大きな
  影響を与えることでしょう。RUMIKOさんが第一線におられる
  間は売れ続けるはず。


 ●「消費が急速に冷え込んだ08年度も業績を伸ばした」のは、顧客が
  化粧品を気に入っていると同時に、RUMIKOさんを信奉してい
  るという人も少なからず顧客中に存在しているからだと思われます。


 ●また、このブランドは、RUMIKOさんを頂点として、その次に
  RUMIKOさんが認定したメーキャップアーティストが20人存在
  しています。ピラミッド構造的。


 ●彼らは「全国の売り場を飛び回って」メークサービスを施している
  ようです。この活動により顧客との結びつきを強めているのでしょ
  う。化粧品の良さもあるでしょうが、人的魅力もかなりのもの。


 ●「旗艦店」は全国100店舗の頂点。ここにはメーキャップアーティ
  ストが常駐しています。「予約のうえ5250円以上購入した顧客に無
  料でメークサービスをする」そうですから・・・


 ●顧客はその気になれば、いつでもメーキャップアーティストによる
  メークを受けられるということ。

  「あこがれの人に会える」

  という感覚に近いかもしれません。


 ●RMKは、「自信作は意地でも刷新しない」という姿勢を貫いて、
  商品面で女性の心をつかむと共に、「人」を前面に出すことで
  「つながる」魅力を上手に作っています。

  RMK AOYAMA
  ⇒ http://www.rmkrmk.com/aoyama/


 ●さて、あなたは、

  ・自社商品の魅力

  をどのように捉えていますか?


 ●商品に期待する中身は顧客によって異なります。商品そのものの効果
  を求めている場合もあれば、販売員に会えることが魅力、という場合
  もあるのです。

  何を「売り」にするとよいか、再度、考えてみてください。
  
 
 ───────────── 今日はここまで (^o^) ──────

 ■■■ちょっと一言

 時折、NHKの「爆笑問題の日本の教養 爆問学問」という番組を見る
 のですが、一昨日の回は考えさせられました。

 全盲ろう(目が見えず、耳が聞こえない)東大教授・福島智先生に、
 爆笑問題の太田光さんが、

 「スティービー・ワンダーやホーキンス博士を見ていると、我々と比べ
  てどちらが障害者かわからない。どっちなんだろう?(むしろ、我々
  の方が障害者ではないか、というような意味を含んだ感じで)」

 と言ったら、先生は、

 「どっちが障害者か? そんな甘いものじゃない」

 とバッサリ。9歳で失明、18歳で失聴した先生の言葉は重かったです。
 実際に苦しみぬいた人と、そうでない人の差がハッキリ出ていました。

 爆問学問 福島智先生の回はこちら(再放送もあります)
 ⇒ http://www.nhk.or.jp/bakumon/previous/20090609.html

 相手の感じている問題を頭の中だけで考え、口先で軽く「こうなんじゃ
 ない?」なんて言うのは、厳に戒めなければいけませんね。(#^.^#)

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