中小企業診断士の勉強部屋:DK KICKS、スケートボードの専用靴を街履き用に提案

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執筆者:中小企業診断士 濱本 克哉

 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 2009年5月13日 〓〓〓〓〓〓 

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 ◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 1576号 ◆◆◆

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      〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
       既存顧客はあなたの商品をどう使っているか。
         そこに売るべき客層のヒントがある。

      〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 ━━━━━━━━━━━━━ 2009年5月13日付日経MJより ━━━━
 □■□  本日の注目記事(19面)
 ■□■   1000種類以上、問い合わせ即応   DK KICKS 
 □■□      スケートボードの絵柄はサイトから排除
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 今日は、スケートボードの専用靴を街履き用に提案して成功している
 通販サイト、DK KICKS に関する記事です。

 ■扱うのは国内外の幅広いブランドで、種類は1000足以上に及ぶ。

 ■スケボーを強調すれば客層は10代後半から20代ばかりになるが、
  スニーカーとして売り込むことで、40代まで広がるという。

 ■サイトには目立つ位置に「ON AIR」という表示があり、文字が
  光っているときは佐藤店長がパソコンのそばにいて、問い合わせの
  メールにおよそ30分以内に返信できる状態であることを示す。

 ■サイズが大きければ、在庫で残っていて本当は売りたい靴だったとし
  ても「大きすぎるのでお薦めしません」と返信。

 ■2006年開設の通販サイトのほか、その1年後に横浜市内に開いた実店
  舗を運営する。

           とのこと。それで、↓↓↓

  ────── ∞ ────── ∞ ────── ∞ ───────

  ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
  ⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!


 ●スケートボードの専用靴? そういう靴があることすら知りませんで
  した。記事に「厚手の素材でできた、ストリート系ファッションに似
  合いそうなごついスニーカー」とあります。


 ●今、街を歩いても、スケートボードに乗っている人を見ることはあり
  ません。「スケボー専用靴」という面を強調して売ったら、ニッチも
  ニッチ、客層の絞り込み過ぎとなり、そんなに売れないでしょう。


 ●DK KICKS の店長で、同サイトを運営する12entertainmentの
  社長でもある佐藤大輔さん(27)は、

  ・スニーカーとして売る

  ことを選択しました。


 ●どういった経緯でスケボー専用靴を取り扱うようになったかは知る由
  もないのですが、佐藤さんがこの靴のファッション性に注目していた
  ことは間違いありません。


 ●スケボー専用靴をスケボー愛好家に売る、という単純な発想をせず、

  ・スケボー専用靴をスニーカー愛好家に売る

  戦略を採用したところに、この事例の面白さがあります。


 ●スニーカー愛好家の目には「商品の特徴がはっきりしたスニーカー」
  と映るでしょう。他との違いが鮮明な分、好き嫌いが分かれます。

  特にネットで売る際には、これが大事なのです。


 ●商品で引きつけることができたら、次は接客応対に注意しなければな
  りません。靴はサイズがメーカーごとに微妙に異なるので、「靴だけ
  はネットで買わない」という人も少なくないようです。


 ●佐藤さんは各メーカーのサイズの差を知り尽くしていることから、
  相談してくるお客が普段、何を履いているかを聞くことで、合うサイ
  ズを判断できるとのこと。

  また、独自の工夫で迅速なメール対応も行っています。この接客の質
  の高さが、ネットでの靴販売を成功させている要因でしょう。

  DK KICKS
  ⇒ http://www.dk-kicks.com/


 ●さて、あなたは、

  ・誰に買って欲しいか

  という戦略の根本を間違っていませんか?


 ●スケボー専用靴でも、そのファッション性にスポットライトを当てれ
  ばスニーカー愛好家に売れるのです。あなたの商品も、今と違う顧客
  にならもっと売れるかもしれません。

  それを発見するためには、既存顧客の使い方を観察することです。


 ───────────── 今日はここまで (^o^) ──────

 ■■■ちょっと一言

 おかげさまで、弊社は今月から5期目に入りました。

 脱サラし、独立してからは13年目。すでにサラリーマンだった12年間を
 上回っています。なんとか続いているところを見ると、私には経営コン
 サルタントという職種が向いているのでしょう。

 しかし、こんな不況は独立後の13年の中でも初めて。100年に1度なので
 すから当たり前ですが。何があるかわからない世の中、常に余裕ある
 経営を心がけないといけませんね。

 企業はもちろん、人間そのものが「環境適応業」。年をとればとるほど
 柳のような柔らかさを身につけていきたいものです。
  
 今朝の福岡は曇り。昨日よりは少し涼しそう。(#^.^#)

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